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ボードゲームの専門店:イエローサブマリン【ボードゲームのお仕事図鑑 Vol.1】

ボードゲームの専門店:イエローサブマリン【ボードゲームのお仕事図鑑 Vol.1】
2019年07月05日
キュレーター:まつなが

ボードゲーム業界のお仕事を幅広く奥深く紹介する【ボードゲームのお仕事図鑑】シリーズ。最初はボードゲームの専門店の店員さんによる、業務内容や仕事の流れ、他の職種との違いなどを教えてもらいました。向いている人はズバリお客様とコミュニケーションが取れて、趣味と仕事を分けられる人。達成感とやりがいのあるお仕事です。

「参考になりそう」「後で読む」「面白かった」と思った方はSNSボタンをクリックしてくれると嬉しいですm(__)m

こんにちは、ボドゲーマキュレーターのまつながです。

2019年、日本のボードゲーム業界はますます拡大してきています。たくさんボードゲームで遊んでいる人がいるということはつまり、たくさんの方がボードゲーム業界で働いているということ。

ボードゲーム業界には様々なお仕事があります。今は趣味でボードゲームを遊んでいる方が将来はボードゲームの仕事をしたいなというときに、実は幅広い選択肢があるんですよ!

ということで、魅力的なボードゲーム業界のお仕事を広くご紹介する【ボードゲームのお仕事図鑑】シリーズのコラムをスタートいたします!今回は記念すべき第1弾です!

大好きなボードゲームと一緒に働きたい方や、ボードゲーム業界に興味がある方に、広く楽しんでいただけるシリーズです。


さて、みなさんは普段、どのようにボードゲームを購入していますか?ボドゲーマオンラインストアのようなインターネットの通信販売を利用される方も多いと思いますが、実物を見てから買いたいな、という方も多いはず。

そんなとき、よく利用する店舗といえば、全国に店舗がありボードゲームの取扱も最大級のエローサブマリンですよね!

【ボードゲームのお仕事図鑑】第1弾では、ボードゲームも取り扱う専門店のイエローサブマリン店員、金子さんにお話を伺いました。

イエローサブマリン秋葉原RPGショップの基本情報

店舗名イエローサブマリン秋葉原RPGショップ
取扱商品RPG全般・RPG関連書籍・ボードゲーム・シミュレーションゲーム・カードゲーム(トレーディング要素のないもの)・ウォーハンマー・メタルフィギュア・ダイス・ゲームアクセサリー
定休日年中無休
住所〒101-0021
東京都千代田区外神田1-11-5 秋葉原スーパービル8F
営業時間平日:12:00~21:00
土日祝:11:00~20:00
公式サイトhttp://www.yellowsubmarine.co.jp/shop/shop-059.htm

ご職業のご紹介

こんにちは、まつながです。金子さん、今日はよろしくお願いします!

はい、よろしくお願いいたします。

金子さん。インタビューを快く引き受けてくださいました。

金子さんのことを簡単に教えてください。

秋葉原にあるボードゲームショップ『イエローサブマリン秋葉原RPGショップ』で2011年から店員(販売員・営業)をしています。最初はアルバイトからスタートして、現在は社員です。担当はボードゲームがメインですが、TRPGや副読本といった部分も担当することがあります。

あとは一応趣味として、ボードゲームのことを発信するポッドキャスト『ボドゲ仕掛けのオレん家』というのを不定期でやっています。

イエローサブマリンの店員になる前は、何をされていましたか?

デジタルゲームのゲームプランナーをしていました。

ゲームプランナーとはいわゆる企画職で、プログラマーやグラフィッカー、プロデューサーといった役職の間を取り持つ役目が主でした。ゲームを作るうえで必要なものを洗い出し、企画書や仕様書を作成したら、システムやグラフィックをそれぞれの役職にお願いするようなイメージです。

僕はプログラムも絵も下手で、専門の役職にはなれそうにありませんでした。でもゲームが好きだからやれることはなんだろうなと考えたときにゲームプランナーにたどり着きました。

ゲームプランナーとして仕事をしている間にボードゲームに触れる機会があり「ボードゲームって面白いぞ…!」って気づいてからは心機一転、ボードゲームショップの店員へと転職しました。

