言いまちがい人狼盗鏡士さんのレビュー

対面の楽しさを実感するボードゲーム 。

※このレビューを投稿した時期はちょうどコロナという流行り病が落ち着き、規制が解除され始めた頃になります。

簡単にルール説明します。※第三陣営は割愛

人狼と名がついているので察する人はいると思いますが人間陣営と人狼陣営がいます。

やることはいたってシンプルで、「せーの」でカードに書かれた合言葉を言う。だけです。

ただし人狼役職だけ人間とは異なる合言葉を言わないといけません。

人間陣営は人狼を探すために聞き耳を立てる必要があります。

人狼は人間側の合言葉に聞こえるようにうまく寄せて発言するとよいでしょう。

議論タイムを経て、一斉指差しで最多得票者を決めます。

最多得票者（同率の場合は該当者全て）は役職をオープンし、その中に人狼がいれば、人間陣営の勝利です！

ここから感想です===========

合言葉見た時は、こんなんすぐ聞き分けできるよ、と思うんです。

男6〜7人で数回やりましたが、全然誰が人狼か分からないです。（声質が似てるからというのはありそう）

文字数が違うなどわかりやすそうなお題でやっと聞き分けられる感じでした。

個人的にはマスクしてると聞こえづらい笑。対面で近距離でワイワイやれる状況が良いと思います。

また、男女や声に特徴がある場合や、お互いの距離が異なる状況では、ゲームの展開が異なると考えられるので、だいぶプレイヤーと場所に左右されるゲームだと思います。

□役職について※第三陣営はまだやってないです。

裏切り者という、人間の合言葉を発するけど、人狼陣営の役職。この人がキーパーソンです。人狼が分かった場合は、人間側の合言葉を言ってたとカバーし、分からない場合は自分に票が集まるように注目を集める必要があります。

長老という、合言葉を聞く専門の役職があります。この人がいると人間側がだいぶ有利です。

□ルールについて

役確認→合言葉言う→議論→投票→開示の流れですが、議論内容がほぼ"聞こえたかどうか"ぐらいで〇〇さんだ！とはあまりならなかったので、ほぼ当てずっぽうでした。

個人ルールですが、"合言葉言う→議論"のセットを数回やると面白かったです。人狼は段々上手くなるし、裏切り者はフォローするチャンスが増えますが、結構情報が落ちるので、投票の当てずっぽう率が下がりました。

また、最多得票者は全員公開になるので、票合わせ可能にすると人狼陣営がきついです。投票先の宣言は無しにしたほうが面白いと思います。（一斉投票はそもそもそういうシステムでしょ。と言う方は読み飛ばして下さい）

長くなりましたが、対面だからこそ盛り上がるゲームだと思います。色んな人とやってみたくなるゲームです。短時間でささっとできるので、スキマ時間とか重ゲーの合間とかにやるといいです。

持ち運びに便利なサイズなので、携帯するのもアリ？