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  • 1人~5人
  • 60分~120分
  • 13歳~
  • 2016年~
37名
1名
0
1年以上前
 『エネルギー帝国』は実質的に『マンハッタン計画』とは無関係な冷戦時代の電力会社と環境汚染問題を取り扱った多人数ゲームです。とは言え、このゲームでもプレイヤーは国家そのものであり、アメリカ、イギリス、ソ連、フランス、中国と言った当時の常任理事国に加えて、カナダ、インド、イラク、日本、西ドイツが加盟国として登場します(つまり、時代設定は1973年以降となります)。そして選択された国家によって、最初に受け取れるリソースが全く異なってきます。リソースは現金、プラスチック、鋼鉄、科学力、石油(簡略化のため石炭と兼用)の5種類ですが、実際にプレイしてみれば産油国であるイラクの強さが判るはずです。確保できる電力量は発電方法に応じて5種類用意されている専用ダイスを振って決定します。太陽光/風力発電と水力/地熱発電だけではで全ての電力供給を賄えないため、燃料採掘の段階で環境破壊が発生する火力発電(石炭と石油で振れるダイスが異なります)で発電時に大気を汚染し、原子力発電で処理に困る放射性廃棄物を発生させてしまうのでした。一般的にクリーンエネルギーと呼ばれる太陽光/風力発電ですが、実行するためにはプラスチックと科学力が要求されます。このゲームでは、資源としてのプラスチックを用意するために石油を採掘して環境を破壊し、それを加工する際にも大気汚染が生じます。また、水力/地熱発電でも、施設を建設する際に環境破壊が起きてしまうのです。このようにキレイごとでは済まない電力供給ですが、発展途上国への支援物資を渡すことによって国連での発言権を挙げていくことでもVPを獲得できると言う外交的要素もルールかされています。「The Manhattan Project」のロゴが入った3つのゲームの中で、本作が間違いなくベストの出来だと思います(核爆弾の製造開発や運用するために必要な兵器に関する知識が全く不要な点が大きい)。
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kaya-hat
chaco
chaco
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