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  • 3人~6人
  • 15分~30分
  • 8歳~
  • 2017年~

たべちゃうぞNobuaki Katouさんのレビュー

205名
1名
約6年前

 4人で、プレイした感想です。

 ケヴィン・G・ヌンにデザインされた、食物連鎖をテーマにした新たなバッティングカードゲームです。

 ハゲタカのえじきに似ている気がしますが、一緒にプレイした仲間曰く、「ハゲタカよりも重く深い気がする」とのこと。

 カードの種類と強さ、勝利点は、ミミズ(3枚・3点)→鳥(2枚・2点)→猫(2枚・1点)→犬(1枚・3点)→蚤(1枚・0点)となっていて、各プレイヤーは色違いで同じ種類のカードを手札とします。

 はじめに、適当な方法(多くはジャンケン)でスタートプレイヤーを決めます。

 毎ラウンド、プレイヤーは手札から1枚ずつ選び、一斉に公開して食物連鎖ができているかを確認します。

 食物連鎖ができていれば、食物連鎖の1番上のカードを出したプレイヤーが場のカードを取っていきます。

 ただし、カードを場に出したときに、途中の種類が抜けていると連鎖できないことが特徴で、その場合には誰にも食べられないカードは次のラウンドに持ち越します。

 特に、1番最弱のミミズを出すときには、いかに食べられないで次のラウンドに持ち越せるかを考えながら、プレイする必要があります。

 なぜかというと、ミミズは1番最弱なのに、勝利点が1枚3点と一番高いからです。

 しかし、ミミズは勝利点は高く、最弱なのに関わらず、手札に3枚あるので、いつのタイミングで出すのかが非常に難しいです。

 また、蚤は強いのですが、他のプレイヤーが犬をどのタイミングで出してくるのか計りながら、場に出さなくてはいけないのでやはり難しいです。

 なお、食物連鎖で1番上のカードを出したプレイヤーが複数いた場合は、スタートプレイヤーから順に近いプレイヤーから、その下のカードを取っていきます。

 具体的にいうと、場にミミズ2枚と鳥2枚が出たラウンドの場合は、鳥を出したプレイヤーが鳥1枚とミミズ1枚を分け合います。

 また、場にミミズ1枚、鳥1枚、猫2枚が出た場合には、スタートプレイヤーから時計回りに近いプレイヤーが貓1枚、鳥1枚、ミミズ1枚を取ることになり、スタートプレイヤーから遠いプレイヤーは何も取れない結果となります。

 そのため、スタートプレイヤーを持つ意味は、そういうところの有利不利につながっています。

 マニュアル的には、スタートプレイヤーは手札を使い切った後に、時計回りに回ることとなっていますが、我々は時間の都合上、毎ラウンドごとに回しています。

 このゲームの感想としては、ハゲタカのえじきの正統な後継者で、相手プレイヤーが何を出してくるのかの読み合いは、ハゲタカ以上ではないかと感じています。

 ただし、気を付けたいのはプレイヤー人数で、3人から4人までは読み合いを楽しめたのですが、5人以上は運の要素が多すぎて何となくカードを場に出すだけとなりがちでした。

 適正なプレイヤー人数はありますが、これだけのカード枚数で、非常にシビれる読み合いを楽しめるゲームに出会えたと思えました。

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T_Ryo
たまご
Nobuaki Katou
Nobuaki Katou
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