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  • 2人~5人
  • 50分~125分
  • 14歳~
  • 2017年~

アンフェアリーゼンドルフさんのレビュー

276名
2名
0
8ヶ月前

カード配置型のゲームであり、ここの表記だとプレイ人数が50分になっているが、プレイ人数に合わせて1人25分~となっている。

箱絵のように遊園地を作っていくのだが、このゲーム少々特殊なのが・・・


このようにテーマ別にデッキが作られている。

あれ、デッキ構築ゲームなのかな?と思うだろうが、そういうことではない。


2人数分のデッキを用意しまして。



カード種別に分けまして・・・それらを混ぜて、セッティングする。



ゲートカードとローンとサマリー各プレイヤーの初期カードとして並べられ、あとはボードに置かれてセッティングは終了。


このゲームは真ん中のラウンドトラックを左から右に進め、最後まで行くと1ラウンドが終了します。


マーケットにパークカードが並んでゲーム準備が整いました。


それではそのジェットコースター型のマーカーを右に進めながらカードの説明と、流れをザックリと紹介していきます。


イベントステップ


ゲームボードの左上にあるカードを各プレイヤーは1枚ずつ受け取ります。


内容は基本的に上下のいずれかを選びます。上は基本的に自分にとって利益があるもの。


下は主に他プレイヤーの妨害及び防御に使います。この「アンフェア」の「アンフェアたらしめる」ところはこの妨害カードのエグさにあり、相手の施設の1ターン停止や、スタッフの引き抜き、解雇、施設の破壊等があり、バチバチにやりあえる要素があります。


シティステップ

写真からも、ちらっと写っている青いカードを公開します。ラウンドイベントです。


このラウンド限定の効果が全プレイヤーに及びます。青いカードは基本いいことしか書かれていません。


だがこのカード青いカードがある程度終わったのを境にして、赤いカードに切り替わります。



勘のいい方はお気づきでしょうが、ろくなことが書かれていません。イベントカードで防ぐことも可能です。

このシティカードが尽きたらゲームは終了します。


シティーイベントが終わってからお互い手持ちのイベントカードを出し合います。このゲームイベントカードをため込んでも構いません。(妨害に対するカウンターを出すという意味合いがあるので)お互い出せなくなったら終わります。


パークステップ

そして各プレイヤのメインアクションを3手番ずつ行います(イベントによっては4手番行うプレイヤーもいる)


パークアクションは4つのアクションのうちどれかを選んでプレイします。


カード1枚の構築


メインとなるパークカードは左上のアイコンと右上の星の数、その下にある費用が描かれている。右下はデッキのアイコンなので、片付ける時に必要になります。


費用を支払い手札かマーケットから直接構築できます。アトラクションの枠は最大5枠です。


アップグレードカードで上に構築していきます。


アップグレードの制限としては各カードのテキストも書かれていますが、基本同じ名前のカードは二つ重ねられません。


構築しているパークカードの星の数が5を超えていると、初期から2枚しかもらえていないスーパーアトラクションが構築できます。費用も結構なお値段ですが、イベント効果が強力となっています。この建物は一枚しか構築できません。


そして優秀なスタッフも雇うことができます。これもデッキによって様々なスタッフがいます。


カード1枚の撤去


自分の都合の悪いカードを一枚破壊するか解雇します(とくにプラスの要素はありません。しかし特殊条件を整えるのに必要な場合があります)


カードを引く


・マーケットからカードを一枚手札に加えます。

・手札から1枚捨てることにより、パークカードの山から5枚引いて1枚選んで保持します。

・パークカードの山から2枚かイベントカードの山から2枚、または青写真カードから2枚を引いて1枚を選んで獲得するか、すべてを捨てます。


 青写真カード


ゲーム終了に向けてのボーナスを獲得する条件が書かれています。失敗するとマイナス点になります。

もし達成してた場合、追加のミッションが用意されているカードがあります。難易度は左下に書かれていますので可能なら挑むことができます。

ちなみに追加のミッションに対しての未達成のマイナス点はありません。


小銭拾い


自分の建てたアトラクション1つにつき1金を獲得します。(遊園地で客が落とした小銭を拾うアクションだそうです)



ゲストステップ




自分の構築したアトラクションの星の数がゲストの入場者となります。入場者数分お金が手に入ます。(パークカードやイベントカードによって変化します)


しかし、ゲストの収容人数には限界があります。基本15金が最大となります。


収容人数を増やすパークカードもあります。


あとはマーケットをリセットしたり、イベントカードを捨てて、手札5枚になるまで残して残りのカードは捨てます。


そして次のラウンドが始まります。


借金


このゲーム、借金できます。


5金につき勝利点-10点


カードを回転して増加できます。


ただ、このローンなぜかお金による返済ができません・・・

カードの下に書かれていますが、ゲーム終了時に勝利ポイントのみで返済します。


言い訳無し

延長なし

例外なし


青写真の達成の中にはローン組まないというのもあるので注意してください・・・



ゲーム終了の得点計算はアトラクションのアイコン数を集める得点がでかくて、下手したら200点とかおかしな数値がでます。


まあ、プレイヤー同士で破壊しあってたらそんなに伸びることはないのかもしれませんが・・・あとは青写真の達成、所持コインと雇用した従業員からも勝利点がもらえます。



個人的にはこのゲームは人数によって様々なパターンで遊べる楽しさがあります。拡張も同時に発売されているので日本語版だと10デッキほどになります。


デッキによってはサイコロを使ったり、従業員を催眠して操ったりします。


スリーブ入れてもすっぽり入りますが、トークン類は入りきれません。


欠点としては・・・


後片付けは大変です・・・デッキを混ぜて遊ぶタイプのゲームなので元に戻すのが大変です。楽しいですが、これが唯一の欠点でしようか・・・


これを読んでいる方の中には

「バチバチやりあうんですか?破壊したり破壊されたり、そういうのは苦手だなぁ・・・」


という方もおられるでしよう。


このゲームはそういう方に合わせたゲームチェンジャーというものがありまして、そういう要素を禁止にしてプレイが可能です。


このゲームのいいところは、人によってゲームの温度を調整できるというのが実は最もレビューとして紹介したい要素だと思います。


BGGの方ですと日本語版になってない拡張がまだあるようなので、今後日本語版が出て来るのを期待したいと思います。


もし、どこかで遊べる機会がありましたら、一度でいいので遊ばれてみてはいかがでしょうか。

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ひいらぎ ぎんが
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リーゼンドルフ
リーゼンドルフ
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