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  • 2人~6人
  • 15分~20分
  • 8歳~
  • 2023年~

ワンダーボウリング白州さんのレビュー

250名
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約1年前
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6/10

ゲームマーケットがまだ浅草でやっていた2011年にアールエコなどで有名なゲームデザイナーの川崎工場長が500円で販売していた「ギリギリボーリングタップ」というゲームをトーキョーハイウェイで有名な「itten」がリメイク。

12年ぶりに遊んだが、叩いてピンを1本残すというルールとボーリングという世界観以外、全く別物になっている。

特に大きいのが、手持ちの得点タイル(ストライクとか数字)をなくすことを目標としている点。

ギリギリボーリングタップは、とにかく1本残すことだけ目指すゲームだったが、ワンダーボーリングでは、それ以外も狙うので、幅が広がった。

次にピンを倒せなかったなどのペナルティ。ギリギリボーリングタップはペナルティがそもそもなかった(と思う)が、ワンダーボーリングでは、ペナルティはタイルの追加になり、ゴール(全タイルを捨てる)が遠のく。これも良い調整。

最後に収束性。ペナルティとして引かれるタイルは6枚しかなく、これがなくなると、ペナルティが即脱落になるという思い切りの良さ。これにより緊張感とクライマックス感、収束性を底上げしている。素晴らしい。

欠点としては、ギリギリボーリングタップもそうだが、「ボーリングなのにピンを1本残すことが良い」となるところに違和感を感じてしまうところ。まぁ、倒すというアクションゲームで当てはまるのが、ボーリングくらいしかなかったのかもしれない。

逆に世界観とかテーマを気にしない人なら、お手軽に面白いアクションゲームになると思う。

ただ、自分はアクションゲームは結構好きなのだが、アクションゲームとしては若干インパクトが弱い(箱が小さいからしょうがないが)気がするので、この評価。

それを除いても、かなりレベルアップした500円ゲーム。アクションゲーム好きならおすすめ。

今後、いろんな500円ゲームがブラッシュアップして登場すると考えると、とても楽しみである。

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びーている / btail
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白州
白州
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