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  • 2人用
  • 10分~20分
  • 12歳~
  • 2016年~

桜降る代に決闘をEashesさんの戦略やコツ

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8年以上前

 『桜降る代に決闘を』は、1対1の対戦型ボードゲームです。対戦格闘ゲームやLCG(リビングカードゲーム)など、様々な作品の要素を併せ持ちながら、コンパクトなコンポーネントでそれを表現しています。本稿では、本作における基本的な戦い方を紹介します。また、扱いがそれほど難しくない組み合わせも、いくつかご紹介します。

■はじめに
 本作の挙動はやや複雑です。まずは、各動作で発生する桜花結晶(以下「桜」)の移動先をよく覚える所からはじめましょう。特に、各デッキの行動方針に合わせて使用する4種類の基本動作の挙動は、しっかりと頭に入れておく必要があります。

◯基本動作と桜花結晶の移動
・前進:間合い→オーラ
・後退:オーラ→間合い
 相手との間合いを近づける事は、そのままオーラの増強に繋がります。逆に、間合いを離すとオーラが減ってしまいます。細かな数値の調整に使用するのは勿論ですが、ひとまず「後退には前進より大きなリスクがある」という事を覚えておきましょう。

・纏い:ダスト→オーラ
 ダストに置かれた桜をオーラ増強に使用できます。「前進はしたくないけどオーラは増やしたい」「後退するためのオーラが欲しい」といった場合に有効です。また、伏せ札を増やしたい場合にも多用する挙動です。

・宿し:オーラ→フレア
 オーラを減らしてカードの使用コストを得る挙動です。盤面に影響を与えない事が多いため、使う機会は上記の2点に比べて少なめです。ただし、フレアの枚数によって使える「切り札」が変わってくるので、高コストの切り札を採用した場合は、どこかで使用する必要があります。また、フレア2~3程度の段階で脈絡なく使用することで、相手を警戒させるためのブラフとしても機能します。

・HPダメージ
 ダメージはそのままフレアの増加に入ります。上記の通り、露骨な「宿し」は相手を警戒させてしまうので、ダメージで得たフレアは有効に活用しましょう。また、唯一相手のターン中にリソースを貯める手段でもあるので、意図してダメージを受ける事も想定しておくと、プレイの幅が広がります。

■デッキの組み方とカードのピック
 本作のデッキ構築は、基本的に相手のキャラクターを見てから調整します。明確な対策札なども存在するので、あまり固定したデッキ構築を使うのはお勧めできません。ただ、基本的な方針を抑えておく事で、デッキを組むのが容易になります。まずは以下のポイントを抑えておきましょう。

◯対応可能な距離
 本作のキャラクターにはそれぞれ、得意な距離が存在します。偏りを持たせる事で連続してダメージを与えられますが、距離を絞り過ぎると対応力が大幅に減ってしまいます。そこで、中心とする距離(火力を出すための距離)と、牽制距離(中心とする間合いの外に対する攻撃)を設定し、それぞれの割合を3:2程度にしておくと「何も出来ない」という状況を防げます。
 また、相手の得意な距離がこちらの中心とする距離と異なっている場合、相手は積極的に移動を行うでしょう。切り札などに1枚だけ、相手の得意な距離(相手が行きたい距離)を叩くためのカードを入れておくと、奇襲として有効です。

◯攻撃以外のカードと、全力攻撃カード
 デッキとして使用できるカードの中には、属性「付与」などの攻撃能力のないカードも存在します。また、全力攻撃カードは1ターンに1枚しか使用できず、効果を発揮するタイミングが少なめです。これらのカードは効果を発揮するシーン以外では「伏せ札」として使用することになりますが、あまり多いと対戦に支障をきたします。これらのカードは(特殊なコンセプトでなければ)多くとも2枚程度に抑えておくと、デッキの挙動を阻害しません。

■組み合わせ
 ここに掲載した組み合わせは、あくまで「相性の良い」組み合わせです。デッキの組み方は相手に応じて変化するので、あくまで目安としてご利用下さい。

◯ユリナ&オボロ
 「決死」発動中のユリナは、全キャラクター中でも突出した火力を持ちます。ただし、それを発揮するためには間合いを詰める必要があります。伏せ札を使ってガンガン前進し、オボロの切り札「熊助」等につなげる戦略が強力です。間合い4~0に至るまでにライフで数回ダメージを受けておき、5以上のオーラを維持しながら決死状態を獲得する事を目標に立ち回るのが良いでしょう。

◯シンラ&ユキヒ
 非常にピーキーな性能を持つユキヒですが、間合いに入り込んだ時の攻撃能力は圧倒的です。特に相手のオーラを枯らす能力は非常に高く、全力攻撃「ふりまわし」は有効距離の広さに対してオーラ5(閉)ダメージ。オーラを纏いながら近寄ろうとする敵への強烈なカウンターとなります。ただし、ライフに対する攻撃能力が低いため、安定性に欠ける面があるので、パートナーでそれを補うと良いでしょう。
 「完全論破」「論破」で相手の得意な手を押さえてリスクを減らしてから立ち回ったり、距離4で「壮語」を用いて全力攻撃が確実にヒットする間合いを作ったりと、状況コントロールが得意なシンラとの相性は良好。また、「天地反駁」を発動した状態ではオーラ剥がしの攻撃がすさまじい威力を発揮します。

◯トコヨ&(遠~中距離キャラ)
 間合いを離しながらの対応技が強力なトコヨは、基本的に誰と組んでも強いキャラクターです。手札を使って間合いをガンガン変動させられるので、相手の間合いの外からチクチクと攻撃を与えられます。ヒミカと組んで「バックステップ」を繰り返してダメージを叩き込んでもよし、オボロと組んで低コストの切り札を使いまわしてもよし。山札の再構築をダメージを受けずに行えるので、長期戦に持ち込めばどんどん有利になっていきます。

◯オボロ&ヒミカ
 オボロの「みかずら」と「生体活性」、ヒミカの「スカーレットイマジン」を使ったビートダウン。相手のオーラがまだ増えていない1ターン目からフレアを貯めて、ガンガン攻撃を加えていく形です。攻撃カードは主にヒミカのものを使用し、手数を重ねて火力を確保しましょう。上記のコンボを採用すれば、切り札「クリムゾン・ゼロ」を連射する事も不可能ではありません。デッキが凄まじいスピードでなくなるので、早めに敵を倒せなければ自分が負けます。体力は気にする必要はありません。

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