ファンタジー・レルムズ白州さんのレビュー

6/10

2021年ドイツ年間エキスパートゲーム大賞最終ノミネート作品。

一時期、日本語版も出ていたが、いつのまにかレアゲーになっており、やっとプレイできたのでレビュー。

全カードオールユニークのテキスト効果があるため、言語依存が半端なく、日本語版じゃないと遊ぶ気が起きない（笑）

やることは超シンプルで、10枚の手札が配られてスタート。

手番では、山札か捨札から1枚引く。捨札が10枚になったらゲーム終了。得点が高い人の勝ち！

え？終わり？　マジです。　でもこれ、エキスパートゲーム大賞ノミネート作品なんです。

とにかくいろんなカード効果が入り乱れていて、アメリカンなゲーム。

特殊効果バリバリのTCGとか好きな人にはウケるだろうし、逆にピュアユーロじゃなきゃ無理！って人には向かないゲーム。

個人的にアメリトラッシュな特殊効果もTCGも嫌いでないのでこの評価。

弱点は7人まで遊べるのに、捨札が10枚で終了が変わらない点。つまり、普通に捨札だけ捨ててれば、順番が後半のプレイヤーは1回しか手番が来ないｗ　さすがに荒すぎるｗ

プレイ人数を4人くらいまでに減らすか、捨札をプレイ人数毎に調整するか、やりようはあっただろうに・・・。

プレイ人数がMAX７人まで遊べるゲームなのに、Geekのベスト人数が2~3人とか罠すぎるだろ・・・。

そこだけ除けば、エキスパートゲームの中で、過去一シンプルなルールなので、特殊効果嫌いでなければ、おすすめしたい作品。