自転車ツアー台湾atcktさんのレビュー

台湾の観光地を自転車で回ろう、という観光地ゲームです。うまくカードを集める必要がありますが、早めに確保してしまうか、ギャンブルでもう少し様子を見るか、選択が重要になっています。

▼ゲームの概要

場にカードが5枚並んでスタートです。
各カードの後ろにはカードが並んでいきます。

これは手番に2枚山札からカードをめくって、配置していくのですが、数字順に置く必要があります。
最初の5枚は上から降順に並んでいて、めくった数字が下のカードとの間であれば、小さい方の数字の右側に置きます。比較はすべて、最後に置かれたカードです。
もうちょっとわかりやすく言うと、6ニムトのカード配置と同じです。

この時、一番下の数字より小さい数字を出した場合、そのカードは時計回りに次のプレイヤーが手に入れます。
この手に入れたカードを使うことはできず、5枚集まれば特殊カードと交換できます。
特殊カードには得点が3種類とアクションが2種類あり、多少の得になります。

欲しい列がある場合は、カードを引くのではなく、並んだカードを1列取ります。
取ったカードから「1枚だけ」選び、自分の前に置きます。
この時、最初に1枚配られているのですが、それとの差分（数字とは別に右下に場所の数字がある）の自転車カードを使う必要があります。つまり、遠い観光地には自転車で行く必要がある、ということです。

残ったカードは、先ほど書いた、他のプレイヤーから受け取ったカードと同じようにためていき、5枚で特殊カードになります。

こうして、いずれかのプレイヤーが9枚、自分の前に並べたら（9か所の観光地に行ったら）ゲームが終了し、得点計算となります。

得点計算では、以下を合計します。
１．どれだけの距離へ行ったか（場所の数字の差分の合計を取る）
２．カードにある得点（端っこのカードは得点があります）
３．特殊カードの得点

こうして最も得点の高いプレイヤーが勝ちます。

▼プレイの感想
インストの具合がよくなかったのか、なんか、淡々とした感じのゲームでした。
他のプレイヤーへの利敵行為を嫌って、あっさり降りたプレイヤーが多かった、というのもあるかもしれません。
特殊カードの中身を見る限り、もっと無理してよかったように思うので、プレイ感は多少とも変わるかなと思います。

カードは横に並べるとつながるので、台湾の観光地を知っていればもっと楽しめるんだろうなとは感じました。