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  • 2人~4人
  • 5分~20分
  • 12歳~
  • 2020年~

フタゴラじむやさんのレビュー

251名
5名
0
11ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

固定デッキを7ラウンドで強化、最終ラウンドで勝利して「宝」をゲットしたら勝利という、下準備しっかりやって勝つ確率上げてくカードゲーム。

作者さんの「ライリウム」「Trick pages」が大変ツボでして、こちらも機会があったので入手。運要素はかなり強めですが楽しめました。2人~4人プレイとなっていますが、2人プレイでのご紹介です。

概要

ジャンルとしてはデッキ構築・圧縮&数字比べみたいな感じ。

ラウンドは7ラウンドのデッキ強化を経て決勝の計8ラウンド。

勝利条件:決勝で初めて出てくる「宝」カードを獲得する


コンポーネント

何か元はゲームマーケットでかなり安価で販売されていたようで、ケースは100均の名刺ケースで、カードとプレイヤー4人分のトークン(カラータイル)、取説の構成。

タイトル&サマリー(1枚)。流れが確認できます。宝カードは勝利条件。これをとれれば経過がどうあれ勝利。

初期デッキ(7枚×4人分)は共通。銀貨は「ころん。」で金貨が「ちゃりん。」なのかわいい。圧縮(除外)やドロー効果も最初からあります。

他のカード14枚。これを7ラウンドで取り合い(取らなければ除外)。相手の手札除外したり、トークンを再配置したり効果は様々。「支配」と「女王」は強い。でも本当に強いのは「次」だと思う。「双子」での勝利はロマン。

あとトークンとしてカラータイルが1人1個で4個入ってます。ちなみにカードは名刺サイズ。ハードスリーブつけてもちょい浮きますが蓋は閉まります。


セットアップ

①1人1つ固定デッキ7枚を受け取りシャッフルして山札へ。(角に4種のマーク入り。分かりやすい)
 ※使わない初期デッキはゲームから除外。合わせてマーカーも1つ手元へ。

②宝カードをよけて、それ以外14枚をシャッフルして山札(市場)にする。

準備完了。親を決めたらスタートです。(3人・4人の場合は最初の親から時計回りに親が変わります)

【2人プレイの例:左(オレンジ)が親でスタート。なので最終決勝ラウンドは右(水色)になります】


ゲームの流れ(ざっくり)

①市場準備:まず山札から1枚を表、もう1枚を裏で配置します。

②トークン配置&2枚開く:親から順番に欲しいカードにトークンを置きます。(必ずどちらかに置く)そして、自分のデッキから2枚表で出します。


③カード効果適用:親からカード効果を使います。(使わなくても構いませんし、ポイントは加算されます)
【ポイント勝負では勝てないので、オレンジは「別れ」の効果で手札の「眠り」をゲームから除外。水色は金貨と銀貨で効果なしなのでそのまま】

④ポイント対決:トークンが被った場合はポイント対決をして、多い方がカードを獲得します。【今回は水色が「支配」を獲得】
※ポイントが同数だった場合は誰も獲得できずゲームから除外。同じくタイルが置かれなかったカードはゲームから除外。被らなかったら取得。
※裏向きのカードを獲得した場合は、中身を見ずに獲得します。

⑤シャッフル:獲得カード、使ったカード(除外されたものは除く)を全てデッキに戻してシャッフルします。

これが通常ラウンドの流れで、これを7ゲームやると、山札がなくなります。次が「決勝ラウンド」です。


決勝ラウンド

※ご紹介しているのは一例で、上記セットアップからの連続ゲームではありません。

やることは通常ラウンド変わらず。ただし手札は3枚です。場に「宝」が出ますので、これを取れば勝利。

親は水色。「双子」・「別れ」・「次」が出ました。

双子2枚出ればカード効果で勝利確定。まず「次」を使って1枚引きます。残念ながら双子は出ず金貨だったので別れを使い双子を除外。金貨(2)+別れ(2)+次(1)の合計5ポイント。


続いてオレンジ。「次」・「支配」・「金貨」でした。支配は効果を使えば3ポイントになるので、次を使って1枚引きます。

まさかのひと息(マイナス2ポイント)で、次(1)+支配(3)+金貨(2)-ひと息(-2)で4ポイントになってしまいました。水色5ポイント>オレンジ4ポイントで、ポイント対決を制し宝を手に入れたのは水色という結果です。

大体こんな感じの流れです。


感 想

まずアートワークがすごく好み。シンプルかつおしゃれ。やっぱり金貨と銀貨が好きです。TrickPagesの魔法とか、この作者さんの言葉選びが妙にツボ。「ひと息」にも何か一言あっても面白かったかな。

その他内容で気に入ったところとしては次のとおり。

・凄く手軽にデッキ構築・圧縮ができる
・2つしか場に出ないうえに1枚は裏返しのカードのどちらを取りに行くかの悩ましさ
・勝負所はシャッフルしたデッキから2枚(決勝は3枚)だけという運要素。あえて取りにいかずデッキを太らせたくない=バッティングさせたはいいけどデッキから余裕で勝てるカードが出てしまったりとか。逆もまた然り。
・最終的に決勝ラウンドだけ勝てればいいという振り切ったルール

最終戦の勝率を上げるために圧縮したりいいカード集めたりも大事ですが、最後は運がものを言うところが好きですね。運要素なしだと子供とやりづらいってこともありますが。

運ゲーと言われるとそれまでかもしれませんが、それを差し引いても手軽(8ラウンドですがやることは前述のとおり)にできるので良し。
ただ、場のカードは2枚なので、2人よりは多人数(3人ベストかな)の方がよさげ。
あとは箱…リメイクや再販のタイミングで外箱だけ別売りしてくれないかなあ…。
ソロルールはありませんが、頑張ればオートマ作れそうなところも良(オートマはトークン2個で、ダイス振って奇数なら左・偶数なら右とか、使わないプレイヤー分の「金貨」か「銀貨」が除外されない手札扱いとかそんな感じで)。

評価はがっつり分かれると思いますが、当方としては楽しめました。ちょっと前のゲームかつ少数販売だったみたいなので入手が難しいかもしれませんが、機会があればやってみてください。

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