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  • 2人~5人
  • 45分~75分
  • 12歳~
  • 2023年~

トレパネーションリーゼンドルフさんのレビュー

357名
2名
0
12ヶ月前

小説「フランケンシュタイン」の世界では死体をあれこれしたり、人体実験的な医療ショービジネスをやっていた。


日本でいうと見世物小屋みたいなのりである。ただ日本の場合死体ではなく実際の人間の奇人変人ショーみたいなことをやっていたわけで、違いがあるとしたらそこに「死者に対する冒涜」がないというくらいである。


まぁ、内容がないようなだけに、日本語化されないだろうギリギリの世界設定のこのゲーム、実はボードゲームとしてはよくできており、個人的には軽いワーカープレイスメントに仕上がっていると思う。


しかし悩ましいところは十分秘めており、コンポーネントも軽く、軽めの中量級といったところか。

それでは動きの方をざっくりと説明していきます。


こちらは二人用のボードなっています。裏には3~5人用のボードがあり、アクションポイントも多くなっています。


赤丸のところはローカル紙に掲載するように働きかけるアクションで、上下どちらとも右に進めていくと、ボーナスと最終得点が増えていきます。


緑色の丸の部分はショーのアクションエリアで主に資源を支払って勝利点の描かれたカードを獲得します。


黄色の矢印はスタートプレイヤーが得られるとともにラウンド経過で溜まっていたリソースがまとめてもらえるようになっています。


あとはリソースを獲得するアクションとなっています。


このゲームの特徴はプレイヤー同士1手番ずつ5つのワーカーを配置するのですが、アクションの処理は左側から処理していきます。


よく見るとわかりますが時間が記されています。つまり午前中からアクションを処理していくことになります。


無論アクションの中には最速で動くといいこともありますが、後手に回ることで恩恵が得られる場所もあります。


このゲームのリソースは5種類あってそれぞれ獲得できる場所が異なります。


そして毎ラウンド出て来る別枠のアクションポイントもあります。どれも有益なものばかりですので、こちらも目が離せませんが、右から1ラウンドごとに変わっていきます。こちらも時間ごとに処理されていきます。


なので目的のショーを開催してカードを獲得するためにリソース入手の計画を立てて準備をするのですが、他のプレイヤーが目当てのショーを先にやられてしまって計画が狂うなんてこともよくあります。


中には一枚捨てて山から引き直して並べるなんて言うアクションポイントもありますので、更に注意が必要になります。


あとリソースとして警官(黒)と偽客(赤)は多く持っていても2タ-ン後にはサプライに戻して金貨に変わってしまうので、あまり長く持ち続けることができないというのがよく効いていて、中にはこの真ん中のトラックを無理やり進めたり戻したりするアクションもあったりします。


ショーの中には警官と偽客がけっこう必要なところもありますので、できれば適切に確保して消費したいところです。



最終得点はセットコレクションになっていて、カードの右下に描かれていたアイコンの同じものが何個集まったかで得点になるのと4種類1枚ずつ揃っていた場合に得点がついてきます。

あとはカードごとに個別の得点があり、それにローカル紙のトラックの点数を足して高い人の勝利となります。


個人的に思ったのはプルタポルテに似ていると感じたところです。あれはワーカーが少ないですが、計画的に配置して上から順番にアクションを解決していきます。

ただ、プルタポルテの場合アクションのカテゴリーごとに順番で解決していくので、趣旨が違うちゃちがいますが、計画的にワーカーを設置してカードを獲得し点数に変えていくという動きはなんとなくプルタポルテを感じてしまいました。


あと、欠点というか、これのせいで日本語化されねーんだろうなというのがテーマですよねぇ・・・


ショーのテキストを日本語化したらわかるんですが・・・


ハーブ酒の鋳造とかヒル療法、鍼治療とかはまぁ・・・まだ現存しますしいいですけど・・・


うん当時じゃないと許され・・・いや普通にアウトだろっていうものかありますよねぇ、治療と名を打っててもショーですからねぇ。

確かプレイヤーはそろいもそろって医師免許持ってなかった気がする・・・


基本言語依存はないゲームなので、純粋にゲームとして楽しみたい方は私が入手したところでは翻訳シールがついていましたが、貼らずに楽しめるかと思います。


この軽いですが独特のワーカープレイスメントゲームを味わいたい方は試してみてはいかかでしょうか。

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