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  • 2人用
  • 45分~55分
  • 12歳~
  • 2003年~

アバロン白州さんのレビュー

11名
0名
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約1時間前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

6/10

1989年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネートの玉を押し出す同名の2人用アブストラクトがあるが、それとは違うゲーム。作者はカルタヘナなどをつくるコロヴィーニ。

基本は11箇所あるエリアの奪い合い。それぞれのエリアに初期配置から、5色の魔法使いか騎士のいずれかが配置されており、手番では、5枚の手札から、好きなだけプレイ可能。

特定のエリアにある相手の色と同じ魔法使いを出すと、相手のエリアのカードを1枚、自分のものとすることができる。ただし、相手が同じ色の魔法使いを手札からカウンターで出されると、逆にとられてしまう。

特定のエリアにある相手の色と同じ騎士を出すと、もし、相手のエリアのカードの枚数よりも多いなら、そのエリアを陣地として手にいれることができる。陣地には、ポイントが1~3あり、これが15点取れた瞬間、即勝利。

ちなみに、相手が同じ色の騎士を手札からカウンターで出すと、防御されてしまい、攻撃失敗となるが、カードを取られることはない。

そのほかの選択肢として、ただ単にカードを重ねて強化することも可能。

最初は、どのエリアもカードが裏返しになっており、どちらかが陣地として、表向きにするまで、何が出るかわからない。

基本は得点なのだが、一部、能力があったり、1枚だけ異様に得点や効果が低いハズレがあったりする。

面白いのがカード補充で、初回は共有の9個の選択肢から1つ、お互いに1つずつ選んでいくのだが、それぞれ1回ずつしか選ぶことができず、全ての選択肢を使い切らないと復活しない。

大きく分けると、手番終了時にすぐ補充できるが少ない枚数のものと、手番開始時に補充するが、補充できる枚数が多いもののになっており、このゲームでは、相手の手番で手札を多く持っていないと、攻撃されまくるので、わりと重要。また、陣地のエリア種類数(3種類あって、そのうち1種類の数)や隣接枚数、そもそもの陣地枚数で、補充枚数が変わるものもあり、プレイヤーによって、価値が変わる。

弱点というか、爽快感をなくしているのが、騎士で攻撃したら、ほぼ両陣営のカード全てが吹き飛ぶルールで、これのために、たくさんガードしたり、強化したりする意味があまりないのが、かなり気になるのだが、逆に言えば、斬新だったので、個人的には、まぁ、こういうものもあるかみたいな感じだった。

謎に評判が悪いので(笑)、遊ぶ前から心配していたが、ハードルの低さと、ゲーム展開がだれることなく終わったこともあって、なかなか楽しかった印象。

だが、2003年のゲームなので、粗い印象はあるし、全カードの得点が20点ちょいしかないのに、15点とらないと終わらないから、始める前は本当に終わるんか?これ?と思うし(実際、グダると90分くらいかかるらしい)、いろいろ危うさを秘めているゲーム。

だが、世間的な評判よりは、逆に新鮮で楽しめる気もするので(というか、コロヴィーニな時点でマニアはいろいろ察するだろうし)、プレイする人は、それなりに覚悟ある人がほとんどだと思うので、それをわかってやるなら、ありなゲームなんじゃないかなとは思う感じの作品でした。

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白州
白州
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