店員としてのお仕事内容

店舗は年中無休ですが、金子さんはどのように勤務されていますか。

週5日勤務で、基本的にお店が開店してから開店するまでお店にいます。

秋葉原駅から徒歩すぐのビルに秋葉原RPGショップがある。

 お仕事の内容はどのようなものがありますか。

自分は少し特殊で、ショップ内の仕事と、イエローサブマリン全体の仕事に大きく分かれます。

店舗の仕事は、レジでのお会計、商品のお問い合わせ対応、品出し、商品の発注、売り場作り、中古ゲームの買い取り対応などです。

全体の仕事とは、一部特殊なボードゲームの仕入れとボードゲームの企画仕事です。

なるほど、ショップ内の仕事のほうは、想像しやすそうですね。

一般的な小売業で行う作業がベースになり、商品の発注作業やTwitterの告知、商品用のPOP作成などがあります。ボードゲームに関する質問の対応や、買い取りの査定が特殊ですかね。

中古販売の対応は難しそうですね。

お客さんが遊び終わったゲームを持ってきてくださるのですが、買い取りの査定は意外と難易度が高く大変です。

過去に古本屋でアルバイトをしていて、本やデジタルゲーム、CDの買い取りの経験があるのですが、本の買い取りは破れや日焼け、水濡れといったダメージがあるかどうかくらいしか見るところがないんですよ。
一方でボードゲームは、それらのダメージ確認に加えて、カードの枚数やコマの数を数えなければならない。カタンのような中量級やアグリコラみたいな重量級ゲームになると、内容物が膨大になって確認作業にとても時間かかるんです。基本と拡張が混ざった状態だと、全て分けなければならないですし、古いゲームだと内容物の記載が「コマ100個以上」と曖昧に書かれていることも。「合計はいくつなんだよ!」っていう状態です(笑)

また1つのゲームでも版の違いに加えて、日本語版、海外版、多言語版、特典の有無、メーカー違い、リメイク作、という感じでバージョンがたくさんあります。そのバーションによって価値も変動するので、ある程度は商品の知識がないと適切な値段はつけられないと思います。

戦略的なゲームには大量のコマが含まれることが多い。

全体の仕事というのもあるのですね。

はい。社内でも特殊な立ち位置だと思っています(笑)

ボードゲームの仕入れでは、ゲームマーケットやコミックマーケット、その他イベントに参加してゲームをチェック。イエローサブマリンで販売のお手伝いが出来そうなタイトルであればお声掛けさせてもらっています。問屋に流れないような規模で活動されている方がメインですね。いわゆる同人サークルが多いです。

ボードゲーム関連の企画では、専門の商品開発部署とやり取りをして「こういうアイテムがあるとボードゲームを遊ぶときに便利です」とか「こういう海外ゲームを日本語版にしてはどうか」といったアイディアをお伝えしています。

あと最近ではもう一歩進んで、日本語版のボードゲーム製作に企画として協力するようになりました。スティックスタックというゲームでは、日本語版製作プランナーとして箱などのデザインに関してあれこれ意見、提案させていただきました。

イエローサブマリンさんは、委託販売でとても多くのボードゲームを取り扱っていますね。

はい。いわゆる同人ゲームと呼ばれる自費出版的なゲームの販売は商業流通のゲームと比べると手間がかかる部分も多く、充実して行えるショップはまだ少ないのではないでしょうか。

商業流通のボードゲームを取り扱う場合、ぱっと思い出せるくらい有名な国内メーカーや、ボードゲームを取り扱う玩具問屋の数社と連絡ができれば、毎月数十タイトルの新作ボードゲームを取り扱うことが可能です。対して同人ゲームはそういった流通での取り扱いはほとんど無く、個別にサークルへ連絡を行う必要があるので、純粋に連絡を行う回数が膨大に増えることになります。

入り口すぐのボードゲームコーナー。幅広い旬のボードゲームが並んでいる。

日本語版ボードゲームにも関わってらっしゃるんですね。日本語版のボードゲームはどのように選定していますか?

