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  • 2人~4人
  • 30分~45分
  • 14歳~
  • 2020年~
389名
1名
0
4年以上前

プレイヤーたちは19世紀の有力な画家の一人となり、弟子たちに指示を出し、絵の具を調達し、パトロンを獲得し、傑作を描き上げます。勝敗は描き上げた作品と獲得したパトロン、巨匠マーカー(最初に条件を満たしたプレイヤーが貰える)の合計点で決まります。


描き上げた作品として獲得する作品カードは実際の名画が使われていて、作者や作品名、所蔵美術館の情報が記載されています。有名なものから知らないものまで40枚あって見ていて楽しめます。手持ちコマを置くためのパレットや絵筆を持ったデザインの弟子コマなど内容物も可愛らしいです。


ただ、ゲーム自体はラウンド毎の行動が完全にダイスの目で決まってしまうので、やりたいことが何もできずにゲーム終了ということも少なくありません。作品カードの制作(獲得)にはそれぞれ4色から決まった数の絵の具が必要になるのですが、絵の具の獲得の為には6の目を出して絵の具そのものを入手するか、1から4までの目をタイミング良くだして調合作業をしなければなりません。そうして手に入れた絵の具を使用して作品カードを獲得するには5の目を出さなければなりません。救済策として発想トークンというものもあるのですが、運の悪さを何とかできるほどの効果はないです。

各ラウンドでプレイヤーは4つづつダイスを振れるので色々出来そうに思うのですが、絵の具の調合作業が他プレイヤーとの競りの要素を含んでいたり、終了条件の「だれかが☆のついた作品カードを3枚制作」がダイス次第ではあっさり達成されてしまうので、点にならない絵の具を抱えたままゲーム終了も珍しくありません。


追記:カードに書いてある効果が解りにくく、効果が適用されるかの判断に困ることが多いです。その為、勝っても負けても釈然としない・・・というのが一番の問題でしょうか。


2人プレイしか経験が無いので、最大の4人プレイでのレビューを見てみたいです。

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藤森 あつし
国王
tiwa
tiwa
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