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  • 1人~4人
  • 30分~45分
  • 12歳~
  • 2019年~

ドクターラッシュ ~突貫ホスピタル~ レモネードさんのレビュー

145名
2名
0
1年以上前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

表情にメスを入れてしまう 愛情は投薬と思えてしまう 

解剖できない手術台じゃ 答えなんてさ わかりやしないよ!

 BY Ado 「心という名の不可解」


ということで、

お医者さんになって病院でドタバタしながら協力するゲームです。

友人たちと3人でプレイしました。


ルールを説明しますと

まず、院内を表したボードを6枚置きます。

これが全部合わせるとメチャクチャでかいです。

1枚目だけちょっと、離して置くので

会議用の横長の机いっぱいに広がりました。


ボードには各エリアがありまして

受付、検査する場所、倉庫的な場所、手術室、入院病棟と5つで、

各エリアには医者とナースを配置するマスがあります。


ようは、各エリアに医者やナースを配置して作業する

ワーカープレイスメント的なシステムなんだけど

その医者やナースのワーカーが砂時計になっていまして

一度配置したら、そのアクションの作業が終わっていても

砂時計が落ち切るまで、動かせないってことになってまして

1ラウンド4分間とゆう時間制限があります。


つまり、4分間の間に皆で協力して、

医者やナースをアッチャコッチャ動かして

その場所のアクションを実行し

訪れる患者を治していこうってゆう

リアルタイム協力アクションゲームってことなのです。


医者の砂時計は全員1個ずつ持ち、

これは自分で、自分しか動かせないのですが

ナースの砂時計は全部で4つあり、誰でも動かせます。


リアルタイムアクションなので

砂時計を置いた場所のアクションは、

実際に手を動かした作業になっています。

んで、タイマーを4分にセットしポチッとなで

全員、いっせいにスタート、手番なんかはなしです。


患者はカードになっていて

受付にナース1つを配置すると

患者カードの山(外来と入院2種類ある)から、

好きな組み合わせで1~3枚引いて受付に並べれます。

外来に最大6枚、入院患者の場所に最大6枚で

1ラウンドに最大で12人の患者を治療できるようになってます。


患者カードには、治療するために必要な資材(薬とか、注射とか)、

必要な検査(全部で4種類)、治療された時の評価点などが書かれていて、

カードの上に必要な資材を全て配置することで完治ってわけです。


で、外来の患者は入院が必要ないので

受付にある医者かナースどちらも置ける治療のマスに砂時計を配置して

薬とか、注射を倉庫から取って置いていく作業になります

(ちなみに1マス置けば、患者1人だけ治療できます)


薬は倉庫から取って置くだけなんですけど

注射器の場合、投薬が3種類ほどありまして(1つは血液)

その色と数を患者カードで確認して

同じ色と数を注射器の中に入れる作業があります。

チョイ面倒なんですけど、これくらいの作業は許容範囲かな。


問題なのは入院患者の方で

こちらはまず受付の医者の治療マスに配置して

入院病棟のベッド(厚紙で組み立てたモノ)の上に

のせる作業を行わなければなりません。


まあそれは簡単なんですが、その後、

入院患者にはたいてい4種類の検査のどれかのアイコンがあるので

今度は検査エリアの、対応した検査のマスに医者を配置し

その患者を検査する作業をしなくてはなりません。


これがまた面倒な作業で

生体検査なら、そこにある生体検査カードの山札の

一番上のアイコンと同じアイコンを

伏せられた8枚のトークンから見つけ出す作業だったり、


血液検査なら、血液検査カードに記載と同じ図になるように

血液検査ボード上の駒をピンセットを使用して並べ替えたりと

検査によって色んな異なる作業をしなくてはなりません。


ちなみに検査作業が終わっても

砂時計の砂が落ち切るまで医者は動かせませんが

患者はベッドごと動かすことができます。


検査が終わると、患者を入院病棟に戻し

その下に、その使用した検査カードを表面で配置します。


そしてそこに、治療の資材が書かれているので

入院病棟のマスにナースを配置して

その資材を倉庫から配置できれば、よーやく完治となります。


しかし、もっと面倒なのは、

時に、入院患者の治療の要素の中に手術が必要なモノがあり

そーなると、今度は手術室に配置しなくてはなりません。


手術室には医者のマスとナースのマスがあり、

ナースを配置すると、通常の薬とか注射をカード上に置けるのですが、

たいてい治療の要素の中に骨とか心臓とかの臓器も書かれているので、

それは医者を配置して、心臓駒とか骨駒を倉庫から配置します。


ただ、手術室では、

それらの作業を全てピンセットを使用して行わなくてはならず、

これがまた厄介だったりします。


特にピンセットで心臓をつかむのが意外に難しく

僕なんて手術中に、何回も、心臓をコロコロ弾いてしまって

手術が、手術が終わんねェーー!でした。


あと、倉庫にも医者やナースを配置できるマスがあり、

配置すると注射器とか、薬とか、臓器を一定数

ストックから持ってこれるのですが

こまめに補充しておかないと、すぐなくなっちゃいます。


4分たつと1ラウンドが終わり、患者が治ってるか確認します。

配置した全ての患者カードに描かれた検査とかがちゃんと実行され

その治療の要素が全てカードの上に正確に乗っていれば治ったことになり

記載の評価点が得られて病院を去ります

(一度並べられた患者は治療が終わっていても

このラウンド終了までは病院を去れません)


