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  • 10分~25分
  • 10歳~
  • 2020年~

国産みKanare_Abstractさんのレビュー

165名
1名
0
約3年前

囲碁の初心者向けのルールで、相手の石を一つでも取れたら勝ちになる「アタリ碁」というものがあり、国産みのルールは基本的にはこの「アタリ碁」の勝利条件を逆転させたものなのですが、さらに近年アブストラクトゲームで人気のある「ポーンを操作してトークンを置いていく」というメカニクスをそれに組み合わせることで面白い変化を与えています。

冒頭に書いたように、トークンを囲ませることを狙って小さいグループばかりを作っていると移動の範囲が制限されてしまうため、相手に先を読まれて詰まされてしまったり自滅してしまうことがよくあります。個人的には、移動用の大きなグループと、勝利達成用の小さいグループの2段構えでプレイするのが常套手段かなと思っているのですが、盤面が狭いため終盤でどうしても繋ぎたくないグループ同士を繋げてしまったりといったことが起こります。小さいゲームに見えますが十分奥の深いゲームです。

「ポーンを進ませた場所」がすなわちトークンを置く場所となるので、囲碁と比べると配置選択の自由は減っているのですが、考えるべき配置が限定される分、むしろ逆に囲碁を知らない人でもとっつきやすいゲームになっています。また「石をどこに置くか」ではなく「ポーンをどこに進ませるか」を考えさせる形にすることは、プレイヤーがゲームに没入しやすくなる工夫でもあるようです。

作者によればこのゲームは囲碁とアマゾン(Amazons)から着想されたようです。リプレイ性の高い秀作だと思います。

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大吉さん
仙人
Kanare_Abstract
Kanare_Abstract
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