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  • 1人~4人
  • 60分前後
  • 13歳~
  • 2020年~

惑星Xの探索にんぞうさんのレビュー

443名
5名
0
2年弱前

理屈屋には堪らない宇宙×タギロン系ゲーム。

1人プレイでも面白いという触れ込みがありましたが、私は友人と4人プレイした感想を述べます。

まずこのゲームはちょっとずつ出てくるヒントを基に惑星Xを探すというものです。

惑星Xは通常は隠れており、ヒントをいくら開いても「惑星Xがここにあります」とダイレクトに出てくることはありません。

惑星Xが擬態している「真に空である区画」の中から惑星Xを探し出すことになります。

ここまでの説明で出た「惑星X」、「真に空である区画」などの単語が刺さった方、買ってください。

本当に面白いです。

初期のヒント数によりレベルが違いますが、アプリを使っていかに他のプレイヤーより早く惑星Xを見つけるかを競います。

そのヒントも「調査」「探査」と表現され、どの区画のどの種類の存在について調査するかを指定し、それもぼんやりとしたヒントしか出ないためある程度の運要素は否めません。

「〇〇から2区画以内にある」

「〇〇から3区画以内にはない」

「〇〇の正面の区画にはない」

「No.〇〇からNo.〇〇まで〇個ある」

とかそういったヒントなので、ピンポイントな表現ではないですが、ピン!とくるヒントにはなります。

上記のようなヒントを各プレイヤーが一定の法則に則った手番順で得ていき、いち早く見つけられた時の快感は言葉では言い表せません。

しかし、このゲームの蛇足のように感じる部分がそこからの「点数」です。

惑星Xをいち早く見つけたプレイヤーは10点もらえ、同じターンで見つけられれば最大で同点の10点もらえます。

その他にも見つけると点数になる存在があり、惑星Xを見つける前に各存在を見つけていられればその種類に応じた点数が追加されます。

つまり、惑星Xを見つけただけでは勝利にはならないということです。

私たちは面白すぎたのでこのゲームを3回連続でプレイしましたが、点数で負けた悔しさより惑星Xを先に見つけられた悔しさの方が勝ります。

逆に最終的に負けても、先に惑星Xを見つけた快感が強いため、負けても悔しくないのです。

いわゆる「試合に負けたが、勝負で勝った」という典型です。

ここについては好き好きではありますが、何をもって勝ちとするかは必ずしもルールに添う必要はないのかなと思いました。

タギロン、ヒットアンドブロウなどのゲームが好きな方はほぼ間違いなく好きかと思いますが、他プレイヤーとのインタラクションはそれらのゲームよりは少ないので、どちらかといえばある程度1人で答えに辿り着くようなゲームが好きな方にオススメです。

また先ほども述べましたが、アプリが必要なのでスマートフォンは必須です。

雰囲気、勝負内容、勝った時の気持ちよさなど、全てにおいて高評価なので、是非一度はプレイしていただきたい作品です。

それでは最後にこの言葉を皆様にお送りして締めたいと思います。

ー宇宙の基本的な規則の1つは、完全なものは無いということだ。完全は単に存在しない。不完全さが無ければ、あなたも私も存在していないだろう。

(スティーヴン・ホーキング/イギリスの理論物理学者)

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