チキチキマシン猛レースゲーム稲妻老人さんのレビュー

本作品はアメリカで製作されたテレビアニメをカードゲーム化したものです。

ちなみにアニメそのものは１９７０年に日本でも放映されていて、その後も何度か再放送されています。

それでもこのアニメをご存じの方はかなりの年配になると思われます。

ゲーム自体はアニメを知っている必要は全くありませんが、知っている方が感情移入の具合が格段に違うと思います。

また、カードの言語は日本語ですのでご心配なく。

ところで箱にも書かれています「Wacky Races」ですが、アメリカで放映された時のアニメの正式名称です。

Wacky とは「風変わりな」などという意味ですので、タイトルとしては

　「風変わりなレース」

とでもいうところでしょうか？

それがなにゆえ

　「チキチキマシン猛レース」

などという、無茶苦茶な名前になったのかは不思議です。

さて、ゲーム内容ですが、作品説明文にもあります通り、「ＵＮＯ」のような内容のゲームです。

なのでルールは簡単です。

簡単ですが、よく間違える事なのですが、目的は

　レースに優勝する事

です。

プレイしているとよく勘違いして手札を減らす事に集中してしまいがちなのですが、あくまでも

　チキチキマシン猛レース！

そう、レースなのです。

それから他プレイヤーからかなりの妨害を受けると思いますが、ここで立腹してはいけません。

何せこのゲームのカードのうち、半分以上は嫌がらせ的なカードなのですから。

追い抜きカードを入れると、全てのカードがそうと言ってもいいかもしれません。

プレイ時間も短い時間で済みますし、ルールも簡単ですので、みんなでワイワイ言いながら

お酒でも軽く傾けつつ、サクッと遊ぶのが良いでしょう。