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  • 60分~120分
  • 14歳~
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6年以上前

要点:前作のシヴィライゼーションボードゲームとは全くの別ゲーだと割り切れ

※この記事は大きい太字を読めば大体の内容がつかめます。

※無印のシヴィライゼーションボードゲームをcivbg、今作をcivndと表記します。


名作重ゲーとして有名なシヴィライゼーション(以下civbg)。あちらはワンプレイ2~4時間(公式)であり、説明も長くなる非常に重いゲームだった。
「新たな夜明け」(以下civnd)は完全に独立した別作品であり、こちらはワンプレイ1~2時間(公式)となっており、ルールも比較的わかりやすくなった。

civbgは各ターン複数のフェイズに分かれており、そのフェイズの中でもやれることが多く非常に煩雑であった。
civndでは各ターンのプレイヤーの行動は「カードを1枚選んで、そこに書いてあることを実行する。その後カードの位置をずらす。」だけという非常にわかりやすいシステムになった。また、「カードの位置をずらす」という行為によって、civbgとは別の計画性が必要になったり、civbgにはないジレンマが発生したりする。これは非常にいいシステムだと思う


しかし、
civbg好きには明らかに物足りない作品である。


・圧倒的に
自由度が下がった。当然である。簡略化したのだから。

・戦争の要素が非常に薄くなった。戦闘に負けてもマイナスは少なく、勝っても犠牲が付きまとうcivbgの緊張感はなくなった。また、サイコロの目+ボーナスの値を比較するだけで勝敗を決める戦闘のシステムが、駆け引きもなにもなくつまらない。(civbgも拡張なしではつまらない戦闘だがまだマシ)

・毎回カードによって変わる勝利条件。これも個人的にはいまひとつであった。カードに書かれている内容も地味なものが多く、いまいち勝った感が薄い。自分や相手が勝利にどれだけ近いのかもぱっと見でわかりづらい。civbgの「相手の首都を落とす」「宇宙旅行に行く」みたいなわかりやすさが欲しかった。

・色々な技術を獲得していって文明が発達していく感じも薄れている

・新しいマップを開拓するロマンや小屋・村・文化カード・偉人で何が手に入るかのワクワクが失われ、civbgより簡単でとっつきやすいゲームとして期待されたはずが、盛り上がりが薄いゲームとなってしまった。

前述のカードのシステムも加味すると、むしろシビアなシステムかもしれない(civbgも出遅れると辛い別なシビアさはある)



と、ここまで悪いとこを挙げてしまったが、いいところもある

・civbgのランダムなマップと比べて、バランスが良い

・文明ごとの能力もあまり派手なものがなく、civbgほどの文明格差はない

プレイ時間の短さ

・ルール、ターンにできることが分かりやすい

カードの位置をずらすシステムが面白い

・支配領域を広げていく嬉しさ。


要は、「あの自由度の高いシヴィライゼーション」だと思わなければ割と良いゲームだと思う

シヴィライゼーションよりは、SCYTHE(大鎌戦役)に近いかもしれない

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