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  • 1人~4人
  • 60分~120分
  • 14歳~
  • 2013年~

世界的大御所chacoさんのレビュー

66名
1名
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1年以上前
 寄付金を集めるためのものであったクラウドファンディングが、見返りを求める投資型へと移行したのは2000年代のことですが、『Golobal Mogul』は1990年代のヴェンチャーキャピタル市場における世界規模の投資ファンドをテーマにしたゲームです。残念ながら、1991〜93年のバブル崩壊に始まり、1998年10月に日経平均の最安値を更新した日本とは異なり、1991年3月から1999年10月まで景気拡大が続いていたアメリカ人の体験でデザインされているため(ルールブックの前書きによると、湯水の如く投資マネーが湧いてくる時代だそうです)、日本人には違和感しか感じられません。それでも、32の国と地域が登場している市場カードの中で、最も影響力を及ぼしているプレイヤーに5VPが与えられるのはアメリカ、中国、日本の3ヶ国しかありませんから、現在の日本よりも1990年代の方がましだったのかなと言う気にさせます。ゲームを簡単にするため、登場する資源は肉体労働者、事務労働者、木材、石油、科学技術、金塊の6つしか無くて、それらの意味するところが不明瞭です。例えば、新規鉱山の開発や、ネットワークセキュリティーに関する契約で、どちらも金塊が必要となるのですが、これは資金提供が必要と言うことなのでしょうか。また、病院や大型船の新規建造に関する契約では、木材と石油を消費するわけですが、言葉通りの意味では無く、複数の原材料が必要なことを表しているだけのようにも思えます。プレイヤーが実行できるアクションは10種類ですが、いずれも1ラウンド中に一度しか選択できません。しかも、ゲーム開始時点で使用可能なアクションディスクは3枚しか無いのですが、他人の選択肢を奪うことはできないので、プレイヤーに戦略眼が要求されるビジネスゲームです。
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山本 右近
chaco
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