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  • 3人~5人
  • 15分~20分
  • 8歳~
  • 2016年~

ハントダウンdrillさんのレビュー

753名
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約7年前

【まえがき】
ドイツのメーカー「Spiellabor」社が2007年に発売した軽量級ゲームで、過去に国内でも流通していました。
昨年2016年に国内メーカーが、テーマを変えずにそのまま日本語版として再販しています。
ゲームは狩りに必要な武器を手札から伏せて出し、一斉公開で狩りの成否を決定する準協力型ゲームですが、狩りに失敗したときのみ獲物を独り占めする裏切り行為があるのが特徴です。

【ルールの簡単な説明】
※わざと省略して書いてます。

このゲームは獲物カードと武器カード、得られる報酬を表したチップで構成されています。
獲物カードは6種2枚ずつで、弱い獲物もいれば強い獲物もいます。
武器カードは槍、斧、松明、棍棒と4種類あり、それぞれの武器ごとに枚数は異なります。
そしてチップは肉、毛皮、角/牙、頭蓋骨の4種類となっています。

ゲームは1ラウンドに獲物1匹で、12ラウンド行います。
各ラウンドでは、
1)獲物カードを1枚公開
2)手札から、この獲物を狩るために必要な武器カードを裏向きで出す。
  プレイ人数で一度に出せる枚数は異なり、また裏切りを隠すためにわざと有効でない武器カードも出すことができます。
3)全員カードを出したら、一斉公開
4)獲物カードに必要な武器と数が、プレイヤーたちが出したカードで全て揃っていれば狩りは成功
5)足りないければ、狩りは失敗
6)報酬を得る

この手順で進めていきます。
狩りが成功した場合は、武器を出していた数が最も多い人から順番に報酬であるチップを取ります。
狩りが失敗した場合は、棍棒を出していた数が最も多い人だけが頭蓋骨を得て、他のプレイヤーからチップ1枚を奪います。

これを繰り返して12ラウンドが終わった後に得点計算を行い、最も点数が高い人が勝利者となります。

【感想】
1回プレイしました。
一度プレイすれば、ルールはすんなり覚えられます。ただし、例のところにしか書かれていないルールがありますので、ルールブックは全ページよく読んでください

ゲーム自体は裏切りもある協力ゲーム、しかし最後は得た報酬の数を争うことになりますので、協力しつつも他のプレイヤーより報酬が上回ることを目指さなければなりません。
得点は報酬の数以外に、4色揃えたボーナスと各色ごとに単独最多数を持っていることでもボーナスを得られるため、これらのボーナスも無視することはできません。
さらに頭蓋骨を表すチップは狩りが失敗して、しかも棍棒を最も多く出していないと得ることができません。そしてこの報酬もボーナスに関係しますので、どこかで仲間を裏切って獲得を目指さなければなりません(必須というわけではないので、単純に報酬最多を目指してもよいのですが)。

戦略・戦術性はあまりありません。単純に考えれば、狩りが成功しそうなときは武器カードをできる限り出し、狩りが失敗しそうなときは棍棒をできる限り出すだけです。
もちろん手札の構成にもよりますので、毎回全力で狩りができるわけではありません。報酬が少ない獲物のときは、極力カードを出さずにため込むことも必要でしょう。
取れる行動も限定されているため、戦略・戦術を考えるよりも他のプレイヤーの動向を見て、適切な行動を判断するゲームでしょう。
他のプレイヤーがカードを多く出しているのであれば、あえて出さずに次回のために温存しておくとか、裏切るために棍棒をできる限りため込んでおくとか、その時その時で考えることになるでしょう。

それ以外にも、武器カードの枚数は種類によって異なる(つまり貴重な武器や簡単に手に入る武器があるということ)、獲物によって必須の武器もあれば不要な武器もある(狩りに必須の武器はそれだけ貴重である)、得られる報酬のチップはそれぞれ枚数が異なる(数が少ない報酬はそれだけ貴重、入手できる数や機会も少ないということ、つまり得やすい報酬と得にくい報酬があるということ)、これらの点も考慮すべき点です。

個人的には、ルールが簡単、軽くてすぐに始められて短い時間で遊べる、それなりに考えるところもあるということから、お勧めしたいゲームだと思います。

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仙人
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