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  • 4人~8人
  • 30分~45分
  • 10歳~
  • 2017年~

コレハヤ辞典もげ太さんのレビュー

306名
0名
0
7年以上前

このゲームの目的は、これから流行る言葉を載せて辞典を作り上げること、である。

内容としては、

①二人一組を基本としたチームに分けられる(編集部配属)。

②ランダムに与えられた文字から、「ぽじゅぽじゅ」のような新しい言葉を思いつき意味を与える(原案の作成)。

③対戦相手から、意味が書かれた紙と使われた文字+適当な文字を渡され、相手の思い付いた言葉を連想する(校正)。

④連想した言葉が正解かどうか確認し、どの言葉が一番これから流行りそうか決める(チェック)。

⑤相手の言葉を連想できたか、流行りそうな言葉を連想できたかで勝者が決まる(辞典に掲載する文字を決める)。

という流れで、辞典を作り上げることとなる。

この、辞典を作り上げるという感覚をプレイしている仲間と感じられるよう随所にフレーバーが散りばめられている。

コンポーネントに対するこだわり(入れ物の箱が辞書っぽいなど)、ゲームの設定(上記内容のカッコ内の言葉参照)、プレイしているときのプレイヤーの動きなどなど。一貫して『辞典つくったるぞ!』という思いを感じる仕上がりとなっている。

個人的には、ゲームの世界にすんなりと入ることができたので、好意的な評価をしている。もしお近くに実物があるなら手に取っていただいて損はない。是非とも製作者の思いに触れてみてほしい。


ゲームとしてはコミュニケーションよりも、いかに面白い言葉、意味を思いつけるか!?という部分に重きが置かれているように感じる。確かにチームに分かれて戦うのだが、個人戦のような趣が強い。共闘する部分もあるが、あまり重要だとは思えない。ここは個人的に残念な部分である。

例えば、しったか映画評論家のように、思いついた設定が後の手番の人に関わる、というような自分の行った選択が相手に影響を与えるということはあまりない。基本的には、自分のアイディア勝負一発である。プレイヤー間でのやり取りは少なく折角チーム戦にしたのに、活かし切れていないように思える点は残念である。

ただし、作り上げた辞典は実際に『辞典』として残り、次以降のプレイヤーが参照可能であり、ゲームにも関わってくる。つまり、自分の思いついた言葉が実際の作品として残り続けることとなり、将来のプレイヤーと間接的に関わりあえることとなる。面白い。


今までのプレイヤーがどのような言葉から意味を思いついてきたのか、「辞典」を見ているだけでも飽きない。これは、他のボードゲームにはない楽しみ方ではないだろうか。中にはハッとさせられるような、まさに、これから流行るのではないだろうかと思えるような言葉も載せられてくる事だろう。


コレハヤ辞典、面白いよ。と、自信をもってお勧めできる作品であると感じた。ただし、初対面の人と行うときについつい気を使い過ぎてしまう、というような人は気心の知れた友人と行うことをお勧めする。

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大臣
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