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  • 3人~5人
  • 45分前後
  • 10歳~
  • 1992年~

モダンアート珈琲飲んべぇさんのレビュー

714名
6名
0
約4年前

100回以上プレイした。ここでは説明というより、このボードゲームに惹かれたワケをぜひ語りたい。

例えばプレイヤー4人とすれば、最初の全体所持金は合計40万コイン(ラウンドを進めると増加)だが、要はそれの取り合いのゲームである。なので、そのラウンドで相手に負けても、最終的に自身の懐にがっぽりとドルが転がっていれば勝ちなのだ(まるでポーカーの如く)。逆に最終ラウンドでは大きいおカネがドッカンドッカン飛び交うので、そこで判断ミスすると勝利は遠ざかる、容赦ないのだ。しかし、そこに至るまでには幾多もの判断と決断の連続を迫られ、プレイヤーに心地よい疲労感を感じさせてくれる。まず相手が出したカードを買うか買わないか。そのカードの人気(価格)はどれほどか。他プレイヤーはどれほど儲けているか。他プレイヤーの特定の画家に対する強気・弱気はどうか。特定の画家のコントロール権は自身にあるか……など判断と決断には常に相手の(への)影響が付きまとう。その濃いインタラクションが非常に楽しいのだ! ああ楽しい……!

↓個人的なカード評価↓

公開:花形。オークションが過熱しやすく、高く売りたいならコレ。価格に不満ならこちらからも吊り上げられる。逆に高値になっていないうちは温存したいカード。

指値:自分が推したい画家カードを、隣の相手に渡して協力関係を作るのに使ってる。格安を言って相手に有無をいわさないことも可。次のプレイヤーに渡せればそのプレイヤーもその画家を推し始める、という算段。

一声:同作者の『メディチ』方式。指値同様、隣相手に渡すカード。指値より高値になりやすい。でもたまに上手くいかないため、相手の動向をよく見よう。また、バイヤーの時には自分の隣に高く買わせるプレッシャーを与えられる。

ダブル:売る機会1回増やす券。これがあるかないかで方針が決まる。あればその画家を高価にしていこう。ないと結構キツいが何とかなる日もあるっちゃある(相手への値段吊り上げ作戦等でカバー)。

ちなみにこちらの卓では、時間が限られるためプレイ人数3人~4人では、バリアントルールの「NPC」を加えている。これがあると運の要素がさらに加わり、時間短縮にもなるので、時間に追われている方や初心者にもオススメのバリアントルール。

毎回手札の構成も違うので、毎回違うゲーム展開を楽しめる。

そう、ボードゲーム界の歴史に刻まれるべき「競り」のボードゲームのマスターピースと言っても過言ではない。

クニツィア博士はとんでもないものを生み出してきました、そう「モダンアート」です!

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chiyomaru1623
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AC T.T
カツオ
Nobuaki Katou
皇帝
珈琲飲んべぇ
珈琲飲んべぇ
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