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  • 1人~4人
  • 60分~120分
  • 14歳~
  • 2025年~

オルロイ:プラハの天文時計切り餅さんのレビュー

20名
1名
0
約1時間前

目安時間90分のワイアームスパン6回程度経験からの 重ゲー初挑戦、初回インスト2時間、プレイ初回5時間。デザインにかなり寄ったテイストのルールブックで文面が読みづらかった。

プラスチック軸や木駒を軸とさせて回転させる多層レイアウトが兎に角良かったです。時計塔の丈夫にしつらえられた歯車の方は固定したまま箱に収まりましたので、とても快適です。



【プレイ環境】 『ワイアームスパン』経験からの、重量級ゲーム初挑戦

プレイ人数:2人(本ゲームともに初プレイ)

初回: インスト2時間 / プレイ5時間(93点 vs 70点)

2回目: プレイ4時間(132点 vs 150点)※同卓者で分担設置の協力、説明は割愛(体感20分程度に短縮)


【総合評価:8 / 10点】 ゲームそのものの独創的なギミックやコンポーネントの魅力だけであれば「9点」を付けたいクオリティですが、ルールブックの仕様によるマイナス負荷が大きく、総合点はこの点数に落ち着きました。


【良かった点(コンポーネント)】 ボードに穴が開けられており、木駒を軸にして複数のホイールを回転させる多層レイアウトのギミックがとにかく素晴らしく、非常に気に入りました。 ラウンドボードが3タイプ(+ソロ専用1つ)、個人ボードが4パターン(両面仕様)とバリエーションも豊富です。個人ボードの背面にはプレイヤーカラーの指定がないため、裏返してランダム要素として楽しむのも面白そうだと感じました(今回は2回ともデフォルトのシート面でプレイ)。



【苦労した点(ルールブックについて)】 デザイン重視のテイストのためか、全体的に文章の可読性と構成に難があります。翻訳の問題というよりは、原語版の時点での設計不足という印象です。

特に苦痛だったのが、冒頭のパーツ一覧には部分的な記載しかなくエリアの固有名詞が含まれていないのに、15ページにわたるゲーム進行説明の文中で突然、定義されていない固有名詞らしき単語が飛び交う点です。

本作は「折りたたみの大型ボード」の上に、「時計塔上部の十二使徒エリア」や「文字盤の多重レイヤーボード」を重ねて設置する立体的な構造になっています。しかしマニュアル内では、この土台となる大型ボード単体のみを「メインボード」と指しているため、説明文で突然「メインボードの指定のスペースに配置する」と指示されても、「一体どのボードの、どこの階層のスペースを指しているのか」が非常に分かりづらい状態になっています。

他にも、ボード上の「十二宮と月のエリア」を指すと思われる場面で、事前説明が一切ないまま進行説明で突然「暦表」という専門的な単語が出てきたり(現代では馴染みの薄い表現であり、天文学などの背景知識がなければエリアの推測すら困難です)、明確な区切りがないまま「各製作エリア」という表現が使われたりします。

また、全編にわたる過剰な図解も可読性を極端に下げています。解説に使われているボードの図が「インスト完了後(すべてのコンポーネントが配置された状態)」をベースに作られているため、誌面の要素が重なり合って肝心の配置場所が隠れてしまっています。何も設置されていない状態のボード図に対して、シンプルに丸数字だけで初期位置が表現されていれば一目で理解できたはずですが、このビジュアルの情報過多のせいで、ルール記述と全体写真を何度も見比べながら手探りで探すセットアップ作業はかなり大変でした。

【総評】 構造自体は一度遊んでしまえば綺麗に頭に入るため、エリア毎に仕分けておくことで、 2回目は同卓者で設置協力し、説明は割愛することで体感20分程度にまで短縮できました。見通しが良くなった2回目は点数が跳ね上がり、お互いにルートを模索する非常にハイレベルなパズルを楽しめました。 

なお、同卓者は私より少し評価が低そうなリアクションでした。理由は「メインテーマである時計修復を行った際の、得点面の見返り(リターン)が低いこと」に起因していそうです。このあたりの得点効率のバランスに対する好悪が、世間の平均評価(6.5点)に繋がっているのかもしれません。

ですが、最初の「マニュアルを読み解くハードルの高さ」を乗り越える価値は十分にあります。コンポーネントのギミックやゲームとしてのパズル的ポテンシャルは間違いなく本物で、とても魅力的な一作です。

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おーちゃん
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勇者
切り餅
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