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  • 2人用
  • 10分前後
  • 2003年~

ドラゴン・マスター18toyaさんの戦略やコツ

98名
2名
0
約3年前

【はじめに】

このゲームで楽しみ、そして勝つために大事なこと。それは「どのカードをどう組み合わせると何点になるのか」を理解しておくという事です。

当たり前じゃん!どのゲームでもそうじゃん!と思うかもしれません。しかし、このゲームは特に勝ち筋と相手の点数の潰し方をお互いに理解してからが熱い!

ドラゴンマスターでは、相手も自分も点数を作っていく盤面が共通でフルオープンのため、どの列が今何点でこれから何点まで伸びそうか、何点まで落とせそうかまで、全て開示されている。これにより、自分の手を伸ばすならこのカード、相手の最低点を更に下げるならこのカード、というのがお互いに見え見えです。

かくして引くな、引くなよ!とか、引く!俺はこれを引かないと死ぬ!みたいな運命のドローが中盤以降毎ターン続いていく

お互いにヒリつきながら交互に引きを繰り返し、相手の最低点を下げ、自分の最低点を上げていく。短期決戦でいきなり鉄火場という堪らないゲームです 笑

【カードと得点の組み合わせ】

さて、そのような鉄火場ゲームを楽しむために、補助としてカードと点数の対応一覧を以下に記します。

以下は、「得点は基本足し算、同じカードが同一列に2枚あると10倍、同一列に3枚あると100固定点」という点数ルールを見える化したに過ぎませんので、覚える必要はありません。ただ、点数の数え方がよく分からない!という方への助けになればと思います。


カードの組み合わせ … その列の得点

0,0,1,2 …   3点
0,0,1,3 … 4点
0,0,2,3 … 5点
0,1,2,3 … 6点
0,0,1,1 … 10点
0,1,1,2 … 12点
0,1,1,3 … 13点
1,1,2,3 … 15点
0,0,2,2 … 20点
0,1,2,2 … 21点
0,2,2,3 … 23点
1,2,2,3 … 24点
0,0,3,3 … 30点
0,1,3,3 … 31点
0,2,3,3 … 32点
1,2,3,3 … 33点
0,0,0,0、0,1,1,1、0,2,2,2、0,3,3,3 … 100点
0,0,0,1、1,1,1,1、1,2,2,2、1,3,3,3 … 101点
0,0,0,2、1,1,1,2、2,2,2,2、2,3,3,3 … 102点
0,0,0,3、1,1,1,3、2,2,2,3、3,3,3,3 … 103点

【戦略】

このゲームでは、自分の担当する4列のうち最低点が自分の点数となります。私が遊んだ限りにおいて、最低点が20点台という事はなかなかありません。お互いに1点台、または10点台で鎬を削る事がほとんどです。従って、自分の最低点を10点台に出来れば比較的優位に立てる事が多い。

ただし、自分の列に積極的に10点台を作りに行く動きが強いかと言うとそうでもありません。何故なら、仮にその1列を10点台に出来たとしても、その列が最後まで最低点の列のままとは限らないからです。他の列を5点、4点などと1点台にされれば、たちまちそちらが最低点の列になってしまう。

そのため、基本は7:3くらいで「相手の最低点をなるべく小さく作る」方に重点を置く事が大事だと思います。これをお互いが行い、お互いにブロックし合います。従って、「お前の最小点の列を作ってやんよ?ほらこの列、0,1,2で3点リーチだな。0が来ればお前は沈むぜ?」「それは断固拒否する、来た1!4枚目に置いて12点」「ちっ、躱したか」などという攻防がよく見られる訳です。

ちなみに、相手の最低点をなるべく小さくするには0を絡ませる事です。

1〜3は2枚目を置けば10倍になるので点数の底上げをするカードに化ける可能性がありますが、0を底上げするためには1列に3枚の0を置かなければなりません。勿論これは不可能ではありませんが、自分の1列に2枚も0を置かれてしまうとかなりのプレッシャーがあるでしょう。勿論これだけで100%勝てる訳ではありませんが、0を1枚置くだけでも相手の最低点を1点台に抑える下地になります。

↑やはり0を2枚置かれると基本的には厳しいの図。縦列側は一番左の列が最低点となり10点。横列側は上から2行目が最低で12点。よって横列側の勝ちです。

ただし、一つだけお忘れなく。あなたは共通の場にカードを置いています。場に0を置くと言う事は、相手の点数を下げるだけではなく、あなたの点数を下げる要素にもなりうるのです。人を呪わば穴二つ。あなた自身が掘った穴に貴方も埋まらないよう、0を置いた後は、細心の注意をもって0を含む自分の列を速やかに10点以上に引き上げたいものです。

【最後に】

以上が今のところドラゴンマスターで私が理解しているセオリーです。ただし、対戦する二人がどちらもセオリーを理解していればこそなお、捲りが勝負を決する場面が多々あります。

このゲームを楽しめるかどうかは、「最善の手を打っても、最後は捲り運が勝負を決める場合がある」事を良しと出来るかどうかにかかっています。願わくは、知略を尽くした上で運の揺蕩いを楽しめる皆様の手に、このゲームが届きますよう。

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yokoyamaryuma
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