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  • 4人~8人
  • 45分前後
  • 10歳~
  • 2018年~

ドッペルゲンガーアカツキさんのレビュー

277名
0名
0
5年以上前

このゲームではプレイヤーはファンタジー世界の冒険者となり様々なクエストに立ち向かい、見事宝物を入手することをめざします。ただしどうやらプレイヤーの中にはドッペルゲンガーが紛れ込んでいるようです・・・

ドッペルゲンガーは正体隠匿ゲームで、冒険者(多数派)ドッペルゲンガー(少数派)に分かれてゲームがスタートします。各プレイヤーにはキャラクターが与えられ、それぞれライフポイント、能力、使える武器が決まっています

このゲームの勝利条件は二つあり、

1 クエスト成功(または失敗時)にめくるパネルの中にある宝物3つをすべて明らかにすること(めくること)

成功側で3つめくれば冒険者が、失敗側で3つめくればドッペルゲンガーの勝利です。

2 各キャラクターにはライフが存在しており、これが0になると死亡します。そのさいそのプレイヤーは役職をオープンして、ドッペルゲンガーであれば冒険者が 冒険者であればドッペルゲンガーが勝利します。

上記の2つの条件があるため、追い込まれたからといっても怪しそうなプレイヤーを倒せば逆転できる可能性があります(ただし逆もしかり)

ゲームの流れとしては

1 クエストの公開、手札を渡すフェイズ

2 リーダーが連れていくプレイヤーを選ぶ、選ばれたプレイヤーはカードをリーダーに渡す

3 リーダーがカードを渡して、ダイスでダメージ判定

4 成功失敗を判定し、成功であれば成功サイドのパネルを、失敗であれば失敗サイドのパネルを1つめくる

5 クエストに行ったプレイヤーは疲労し、行かなかったプレイヤーは居酒屋で様々な行動をおこなう

この1~5を勝利条件のどちらかのトリガーが引かれるまで繰り返します。

1ではクエストが明らかになります。クエストには成功に必要な値(ジャストで定められている物もあれば7~10みたいに幅のあるものもある)がそれぞれあり、その範囲でダメージを与えられれば成功です。それを見た上で手札を隣のプレイヤーに1枚渡します

2ではその回のリーダープレイヤー(AVALONのような感じ)がクエストに行く人間を選定します。ただしこの際

リーダーは必ずクエストにいかなければいけない

最低自分以外を1人は連れて行かなければ行けない 

という制約があります。これを守っていれば何人連れて行ってもいいです(ただしドッペルゲンガーが入るリスクも増える)その後行くプレイヤーは手札をリーダーに1枚渡します。

ただしこの時山札から2枚ランダムにカードが入ってきて、それをシャッフルした後1枚オープンで捨てられます

3ではリーダーがプレイヤーにカードを渡していきます。ですがこのリーダーから使える武器(キャラクターごと固定)をもらえなかったプレイヤーは4のフェイズに進むことはできません。そして余った1枚を裏で捨てます。

4では使える武器をもらえたプレイヤーのみが行います。ここでは袋の中に入っているサイコロ3つのうち、2つを秘密裏にみて、1つを選択して振ります。

内訳として白い聖なるダイス(強い)が1つ、黒い邪悪なダイス(弱い)が2つあります。

その為ドッペルゲンガーは嘘をつきやすいです。黒しかひけなかった!と言い張ることが出来ます。冒険者も同様で黒しか引けない場合もあるため、運要素があります。

その後サイコロの出た目に合わせて様々な効果を解決します。(クエストにダメージだったり味方にダメージだったり)

これを全プレイヤーがやり、クエスト規定の値で納めれば成功。超えたり少なかったりすると失敗です

その後クエストごとに決められた成功失敗のボーナスを実行した後、パネルをめくります

5のフェイズではクエストに行ったプレイヤーは疲労し、次も連続でクエストに行くと1ダメージが乗ります

行かなかったプレイヤーは

  • 手札を1枚増やす(手札のドローは基本ここだけ) 
  • ダメージを1つ取り除く
  • リロールトークン(サイコロの目の振り直し、サイコロは変えられない)の中から1つを選びます

フェイズの詳細はこのような感じです


プレイした感想としては嘘のつきやすい正体隠匿ゲームであり、嘘をつくのが得意ではないという方にもおすすめ有るということ、最後まで希望がもてるゲームという印象です。

サイコロを2つ見た上で1つ選ぶので冒険者でも黒黒の組み合わせは起こりえる(確率はこっちの方が高い)やクエストに行くカードを渡した際2枚ランダムで山から入る、1枚オープンで捨てられるなどで自分が入れたものが捨てられてしまったりなども起こるため運が絡む所もあり、嘘のつきやすいポイントは沢山あります。

更にカードによってはメンバーに渡されるとクエストが即失敗になる妨害カードやクエストによっては特定の武器でしかダメージを与えられないなど適度に悩む場面もでてきます。その為運だけではなく議論で誰を連れて行くか?何人連れていくかも大切な要素です。

そして、勝利条件が2つあるおかげで、相手の陣営がパネルがリーチだからといって諦める・・・とはならず、味方じゃないプレイヤーを倒そう!というプレーができることで諦めが起こりにくいのも良いところだと思います。

適度に運も絡みつつ、議論などの部分とのバランスもとれていて、嘘もつきやすいゲームなのでとてもオススメです。あまり話題にならないのが残念ですが、機会が有れば是非やってみることをオススメします。


長くなりましたがありがとうございました。














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