ここで、注意しなくてはならないのは

間違って置いてるだけでなく、

受付だけ済ませ何も要素がのっていない患者とかも

メディカルポイントとゆう数値を下げてしまうってことです。


このメディカルポイントが0になってしまえば

本来なら4ラウンド行うところ、

そこでゲームオーバーになってしまいます。


しかも、患者にはそれぞれ症状があり(軽症、重度、危篤)、

重いほど、沢山メディカルポイントが下がります。

危篤患者ならマイナス8点も下がります。

んでもって、それらの患者は次の症状にレベルが上がります。

ちなみに危篤患者は死んで病院を去ります。


だから、最大12枚も患者が見れるからといって

次から次へとガンガン患者カードを配置しちゃうと

全ての治療を終えることができず、

ドンドン、メディカルポイントが下がってしまうのです。

(治療が終わってない患者は病院に残り

次のラウンドも引き続き配置されたまま)


4ラウンド終了後、ゲームが終わります。

ゲームが始まる前に、

皆でゲーム目標カードの中から1枚選んで置くのですが、

そこに書かれた目標が達成されていたら、

(たいてい、決まった評価点の数値以上)

全員の勝利になります。


んで、実際のゲームでは、

とにかく最初はもうメチャクチャでした。


ルールが頭にちゃんと入ってるつもりでも(ルール自体は簡単)

タイムリミットで焦ってルールミスはするわ、

パニくって、何をやっていいのかわかんなくなるわ

テンヤワンヤ。


一応、ラウンドの最初に会議があり、

誰が何を担当するのか話し合っておくのですが、

いざ、4分間がスタートすると、全員ワヤクチャ


一番優しい達成目標にして、

しかも院内感染とゆうルールを排除したにも関わらず

(ルールに初心者なら排除してもいいかもと記載)

2ラウンド目に死亡者続出でゲームオーバー


全員ヘトヘトで

高速でよーわからん作業したって感覚

当然、ゲームを楽しむ余裕なんかなくって、

「これ、無理やん」「クソゲーやん」となっちゃいました。


でも悔しいので、すぐに再戦。

すると、おかしなもんで、一回ゲームを経験したからか、

なんかコツをちょっとつかんだ感じになりまして。

なんてゆーか、全員、ルールが体で理解できたみたいな感じ。


なので、もしこーゆうゲームが初めての方には

一旦、みんなで、

お試しプレイしてみることを強くおススメしておきます。


1~2回まわせば、ルールが染み込み、

時間に焦らずに、自分が何をやっているのか自覚でき、

作業しながら

次何をすればいいのか考えれる余裕がうまれます。


コツをつかんでからは、よーやく、このゲームが楽しくなってきました。

「緑の薬がないわ」「りょうかーい」

「検査終わった。あと治療よろしく」「はいはいーい」

「一人治った、入院患者1人、受付してえーで」「よっしゃー」

「心臓補充したでー」「わかった、手術続けるわ」

などの言葉が飛び交い、


スピードを重視しつつも、焦る気持ちを抑え

相手が何をしてるか確認する余裕まではないけど

ちゃんと自分の要望が速攻で処理されていたら、

お互い全面的に信頼しあってる感が生まれ、

プレイしてる4分間がなんか楽しィーー


例えていうなら

昔、バイトで飲食店の厨房で働いていたんですけど

ピーク時の目が回るほど忙しい中

バイト仲間で協力して自分の作業に集中しつつ

時に連携し、時には状況を見て補助したりして、

厨房内をまわす作業がなんか一体感があって

仕事なのに楽しいって思えちゃう、あの感覚に似てるかなー


だから、ラウンドが終わり、評価点が上がる毎に

次のラウンドはもう少しうまくやろうって気分になってきます。


ちなみに僕が入院病棟と手術の治療担当

友人Aが補充と受付担当で、手があけば他の部門に助っ人

友人Bが外来患者の治療と検査担当って布陣でプレイしました。


布陣に関しては、

このフォーメーションが絶対ってのはないので、

アクションの得意不得意とか見つつ

ラウンド毎に変えてみてもいーかもしれません。


プレイするとわかるのですが、

外来患者は圧倒的に治療しやすく

外来患者を毎ラウンド6人ずつ処理するだけで

やさしい難易度の目標は達成できるようになってます。


逆に入院患者は

治療工程が検査、手術、治療と複雑で時間がかかります。

でも、入院患者の評価点は高く、

彼らを1ラウンド6人中、何人治せるかで

より高い難易度を達成できるかの鍵になってきます。


もし入院患者重視ていくなら、フォーメーションも入院病棟側に

2人くらいつく形にしたほうがいいかもしれません。


とにかく

そんなこんなでプレイ中は夢中になるゲームなので

思わぬアクシデントも起こったりします。


4分間の激しい戦い後に友人の1人が

「見て見て、コワッ」っていうので

彼が指さす方を見てみたら


病棟のベッドに患者がいないのに

注射器2本と輸液パックだけがのっかっていました。


「なにこれ、病院ホラーやん」

「赤いナースコール はじまった?」


誰がやったのか、全員、夢中過ぎてわかんないってのが

なんかおかしくって皆でハラ抱えて笑ったりして

ごめん、このゲーム、おもろいやん。


ということで、

たった4分間の作業を4回だけやるゲームですが

意外にも、楽しいゲームしたなーってゆう充実感もありました

超忙しいお医者さんを体験をしたい方はレッツプレイ!

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