まちがいボウシAuf der Hut

5歳息子と７歳娘と遊びました。

キャラクターとボウシのセットを作るゲーム。

間違えちゃうと坊主頭になっちゃう。
簡単なメモリーゲームね！と思ったら大間違い。
ブラフも利かせないと負けちゃうんですよ。

キャラクターカードを７枚表にして並べます。残りは山札にします。
 ボウシカードはキャラクターカードの上に裏向きにして７枚並べます。残りは山札。

手番でできることは以下の３つです。

①１枚だけ、こっそりボウシカードを見る
②ボウシカードを２枚選んで入れ替える
③正しいと思った組み合わせのボウシカードめくる

ボウシカードとキャラクターカードが正解の組み合わせだった場合は、それらのカードを獲得できます。
間違えてしまうと、いずれも獲得できず、坊主頭カードを渡されてしまいます。
この坊主頭カードは、獲得した正解のボウシカードが坊主頭カードに入れ替わってしまいます。

ボウシカードにはマジカルハットがあります。
ボウシカードがマジカルハットだった場合、マジカルハットのみ獲得します。
マジカルハットは坊主頭カードを相殺できる、誰にでもかぶれるボウシです。

これを場の７枚もしくは山札がなくなるまで繰り返し、一番多く合っているボウシカードとキャラクターカードを持っている人が勝ちです。

簡単すぎたかな～と思って、まずは1回遊んでみたら、そんな単純じゃなかった。

ルールは簡単！でも、ちらっと見た後はポーカーフェイスにしないとバレてしまいます。

また、2つのボウシを入れ替えても、めくれるのは次のターン。
いきなり正しいものに入れ替えちゃうと、次の自分の番までに他の人にめくられちゃう。
そんなこととは、気が付かずに「子供のゲームだったわねぇ」と入れ替えた私。
「ここ正解でしょ、ママ」とあっさり娘に獲得されてしまいました。

子供ができるブラフってこれが限界かな。
そう考えるとメモリーゲームとほどよいブラフがあるゲームです。 

相手に取られないように、わざと違うところにおいて、頃合いをみて正しいところに戻すのですが、1回くらいの遠回りじゃダメなんですよ。
「ママ、さっきここに置いたボウシをまた動かしたね。ここでしょ」って。

記憶力で、子供にかなうはずないですよね～。 

ゲームとしては、う～ん。
間違えなきゃ坊主頭カードも取ることないので、自信が持てるまでめくったり、動かしたりしていればいいし。
結構な枚数用意されているわりに、あんまり出番なし。
あと、マジックハットは取りやすいから、相殺してくれることがほとんど。
そのあたりは、子供が拗ねない良い塩梅なのかもしれないですね。

さらっと遊ぶにはいいかな。ちょっと変わったメモリーゲームとしては、楽しい。
絵的には、間違えた方が面白いです。