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  • 1人用
  • 5分~30分
  • 12歳~
  • 2024年~

デックローグazukiさんのレビュー

906名
6名
0
8ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

こんなゲームだ

・ひとりでデッキを回してモンスターを倒してダンジョンを踏破せよ
・オタカラとデッキの組み合わせを考えてシナジーを組んでいく

・自分のプレイ計画を立ててダメージ計算をして思った通りに回ると快感
・シンプルだけど何度もプレイしたくなるゲーム性で気づいたら時間が溶けていく

こんな人におすすめ

・Slay the Spireが好きな人
・短時間でかつスペースを取らないゲームを探している人
・そこまで難易度の高くないローグライクを無限にやりたい人

・計画的に物事を進めるのが好きな人

こんな人にはおすすめできない

・ソロゲームを求めてない人
・ローグライクが苦手な人
・デッキ構築型ゲームが苦手な人

(そこまでではないので本当に見るのも嫌レベルの人でなければ大丈夫です)

概要

ゲームマーケット2024春で新作頒布されたゲーム。工藤さんというゲーム制作者の方は「すでに流行っているジャンルのエッセンスを取り出して作品に落とし込むセンス」がすごい方で、ぬくみ温泉繁盛記はワカプレの入門編としての価値がすごく高くイエローサブマリン様から商業版が出版されているほどです。その方の新作ということで、1番ゲームシステムとして近いのは最近ボードゲーム版も発売されたSlay the Spireに近いです。それをアナログゲームにシンプルに落とし込みプレイ時間の割には遊んだ感覚がすごく良い作品になっています。


プレイ内容

※好きすぎて簡易プレマまで作った。

筆者のプレイ歴としては⭐️⭐️レベルをクリアしてそれをクリアすると開けられる封筒を開けて中身を確認したところまでです。

準備編

準備としては⭐️1ボスを3枚中1枚、⭐️1モンスターを8枚中4枚をランダムに選び配置します。

その後、青色の背景であるオタカラデッキをシャッフルし3枚引き、その中の1枚を選び2枚を除外します。(除外カードは箱に戻すようにすると良い)

最後に5枚の初期デッキをシャッフルして3枚手札をセットしたところで準備完了です。

※ここでの注意として説明書にも書いてありますが「今後カード効果による指示がない限り、一切シャッフルは行わない」ため、ここら辺がプレイ時の味噌になります。(プレイ順が死ぬほど大事。詳細は後述。)

プレイの流れ編

プレイは自ターンに手札のアタックカードやスキルカードを使って相手にダメージを与えたり回復したりして、相手ターンではブロックカードを使ってダメージ減少をいかにするかというゲームになります。

モンスターを1体倒すことに基本は3枚報酬山札からカードを引いて、その中から1枚選びます。(完全にSlay the Spireのシステム)

4体倒すとボスに挑むことができ、ボスを倒すと難易度が上がった⭐️⭐️2ボスとモンスターを再セット(⭐️1の裏面にある)して、オタカラカードの2枚目を手に入れて同じことを繰り返します。⭐️⭐️2のモンスターを倒すとゲームクリアで同梱されている封筒を開くことができます。(中身はプレイしてのお楽しみ)

以上が簡単なプレイの流れになります。

デッキがシャッフルできない?けどそれがいい

デッキ構築型でかつローグライクのため、当たり前のようにシャッフルすると思っている人が大半ですがこのゲームなんと「デッキのシャッフルが基本できません。」プレイしたカードは基本そのまま捨て札になります。となると「どのカードが後何枚で出てくるかという情報は常にプレイヤーの頭の中で把握する必要がある。」というのがこのゲームの肝になります。

先ほども述べたようにカードのプレイ順が死ぬほど大事になってきます。この周り方をすると次はシナジー発揮できるけど、次は無理やなみたいなこともありますし、そのために使わずに手札に残しておくという決断をする時もあります。

ただ、「手札を3枚になるように敵ターン終わりでドローをする」というシステムの関係上手札を残すというのはそれ相応のリスクが伴います。

モンスターを倒すとそこで報酬を手に入れたりイベントが発生してカードの追加やデッキ枚数の調整が行われるので「手順を考えて何のカードでリーサルを決めるか」というのも結構大事な要素になります。そこが1番面白いと思ったところでした。

省スペースでできるので意外なところでも

おそらくリスペクト元であろうSlay the Spireもボードゲーム化されていますが協力ゲーム化されたこともあり、箱もプレイ領域も結構大きいので場所をとります。ソロゲームって一人暮らしの人とかがやることも多いので「省スペースでできる」って結構ありがたいです。

先ほどの写真のプレマもA4サイズ2枚でプレイ領域は収まっているのであとは除外札置き場の箱を置いておくスペースさえあれば、割とスペースは必要ありません。TCGのプレイマットとかを持っている方であればそのプレマを広げるスペースさえあればどこでもできます。

買ったのがゲムマの初日だったので宿泊先のホテルの仕事スペース的な場所でやりましたが十分な広さでした。

また翌日帰る時にも東京-名古屋間を新幹線で帰っていましたが遅い時間帯かつこだま号だったので隣にお客さんがいませんでした。

というわけで新幹線のテーブルに広げてやってみました。ドリンクホルダー部分がちょうどトークンおきになって最高でしたね。大体プレイ時間的にはさくさくプレイして新富士出発直後から浜松に着く直前ぐらい(約50分)で終わっていました。のぞみなら新横浜出た直後に初めて三河安城通過ぐらいのアナウンスが流れたぐらいで終わると思います。準備片付け含めて1時間ぐらいをみておけばいいと思います。

わかる人は見ても楽しいので意外と実況動画向きだと思います。え?これは投稿しろってこと?考えておきます。

愛が重すぎて語ってしまいましたが、ここら辺でレビューを終わります。素敵なゲームありがとうございました。このために東京行ってよかった。。。。

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