マイス＆ミスティクス午後くまさんのレビュー

ミニチュアげー

単独プレイヤーです。マイス＆ミスティクス日本語版、ざっくりストーリーにそってミニチュアを動かして敵と戦ったりしつつノルマクリアを目指すゲームです。プレイヤーはネズミになり、害虫などなど相手にします。魔女に国を乗っ取られた王子がねずみになり立ち向かうという、予想外に割と重めのストーリー設定だったりした。現時点で１０年くらい前の作品で古臭い雰囲気はありますが、気になっていたので入手しました流れです。

　初期マップ。途中でタイルを裏返したり仕掛けなどがあります。シナリオに沿って１１章程度のボリュームがあるようです。軽くプレイした程度なので何となくですが、１章ごとのストーリーが結構長く、難易度もなかなかではないかと思います。簡単すぎてもつまらないですが、難しすぎても続かないという事もありますが、ラストまで何とかプレイしたいと思います。説明不足な部分もあって、解説書だけではルールの把握は難しい方もいるのではないでしょうか。なんとなくでもプレイしていくと徐々に把握できるのでとりあえず進めていくことが大事なのかも。

　

　ミニチュアはペイントしました。主人公がねずみで、敵もねずみとか虫。感情移入はむずかしい類の設定であります。ファンタジーのわりにリアルな虫とかのデザインで苦手な方はプレイ欲をそがれるのでは、もっとポップな感じにしても良かったのでは無いかと余計な心配をしてしまうレベルでリアル。

　移動、戦闘、探索を繰り返してノルマクリアを目指します。戦闘は専用の特殊ダイスにより結果が変わります。チーズ目がでるとチーズがもらえ、成長やスキルコストになります。説明むずかしいですが、敵チーズがふえるとターンが短くなり敵増援があったりと意外に複雑なシステムとなっているようです。

　武器や魔法カード。結構いろいろあって、個人的にすきなチーズゴーレムの巻物。呪文はしっかりとポージング、恥を捨てて唱える事が重要になります。魔法とか魔女とかファンタジーにありがちな王道アイテムや呪文などが盛り沢山。

　石畳がマスになっていたりする。移動マスが分かりづらいマップもあるのですが、リアルな感じは出ていて良き雰囲気を演出してくれる。道中はとにかくダイス運に左右される部分が大きいので、ざっくりの戦術で挑んでも何とかなるケースも多いかも。キャラクターが減ると一気に制圧されやすいので助け合いが重要です。

　ゲームマスターの要らない、ひとりから遊べるミニチュアゲーム。コテコテの王道ファンタジーが好きな人には刺さります。難易度は高めでボリューム感満点のため気軽に始められない縛りがあります、複数人でのプレイは時間しっかりと確保しましょう！果たして王国を取り戻しハッピーエンドを迎える事が出来るまでどの位の年月が掛かるだろうか。