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  • 2人~4人
  • 60分~120分
  • 12歳~
  • 2019年~

クーパー・アイランドリーゼンドルフさんのレビュー

322名
2名
0
11ヶ月前

大航海時代のど真ん中1765年とある船長は早朝、乗船していた愛犬クーパーに先導され、船首へと向かい島を発見した。船長は愛犬クーパーに敬意を表しその島をクーパーアイランドと名付けた。

プレイヤーのそのクーパーアイランドの開拓と周辺の探査行為を行わなければならない。


こちらがボードなるのですが、プレイヤの担当するのは下の島の部分です。この島に関しては他のプレイヤーと共存するわけではなく、中央のボードにそれぞれプレイ人数に合わせて差し込んでいきます。

自分専用の島で開拓を進めていくことになります。


それではゲームの流れをざっくりと説明していきます。


収入フェイス


個人ボードの初期タイルをどれか手に取り


島を海に出すように配置します。


そこでキューブを置くと資源が生まれます。これが収入となります。


タイルはこちらの袋から引いて倉庫に貯めることができます。


それ以外でも収入できる要素はありますが後ほど。


アクションフェイス



こちらがアクションポイントになるのですが、このゲームワーカープレイスメントとなっています。〇が8か所□が8か所あるのですが、初期のワーカーは〇が2しかありません。


とはいっても系統は2種類しかなく赤の十字のところは主に島にタイルを袋から引いたり配置したりします。


青の□の部分は個人ボードの強化や建物や彫像を建てるといった能力改善に関わるアクションです。


資源に関することでいうと、島にある資源を倉庫にしまえます。だけど倉庫を切迫してしまうので大抵は島に置きっぱなしになることが多いです。


ただタイルの配置に関して同じ絵柄のタイルなら重ねて配置できます。これで重なったタイルの上にある資源2個の価値があります。


ちなみに山3レベルだと石か金が生まれます。これを駆使して青四角のアクションを行っていきます。


ボードの建設

個人ボードの左側にコストを支払って好きなタイルをはめていきます。今後収入フェイスで追加した収入も追加されます。


建築物を建設

こちらの資源コストを払うと建てることが可能です。建築物に関しては小さいのと大きいのとで特殊カードがもらえます。基本いいことしか書かれていません。


しかし、一番高いところに建設しないといけません。いままで資源生産場所だったのが生産できない上に高く積み上げられなくなるわけです。

このバランスがこのゲームの悩ましさが出てくると思います。


ちなみに彫像は建築するだけでクリーンナップフェイスに特典がはいります。


運搬船から木箱を受け取る

各プレイヤー5ずつありますが各船によってコストが異なっています。白い船長カードコマがあるところはコストが軽減して購入できます。

そのタイルはこの部分に配置することで能力が起動します。ただ、クリーンナップフェイズでコストを支払うと剥せるので再利用可能です。


それらをある程度の目標が設定されており、達成するとワーカーが増えていきます。ただし□の場合、〇か□のどちらかを最終勝利点の目標カードに配置されます。

このゲームはどちらにしろワーカーは4つしか解放できません。


そしてこのワーカーを養わないといけません。養えないとデメリットを受けます。


あとはクリーンナップフェイスでもろもろ終わった後、次のラウンドが始まります。5ラウンドが終わるとゲームは終了し、勝利点の高い人が勝利します。


これまで言ってない要素が実はあります


実はこれまでのやり取りで勝利点の話はあのり出ていません。取れる要素としたら建物を建てたときに得られるカードに紛れている程度で、いくら島にタイルを配置しまくって埋め尽くしたとしても1点も勝利点が入りません。


わたしの初回プレイはそんな感じでした・・・


個人ボードのこの船を動かすことで得点が入ってくるシステムなのです。各個人ボードのあちこちにある操舵のアイコンが推進力が追加されます。各コマそれぞれ別方向から旅立ちます。


自分のボードや別のプレイヤーの小島をまたぐとその能力をもらったりします。船だけは他のプレイヤーのボードの外周を行く先はこの島にたどりつきます。


たどりつくと航海日誌トークンをもらって能力を使わなかったら勝利点がもらえます。



やがて自分のボードに帰ってくるのです・・・


結論として島を開拓し、ボードを改善しつつ、推進力を手に入れて船をより遠くに進めていくのが目的となります。



ちなみに日本語版になってソロモードもあります。難易度にあわせて設定した目標を上回れば勝利というものですが、アクションポイントを妨害してきます。



島を開拓するだけでは点数は入らない、何とかしてワーカーを増やして船を進めていきたい。しかし初期のワーカーが2つはかないので1ラウンドはすぐ終わる。

なので対人でやられる場合けっこう悩む時間が多くなると思います。


取っかかるのはちょっと大変でしたけど、わかるとこれは十分面白いと私は思いました。


bggのレートだと4.16重量級になります。作者も調べたらラ・グランハを作った作者らしいので、システムやギミックは全く違いますが、これが楽しめるのならそちらも試してみてはいかがでしょうか。


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山彦
じむや
リーゼンドルフ
リーゼンドルフ
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