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  • 2人用
  • 30分前後
  • 10歳~
  • 1999年~

ロストシティThe100周年さんのレビュー

306名
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2年弱前

ゲームのモチーフが古代の失われた都市に向かう発掘探検です。 ルールがシンプルで分かりやすく、ゲーム展開は適度に軽いため続けてプレイしたくなります。少しずつ進んでいく発掘探検のジリジリしたテンポ感がうまく表現されていて、ゲームと世界観がとてもマッチしている点もとても魅力的です。

以下、ゲームシステムの説明です。

ボード上に5色に分けられたそれぞれの失われた遺跡に手持ちの最小カードから置いて行きます。 カードの最小の数字は、0点でなおかつ最終得点が枚数毎に2倍、3倍、4倍と増える交渉カードです。そして、2から10までの数字が続きます。得点システムですが、基準点が20点に設定され、 各遺跡に置かれたカードの累計点の20点を越えた分が得点となり、20点未達だと未達のマイナス分が、合計得点から減点されるという仕組みです。未達分のマイナス点も交渉カードの枚数によって、2倍、3倍、4倍に膨らんでしまいます。手持ちカードは上限5枚とされ、山札 or ボードに相手プレイヤーが不要と判断して遺跡ボードに捨てたカード(各遺跡の1番上にある)を毎回選んで1枚取得します。 点数を倍加する交渉カードは最大3枚で、その他のカードは各1枚です。そのため、相手がどのようなカードを手元に持っていそうかという読みがこのゲームの肝になります。

ロストシティに似ていて、2人用カードゲームを代表するバトルラインというカードゲームがあります。ロストシティの良い点が伝わるので、バトルラインと比較します。バトルラインは、アレクサンダー大王とダレイオス3世の激戦宜しく、中盤以降の攻防がけっこう激しくシビアです。思考が煮詰まって頭の中が若干重ために感じる人もいると思います。一方、ロストシティは仲の良い友達と気軽に遊ぶのに適していて、 落ち着いた展開でまったりとゲームを楽しみたいという人には、断然ロストシティをお勧めします。この2つのゲームを比較するレビュアーを散見してきましたが、実際両方買ってプレイすると、なるほどなと思いました。

ガチガチに戦いたいゲーム好き男子は、バトルラインだと個人的には思います。私は、それぞれの良さを気にっているので、両方気に入ってます。誰と遊ぶかで選んでいます。家族受けは、今のところロストシティが優勢です。

※ちなみに、世界の七不思議 7 Wonders 、バトルライン、ロストシティの3つをリンクするように子どもたちと遊ぶと、子どもに世界史と世界地理への興味関心を高めてもらうきっかけにできるだろうと期待しています。とりあえず、ロストシティのモチーフとなっている文明圏や国名、都市名を遊びのついでに刷り込んでいます。

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仙人
The100周年
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