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  • 2人用
  • 30分前後
  • 12歳~
  • 2000年~

バトルラインペンペン丸さんのレビュー

692名
4名
0
4年以上前

「二人用ゲームの最高峰」と呼び声が高い、古代ローマ時代の戦争をテーマにしたバトルライン。私もその呼び名に誘われ購入しましたが、断然オススメの名作ゲームだと感じました。


簡単に言えば、フラッグ9個を三枚ポーカー(強さ順はストレートフラッシュ、スリーカード、フラッシュ、ストレート、ブタ)で取り合う勝負です。フラッグを過半数(5個)取るか、連続した3つのフラッグを取れば勝利(戦線を突き破るイメージ)です。


まずこのゲームはポーカーに近いですが、7枚の手札から一枚ずつ順に出すのがミソ。有利不利を見極めてフラッグ毎に勝負したり切り捨てたりが可能です。ストレートフラッシュかと思わせて実はただのブタで、相手の強いカードを無駄に使わせるなんてハッタリも。場にカードを出したら1枚ドローするので、手札は常に7枚になるのをお忘れなく・・・私はたまにドロー忘れをやらかします。


そしてこのゲーム最大の特徴は、色と数字を書いた部隊カード60枚とは別に10枚ある戦術カードです。

ポーカーで言う所のジョーカーもあれば相手の場のカードを自分のモノにしたり、役を無効にして数字勝負にしたりと、どれも超必殺技的なチート能力を持っています。

カードを一枚場に出す度に戦術カードか部隊カードを選択ドロー出来るので「ならチートカード全て引いちゃえば良いじゃん!」となりそうですがそうはなりません。

【相手と自分が使った戦術カードの枚数差は一枚まで】というとても悩ましいルールが存在するのです。このゲーム、これがとても素晴らしい。どんなに強い戦術カードを沢山持っていても、相手が一枚も戦術カードを使わなければこちらは一枚しか使えないのです。

使えない戦術カードは手札を圧迫し、強い手が作りづらくなる。不利になる事をわかっていながら「早く戦術カード使ってくれ!」と言うトンデモな思考回路に陥ってしまいます。

ちなみに戦術カードと部隊カードは表の色が違うので、相手が何枚戦術カード持ってるかは一目瞭然です。


もう一つ秀逸と感じたルールは「盤面の状況で勝敗を証明する事が出来る」です。

「あっちでこのカードが出てるからこっちでもうこの役は作れない、よってこの役が完成している私の勝ち」みたいに、決着を早める事が出来るのです。ここで大事なのは「盤面の状況のみ」で証明しなくてはならないと言う点。

前述した戦術カードはこの考察に入れません。それと、自分の手札に相手の必要なカードが既にあったとしても「俺が持ってるからその役は揃わないよ!」も証明にはなりません。あくまで盤面のみです。

だから盤面で証明される前に戦術カードで逆転を狙ったり、捨て勝負してるフラッグにわざとカードを捨てて証明に使ったりと駆け引きが更に深まります。

「フラッグ取得のタイミングは自分の手番の一番最初にしか行えない」と言う上級者向けルールもあります。証明されてからフラッグ取得される間に自分の手番が来るので、戦略カードで逆転したりと更に駆け引きのレベルが高まります。


我が家では小6、小2とそれぞれ対戦しましたが、小6は大層お気に入りでした。ルール説明がてらの初戦から「これ面白いね!」と大盛り上がり。小2もルールは理解し、戦術カード等の把握はこちらで説明してプレイ。もう少し理解出来れば充分勝負可能だと思いました。

私も買って良かったゲームのトップ3に入る面白さだと感じています。


それともう一つ。このゲーム、箱がそこそこ大きい割に中身がスッカスカです。

カード70枚とフラッグ9個しかなく、箱の中はほとんどデッドスペース・・・しかもカードスリーブに入れると綺麗に箱に収まりません。プレイする度にあの箱を開けて中身出して・・・は箱にもカードにもダメージです。

なので100円ショップ等で中箱(中段トレイ)付きカードボックスを購入する事をお勧めします。中箱はフラッグ入れとして使いましょう。

ウチではこんな感じ。画像では抜いてますが、ネットで拾ったルール説明書(A4)も四つ折りにして入れてます。

釈迦に説法、ご容赦下さい。



夫婦カップル友人親子、どんな組み合わせでも盛り上がる事間違い無しのバトルライン。古代ローマ時代の戦争を、貴方の家のテーブルで再現してみませんか。

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No more映画泥棒
YACK
コースター
Nobuaki Katou
大賢者
ペンペン丸
ペンペン丸
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