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  • 2人~6人
  • 120分前後
  • 12歳~
  • 2004年~

電力会社のっちさんのレビュー

476名
3名
0
約2年前

フリードマン・フリーゼ先生が2004年に発表した傑作ボードゲーム。

それが「電力会社」です。


まさにゲーマーズゲームを地で行く大作で旧版と比較しても

コマを置くだけでよくなったというのは素晴らしい出来に仕上がっていると思います。

競りと陣取りがゲームの中心にあり、プレイ順が毎ラウンド変更されるので

トッププレイヤーが勝ち逃げしにくくなっています。


「勝ち逃げしにくくなっている」、

という仕組みのため序盤から中盤にかけては

プレイヤー全員がどんぐりの背比べ。

あまり差が出にくくなっています。

「このゲーム、全員同じことやってない?」と

未経験プレイヤーからは声が上がります。


ところが、中盤から後半にかけて(ステップ2~ステップ3)

ベテランプレイヤーはジワジワ差をつけて実力差を見せてきます。

ここが「電力会社」の面白いところで、

気がつくと徐々に差がつき始める面白さがあります。


未経験プレイヤーが「あぁ、そういうことか!もう1回!」

と言ってしまう楽しさと奥深さを兼ね備えた

ボードゲームの金字塔と呼ばれるのは

こういう所にも理由があるような気がします。


発電所の性能はラウンドを追うごとに高機能化していきます。

自分の所有する発電所はどんどん陳腐化していきます。

発電所はオーションで競り落としますが、

ある程度先を読んで発電能力に余裕があるものを選ぶか、

ネットワークを発展させた上で、とりあえず発電できる規模のものを選ぶか、

プレイヤーの手腕が問われます。

ステップ2、ステップ3と徐々に都市に置ける支社の数が増えるにつれ

発電所も高性能なモノを購入する必要に迫られます。

支社の数もゲーム終了条件のひとつなのでライバル達としのぎを削る戦いになります。

発電所購入と支社建設、この2つがこのゲームのキモ。

どちらを優先させるのか、同時進行で進めるのか、

こういう楽しさはこのゲームならではと思います。


経験値でプレイに実力差が非常に出やすいゲーマーズゲーム。

未経験のプレイヤーは一度通して遊んでみて

「こういう仕組みのゲームだったのか!」と気がつく頃には

ゲームが終了していると思います。

そのため、何度か続けて遊んでみることをお勧めします☆ 

幸いなことに、電力会社には拡張マップが多数発売されています。 

本作のドイツ&アメリカマップだけでなく、

ヨーロッパや日本マップ等でぜひこのゲームを楽しんでみて下さい。


「電力会社」はどこかデジタルのゲームの匂いがするんですよね(個人感)

今回動画を制作するにあたり、盤面の状況を伝わりやすくするため画面の半分に

PHOTOSHOPで加工した図面を貼り付けましたが、違和感はまったくありませんでした。

PCゲーム化してSTEAMで販売してくれたら、あたしは絶対買うし面白いと思いますよ☆

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のっち
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