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  • 2人~6人
  • 45分前後
  • 10歳~
  • 2017年~
51名
0名
0
約1ヶ月前
 『Tragic Events』を導入するとゲームの難易度が急上昇するため、なかなかプレイする機会が無かったのですが、ようやくヒロイックレベルでの6人プレイにおける勝ち筋が見えてきました。消防士の組み合わせは、戦略家(Strategist)〜運転手(Driver)〜消防署長(Fire Captain)〜圧縮空気泡消火装置消防士(CAFS Firefighter)〜構造技師(Structural Engineer)〜抑制専門家(Suppression Specialist)であり、この順番で行動します。また、プレイ中に危険物技術者(Hazmat Technician)と救急隊員(Paramedic)の二人を役割変更にて登場させることになります。1周目に必ず実行すべきことは、戦略家は山札の一番上にあるイベントカードを確認したりせず、フリープランも含めた自分の持つ5アクションポイント全てを保持ポイントに変換して、運転手と抑制専門家に渡すことです(比率を4:1にするか、2:3にするのかは炎マーカーに隣接している要救助者と危険物の数を判断材料にします)。運転手は消防車を離れることなく、放水銃による消火作業に専念します。構造技師の主要任務は炎(Fire)デッキに追加されていく炎上(Flair Up)カードをデッキから外すことなので、その必要が無いからといって、移動や損傷した壁の修理でアクションポイントを無意味に消費すること無く、最低でも2、できればアクションポイントを消防士毎の上限となる4保持ポイントまで残しておくべきです。抑制専門家は1保持ポイントを消費すれば、誰の手番であっても延焼判定によるダイスの出目を裏返せるので、1周目で自分のアクションポイントを使い切ったりせず、ある程度の保持ポイントを維持し続けなければなりません。そうすることで、2周目以降に戦略家が山札の一番上にあるイベントカードを確認し、極悪な内容(マップ上に危険物を2個追加する「清掃用品の備蓄」や、延焼判定が2回要求される「ガス漏れ」など)であれば山札の底に移せるのです。危険物技術者や救急隊員へと役割変更するタイミングですが、最低でもマップ上の炎マーカーを全て駆逐し、炎デッキの中に炎上カードが存在しないことでしょう。とは言っても、「殉職」や「応援要請」のイベントカードによって、強制的に役割変更が発生することもあるため、序盤で運転手が殉職したときには、放水銃の能力をフルに使えなくなって大苦戦しました。それでも、上記の戦術にて『Urban Structures』の「High Rise」2回と基本セットのマップ両面をプレイして、4回連続でヒロイックレベルでの全員救出を達成できたので、そんなに的外れでは無いと思います。実際に6人のプレイヤーを用意した場合、戦略家/運転手/構造技師の3人は積極的に屋内へと突入することが殆どありません(抑制専門家はサイコロの出目を裏返す前であれば、1マス以内の延焼判定結果を自動で無効にできるため、危険物や要救助者のいる場所へと突っ込んでいきます)。そのため、各プレイヤーが2人の消防士を担当することになる3人プレイ向きのゲームとなってしまった点は残念です。
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chaco
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