レイル・パスatcktさんのレビュー

へー、列車ゲームかー、って思った人は騙されています。これはリアルタイム協力アクションゲームです。全員でスコア１００を目指します。

▼ゲームの概要

最初にプレイ人数に応じた街を作ります。
ボードは各自が担当しますが、2枚担当するプレイヤーも出ます。

セットアップとして、各ボードにキューブと列車、そして列車に運転士（ポーンみたいなあれ）を差し込みます。

さらに、ホテルエリアに運転士を１つだけ置いておきます。

ゲームの目的は、他の場所に散らばっておかれているキューブを自分のところに持ってきて、積み下ろしすることです。

さて、このゲームは「リアルタイム」ゲームで、10分で終わります。
その10分の間に機関車をやり取りして、キューブを集めます。

最もキューブの少ない都市２つが得点計算に使われますので、平均してキューブを集めていかないといけません。

では、プレイヤーはなにができるのか？　といえば、両手を使えます。

都市通しはあらかじめ決められた接続をしており、列車を受け渡しできる都市同士が決まっています。
それらのプレイヤー同士で手渡して列車を受け渡しできます。この時、列車を下に落としてはいけません。落とすと列車がクラッシュして事故となり、ペナルティ（減点）になっていしまいます。

では、どうやったら下せるか、といえば、都市ボードにある停車場に列車を置くことができれば下せます。

この時、空いた手で元々あった列車を持ち上げていても構いません。

こうして移動させていくのですが、途中にトンネルや陸橋があります。
それらはもちろん通さなければいけませんし、落としてもいけません。

列車も2種類あり、手元のボードには停車位置は2か所しかありません。

さらに、運転士は「隣駅」までしかいけません。それ以上行くと過労で死にます（ぇ　ペナルティポイントに変わります。

こうして、時間がたったら、移動できていない都市のキューブを数え、得点計算をします。

▼プレイの感想

箱自体はちょいちょい見るな、と思っていたゲームです。
イラスト的に中菱級の列車ゲームかと思ったら、全くそんなことはなく、コンポーネントが超豪華なリアルタイムゲームでした。

ルールの運用が若干わかりにくい点がありますが、それらをしっかりやると、おもちゃで遊ぶ大人、みたいな感じで楽しめると思います。

いずれにせよ、本当に写真映えの良いゲームなので、見かけたら遊んで写真を撮るといいと思います。