- 3人~4人
- 15分~20分
- 10歳~
- 2018年~
回る遺跡外さんのルール/インスト
おはなし
“《過去の平原》にて発見された太古の遺跡から宝石を回収せよ。報酬は一番多くの宝石を集めてきた者に授ける”との依頼を受けた探検家たち。報酬の渡し方に納得が行かないものの、一流の探検家として負けるわけにはいきません。誰よりも宝石を集め、凄腕探検家の称号を我がものとしましょう。
概要
アクションカードを使用して丸いボード上のハンターコマを移動させ、たくさんの宝石コマを集めるゲームです。集めた宝石コマの総価値がほかのプレイヤーの誰よりも高くなれば勝利となります。
ボードには2種類の宝石を得られるマスと、ボードを回転させるマスがあります。ハンターコマで回転マスを踏み、上手くボードを回して宝石コマを集めましょう。
内容物
説明書 (1冊)
アクションカード (24枚 : 背面が赤・青・緑・黄の各色6枚ずつ)
宝石コマ (72個, 紫色 : 52個, 透明 : 20個)
台座ボード (1枚 : 四角のボード)
円形ボード (3枚 : 大・中・小が各1枚)
ハンターコマ (4個 : 赤・青・緑・黄が1個ずつ)
スタートマーカー (1個 : 橙色の円形の木コマ)
宝石コマの種類
宝石コマには紫色のアメジストと透明なダイヤモンドの2種類があります。
ダイヤモンドの価値はアメジスト2個分です。
ボードの説明
ゲームで遊ぶ時、ボードは台座ボードと円形ボードを組み合わせて使います。
台座ボードの真ん中の木製軸に、円形ボードを大→中→小の順で重ねます。
各円形ボードの初期の向きを上の図のようにして完成です。
ボード上の十字線
ボードには濃い茶色の十字線が描いてあります。これはボードの回転時の目印です。
ボードを回転させるときは、この十字線が繋がるようにしてください。
マスの説明
枠で囲まれた区画をマスと呼びます。マスの種類は上図を参照して下さい。
ゲーム中、1マスに複数のハンターコマが同時に存在しても問題ありません。
アクションカードの説明
アクションカードの裏面は赤・青・緑・黄の4種類があります。
色はプレイヤーを見分けるためのものです。遊ぶ際は自由に色を選びましょう。
アクションカードの表面には2色のハンターのアクションアイコンが描いてあります。
そのうち1色は裏面の色と同じです。
アクションアイコンは対応するハンターコマを、今いるマスに隣接している上か下のマスへ移動させることを示しています。1枚のアクションカードには2つのアクションが書かれているため、2回のアクションができることになります。2つのアクションはどちらを先に実行しても問題ありません。一方のアクションを実行したら、それを解決してからもう一方を実行解決します。
例)
上図の左がアクションカード(赤)の裏面、右が表面になります。
この表面には赤と青のハンターコマを移動させるアクションが描いてあります。
アクションの実行順は[赤→青]または[青→赤]のどちらでも構いません。
隣接している上か下のマスへの移動例は下図になります。
以下の移動はできません。
横に隣接しているマスへの移動
円形ボード(小)にいるとき、木製軸を挟んで向かい側への移動
円形ボード(大)にいるとき、円形ボード外への移動
ゲームの準備
- ボードを組み立てます。ボードの説明の項を参照してください。
アクションカードを裏面の色ごとに分け、プレイヤーへ配ります。各プレイヤーはアクションカードが6枚あるか確認してください。
自分の色のハンターコマをハンターマスに置きます。
宝石マスに、そこへ書いてある種類と個数の宝石コマを置きます。残った分はあまりとして手の届くところに置いておきます。
スタートプレイヤーを決めましょう。決めたら、スタートプレイヤーはスタートマーカーを受け取ります。
円形ボード(小)のダイヤモンドの宝石マスが、スタートプレイヤーの担当する色のハンターマスの方向を向くようにします。
準備ができました!
