マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 1人~4人
  • 20分前後
  • 14歳~
  • 2022年~

チューリングマシンぶりさんのレビュー

801名
7名
0
約1年前

個人的評価は9/10

スリーブはボードゲームサイズ×48枚。

一言で言うと最高の数当てゲーム。

要件カード(検出器カード)と判定カードを4〜6組使用して、1〜5の数字からなる3桁のコードを当てるゲーム。カードの組み合わせは取説の後半にも載っているが、基本的にはアプリ使用が前提。


〈良かった点〉

①ゲーム性

そもそも私と長男は厄介なゲストたち、藪の中など、推理ゲーが大好きなため、本ゲームを知った段階で購入を決めた。じわじわとコードを限定していき、最後に1つに決まる瞬間が何とも言えない。推理ゲーは脳汁が止まらなくて最高だ。

②リプレイ性

厄介なゲストたちと同様、アプリで問題生成可能であり、その数何と700万以上とのこと。1日10問プレイしても1900年掛かる、余裕で一生遊べるゲームである。また、問題のレベルも9段階あり、本当にいくらでも遊べる。

③仕組み

3桁のパンチカードを重ねると、1箇所だけ穴が残り、そこへ判定カードを重ねることでパンチカードの数字に対応した要件カード内容の真偽が分かる、という仕組み。いや、これ作った人、良い意味で頭おかしいと思う。

④アートワーク

白と緑を基調としたデジタル的なアートワークをしている。このデジタル的な感じが論理ゲームをやってる感を一層高めてくれる。

⑤プレイ人数

一応1〜4人となっているが、用紙を準備し、パンチカードが足りなくなった場合の待ち時間を無視すれば何人でもできるのが凄い。(多人数は現実的ではないが…)一応、一番早く解けた人が勝ちというルールにはなっているが、ソロでもやることは同じなのでプレイ感はほぼ変わらない印象。各プレイヤーのシンキングタイムも必要なので、ソロ、又は3人位がベストかな?

⑥準備が楽

同じ推理ゲーである厄介なゲストたちは凄く楽しくて良いゲームなのだが、約250枚のカードからアプリなどで指定された70枚を探して準備し、終わったらまた順番通りに並べて片付けないといけない大変さがあった。一方本ゲームは最大で6枚ずつの要件カードと判定カードを準備するだけなので断然楽である。

〈イマイチな点〉

❶材質

基本的にカードなどが薄くて弱い。カードを切ったりしないため、そもそもダメージが出にくいゲーム性ではあるものの、個人的にはスリーブ必須。判定カードなどはスリーブがないため諦めるしかない…。

❷考察シートの少なさ

判定結果や答えを記入していく考察シートが50枚しかない。1枚につき2ゲーム分書けるが、すぐに無くなってしまう。1日10問解くと10日で尽きる…。一応ネットでも用紙をダウンロードできるが、個人的には下記写真のようにラミネート&水性ペンは必須だと思う。

❸ゲーム性

良かった点と矛盾するが、このゲーム、合わない人にはとことん合わないと思う。(それもあって点数は9点にした)淡々と数字を当てに行くだけのゲームなのでストーリー性やテーマがなく、受け入れられない人もいると思う。ある意味、突き抜けたデジタル性がテーマとも言えなくはないが…。この点に於いては厄介なゲストたちに軍配が上がるかな。

❹ルールの難解さ

分かってしまえばどうってことはないのだが、要件カードに記載されている要件が複数ある場合は、今回のゲームでどの要件が適応されるか分からない。まずは適応される要件を当てなければならない。詳しくは他の方が説明して下さっているのでそちらを参照して下さい。

❺運ゲー要素

論理ゲーなのに運要素とは如何に、と思うかもしれないが、❹で要件を絞る際の運要素はそこそこ大きいと感じた。早く解けた方が勝ちとある以上、要件を絞るのにあまり時間は掛けられない。(私の理解不足なだけで、本当は早く絞り込むコツがあるのかもしれないが…)


〈さいごに〉

私は推理ゲーが大好きなため即購入だったが、正直人を選ぶゲームだと思う。ただし、カードを選んで、重ねて、確認して、シートに記入して、推理して、と、ボドゲやってる感は半端ないゲームであるのは間違いない。デジタルゲーム化したらこの面白さは半減するだろうな。

なお、私はソロプレイ時、下記写真のように並べてやっている。複数人プレイ時はどの要件カードがA、B、Cであるかが全員に分からないといけないのでマシンタイルが必須だが、ソロプレイであればこれが一番楽かな?

この投稿に7名がナイス!しました
ナイス!
azuki
Fukaya
chiyomaru1623
つばくろう
じむや
栗坂こなべ
びーている / btail
仙人
ぶり
ぶり
シェアする
  • 206興味あり
  • 533経験あり
  • 154お気に入り
  • 354持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

ぶりさんの投稿

会員の新しい投稿