マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 2人~5人
  • 40分前後
  • 10歳~
  • 2013年~

ポテトマンハンズさんのレビュー

309名
4名
0
6ヶ月前

遊ぶ前は「なんだこのゲーム?」と思い、購入し説明書を読んで「なんだこのゲーム?」と思い、遊んだ後は「なんだこのゲーム!」となったゲームです。

トリックテイキングの中でもマストフォローの逆をやらせるゲームは、このポテトマンが初めてでした。

それゆえに実際プレイするまでは何が面白いやらさっぱり分からずでしたが、ボードゲームに於いて説明書を読んで楽しさが分からないのは楽しいゲームの証拠!という持論を持ってる私からすれば非常に良い傾向でしたが、実際プレイしたらその予想をはるかに上回る面白さで驚愕しました。

まず4色しかない逆マストフォローのため、最後手番の場合は出す色が一択になります。

数字はフォロー条件がないとはいえ、これはかなりハラハラさせられる条件です。

通常のマストフォローの場合は初めに出されたカードの条件に従って考えればいいですが、ポテトマンの場合は徐々に選択肢が狭まっていくため、初めに考えていたプランが段々と崩れていく感覚を味わいます。

さらに、通常のトリックテイキングの場合はフォローできる色がなければ大概の場合勝てないことを条件になんでも出すことができます。

しかし、ポテトマンに至っては出せなければそこでラウンドが強制終了になるので、私の感覚を述べると、手札が少なくなるにつれて天井知らずでハラハラさせられること請け合いです。

これに点数の条件、ポテトマンとデビルポテトの特殊条件を加えるとドキドキと戦略が入り混じったとんでもなく高度なトリックテイキングをプレイすることになります。

ここまで言って「いや、全く分からん」と思ったそこのあなた、買ってください。

決して損はしません。

そもそもトリックテイキングに慣れてるぜ!って人ほどこのゲームの面白さ、バランスの緻密さが分かって楽しめるのではないかと思います。

最後まで分からないのは「何故ジャガイモなのか」ということくらいでしょう。

トリックテイキングをプレイしたことある、かじったことある人、そもそもカードゲームが好きな人、ポテトが好きな人、このどれかに当てはまるなら是非購入をご検討ください。

それでは最後に、この言葉を皆様にお送りして締めたいと思います。

ーDie dümmsten Bauern ernten die dicksten Kartoffeln.

(ドイツのことわざ/直訳は「一番マヌケな農夫が一番大きなジャガイモを収穫する」転じて「賢くても成功するとは限らない」)

この投稿に4名がナイス!しました
ナイス!
STEゲームズ
くま
びーている / btail
yas2600
ハンズ
ハンズ
シェアする
  • 132興味あり
  • 806経験あり
  • 152お気に入り
  • 416持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

ハンズさんの投稿

会員の新しい投稿