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聞いた話だと、サウス&サーシさんが「カムセイルアウェイ」を出した時に、どこぞの温泉宿で言った言葉というのが「次はもっとコンパクトなのを出します」だったらしいです。

たしかにコンパクトになった！！

このゲームの特徴として紙ペンゲームなのだが大抵紙ペンゲームというとカードをめくって書き埋めたり、サイコロの目に従って埋めたりする。

このゲームは両方使う！！

こうすることによってカードでは共通のアイコン、サイコロでランダムの要素が生まれるというバランスの良い感じになっている。

ボードはホワイトボードになっていて、ソロ用と多人数用との両面で印刷されています。

真ん中あたりにある「X」のところからスタートします。

山札のアイコンと開かれたアイコン、そしてダイス目のアイコンの内1種類を選び個数分埋めていきます。隣り合っているところしか書き込めません。

そして色の面丁度に埋められたら紹介という特別アクションが発生します。

１マス他のところが埋められます。ただしこれで丁度埋まるとさらに紹介アクションが連鎖して起こせますので中途半端なところばかりだったのが一気に埋められます。

あとは同じアイコンの個数分ストライキゲージをチェックできます。これは中間決算で点数にもなりますが最終的にある程度上げていないと最終得点時にストライキが起きたとして、マイナス点を受けてしまいます。

あとはプレイヤー同士のエリアやトラックの進み具合で得点が変化していき、山札が尽きたらゲームが終了して、得点の高い人が勝利します。

ソロモードも特別なことは特にないんですが、カードの山に中間決算用のカードをセットしてのスコアアタックとなります。

実際に何回か遊びましたが紙ペンゲーム独特の軽さと悩ましさは十分ある上に、カードとサイコロを使っても案外両立できものなんだというのに気づかされました。

紙ペン好きでしたら、是非やっていただきたい作品です。