カスカディアatcktさんのレビュー

アメリカのロッキー山脈の西側の生態系を作るゲームです。得点方法が割と独特で、作者、賢いなーってなりました。考え方間違えるとめっちゃ難しいゲームです。

▼ゲームの概要

タイルとチップのセットがあり、どれかを引き取って、自分のタイルにつなげて置き、チップはタイルに指定されている場所であれば置ける（どうしても置くところがなければそのまま捨てる）、を繰り返していき、各プレイヤー２０回やったら終わりです。

得点は、最初にめくられる５枚のカードでチップの得点方法が、地形タイルは同じ種類を繋げた数のマジョリティ勝負＋基礎点、という感じで決算されます。

カードにはそれぞれの動物らしい得点方法が示されているのですが、割と独特で、これまでにあってもよかったのに、と思わせてくれる得点方法が多かったです。

でもみたことがあんまりない感じでした。とはいえ、各得点方法が４種類ずつあるので、偶然そうだったのかもしれませんが。（ということで、遊ぶたびに違う得点方法で遊べます。）

▼プレイの感想

SdJにノミネートされましたね。
その前に買ったわけですが、正直聞いた概要で「比較的よくある」と感じた割に、評価がすごく高く（高く、ではなくすごく高い）ので買ってみた、という感じです。

そのため、遊ぶ前から分析モードだったわけですが、これだと楽しみが半分ぐらいになっちゃうのがあれでそれで。

とりあえず、もう１回遊びたいと思います。

苦しい苦しい、って感じが面白いような気もしています。
割と１手が重いので、そこで評価が分かれるかもしれません。

いずれにせよ、もし自分に親しい地方が表現されるのであれば、それだけで面白い、テーマから見ても楽しいゲームだったと思います。