ゲームの準備6の例)赤ハンターがスタートプレイヤーの場合
ゲームの進行
- プレイヤー全員がアクションカードを1枚選びます。
全員が選んだら、一斉に表向きで前に出します。
全員のアクションカードに書かれたアクションアイコンの色を数え、一番多い色のハンターを担当するプレイヤーから順に時計回りでアクションカードの内容を実行します。
プレイヤー全員がアクションカードの処理を終えたら1ラウンド終了です。スタートマーカーを、最初に実行した人へ渡します。
以上のことを4ラウンド行います。
実行したアクションカードは、裏向きにして実行済みであることがわかるようにしておきます。それらは以降のラウンドで使えません。
ゲームの進行の3で複数の色が最多で同数だった場合、同数のハンターのうち、スタートマーカーを持っているプレイヤーから一番遠い人から順に処理します。
ゲームの進行の3の例)
宝石の獲得
アクションカードによってハンターコマが宝石コマのあるマスへと移動すると、そのカードに描かれている色のハンターを担当するプレイヤー2人がそれぞれ同数の宝石コマを得ます。1人はハンターが移動した宝石マスから、もう1人はあまりから手元に宝石コマを持ってきて下さい。なお、得た宝石は他のプレイヤーから見えないようにしてください。
例1)
赤プレイヤーが赤と青のハンターを動かすアクションカードで、アメジストが1つある宝石マスへ赤ハンターコマを移動させました。このとき、赤プレイヤーは宝石マスから1つ、青プレイヤーはあまりから1つ、アメジストを得ます。
例2)
緑プレイヤーが緑と黄のハンターを動かすアクションカードで、ダイヤモンドが2つある宝石マスへ黄ハンターコマを移動させました。このとき、緑プレイヤーは宝石マスから2つ、黄プレイヤーはあまりから2つ、ダイヤモンドを得ます。
ボードの回転
アクションカードによってハンターコマが回転マスへ移動すると、ボードの回転が発生します。ハンターコマを回転マスへ移動させたプレイヤーがボードを回転させます。回転は次の手順で行います。
- 回転するボードを大・中・小から1つ選びます。
選んだボードを時計回りまたは反時計回りに90度回転させます。ボードの濃い茶色の十字線を目印として繋がるように回して下さい。
回転させるボードは自由に選んで下さい。回転させる向きも、時計回り・反時計回りのうち好きな方を選んで下さい。
宝石の補充
2ラウンドが終了したら、宝石コマの補充を行います。宝石マスごとに、そこへ書いてある種類と個数の宝石コマをあまりから補充します。補充は宝石マスに宝石コマが残っていてもいなくても行います。次の手順に沿って補充を行ってください。
- 宝石コマが残っているマスへ補充します。
宝石コマが無く、ハンターがいないマスへ補充します。
宝石マスにハンターコマがいる場合、代わりに対応する色のハンターマスへ宝石コマを補充します。そのハンターマスにも他のハンターコマがいる場合、そこへの補充は行いません。
宝石マス上に複数のハンターコマがいる場合は、それぞれの対応する色のハンターマスへ宝石を補充して下さい。これによりゲーム中宝石が足りなくなる可能性がありますが、他のもので代用をお願い致します。
ゲームの終了
4ラウンドが終わるとゲームは終了です。
各プレイヤーはアメジストとダイヤモンドを数え、総価値を計算します。ダイヤモンドはアメジスト2個分です。
総価値の一番高いプレイヤーが一番の凄腕探検家です。もし総価値の同じプレイヤーが複数いる場合は、凄腕探検家の称号を分かち合いましょう。
3人プレイの時
誰も担当しない色のハンターが1人いますが、ルールに変更はありません。
ゲームの準備時、誰も担当しない色のハンターもハンターマスへ置いてゲームを開始します。以降、4人プレイ時と同じように進行します。
誰も担当しない色のハンターが宝石を得た場合、4人プレイ時と同じようにその色のハンターへ宝石を渡す処理をして下さい。つまり、誰も担当しない色のハンターも、プレイヤーと同じ扱いになります。その結果、誰も担当しない色のハンターが勝利する可能性もあります。
制作:ハコニワ観光局
ゲームデザイン : 外 @sotoattanito
アートワーク : はっしゅろっく @hashedrock
協力 : 3100, dg, dnaga392(敬称略)
テストプレイいただいた皆様
カード印刷 : 株式会社ポプルス様
使用フォント : ほのかフォント様 - ほのかアンティーク角
説明書背景 : Paper-co様 - 日焼けした紙のテクスチャ素材
ご連絡先 : hakoniwatourism@gmail.com
カードサイズ : 54 mm × 86mm
- 6興味あり
- 17経験あり
- 3お気に入り
- 11持ってる
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