本当は「これ面白いよ!日本語版いけるよ!」とガンガン意見を飛ばしたいところなのですが、現実問題として、そうもいかないわけで(苦笑)実際はイベント等を通じて、海外のボードゲーム会社より日本語版のお話をいただくというのがスタンダードなパターンですね。

店員さんの働き方について

1日はどういう流れでお仕事しますか?

開店してからはメールの確認を行いつつ、お店に補充の商品が届くので品出しを行います。その後Twitterで入荷の告知、さらに必要であれば商品のPOPを作成します。その日の補充内容を確認したら、混雑する夕方までに売り場の調整を行い、コーナーの作成などが必要であれば対応します。閉店時間が近くなると商品を補充して、明日以降にお店に届く商品もこちらから申請します。この辺はボードゲームだけでなくTRPGも含まれています。

さらに現在ではボードゲームやTRPGが好きな人に向けた小説や漫画、図鑑やハウツー本といった、関連・副読本の取り扱いも行っていて、こちらは主に自分が担当しています。品揃えはかなり趣味が色濃く出ていますが(笑)

接客の面では、ゲーム購入のレジ会計の他に買い取りの査定を行ったり、お客様の質問に対応したりしています。

あとは店内のゲームイベントの準備や、ゲームマーケット等の外部ボードゲームイベントの対応、メーカーやサークルとの商談、自社のボードゲームアイテムに関する企画作業など、店舗作業にとらわれずに幅広くボードゲームに関わらせてもらっています。

1年を通して、お仕事に変化はありますか?

イベント時期、秋葉原という場所、新商品入荷の量、大雑把にこれらの要素で来客が大きく増加するので、その時は店内が忙しくなります。

イベント時期というのは、ゴールデンウィーク、お盆休み、クリスマス、年末年始、夏と冬のコミックマーケット、春と秋のゲームマーケットが特に忙しくなる時期です。

秋葉原という場所はコミックマーケットの時期になると地方からの東京遠征勢が多く集まります。東京散策や新作同人誌の入荷狙いといった理由です。何末年始はいろんなお店で福袋が売られるので、そこでも人が増えます。また外国人観光客も年々増加しているので、インバウンド時期にも忙しくなります。

新商品入荷の量は、主に年末商戦やエッセンシュピールのタイミングで商業流通のゲームが増え、ゲームマーケット、コミックマーケットの時期は同人ゲームが特に多く入荷します。 

イエローサブマリンについて

イエローサブマリンにはボードゲーム以外もありますが、担当が決まっているのですか?

はい、僕はボードゲームと副読本がメインですが、TRPGやミニチュアゲーム、中古品の担当もいます。

TRPGとボードゲームは、親和性があるんですか?

TRPG、ボードゲーム、あと人狼やミニチュアゲーム。最近は脱出ゲームやマーダーミステリーなんかもありますが、完全に一致するジャンルでもないですよね。

ですが重なる部分は多くてTRPGもボードゲームも遊ぶという人は多いです。TRPGの合間に軽いゲームを遊ぶ人もいれば、ロールプレイ要素の強いボードゲームをTRPGの延長として楽しむ人もいます。あとは「昔はTRPGゲーマーでした」なんてボードゲーマーも探せばいると思いますよ。

TRPG向けの様々な趣向を凝らしたダイスが所狭しと並んでいる

スペースは2019年にお値段の見直しがありましたね。今後、スペースをなくして全部販売にすることはないですか?

スペースの利用料で利益を出すことよりも、スペースで遊んだ人が店頭でゲームを購入するような流れが理想だと思っています。店舗で貸し出しているゲームや誰かが持ち込んだゲームが気になったとき、その場で買えると便利ですよね。実際、ゲームの合間に店頭を見て目についたボードゲームを買う人もいます。

正直な話、扱っている商品の種類は年々増えているので、今後スペースが狭くなるという可能性は0とは言い切れません。ただ企業やサークルによるイベントや体験会を行う場所は残しておきたいので、全てのスペースを売り場に変えるようなことは考えていません。

広いプレイスペース。ボードゲームやTRPGが遊ばれている。

仕事の難しいところはどこですか?

ボードゲームの実店舗としては、商品知識と在庫の把握ですね。

今、ボードゲームは常に情報を追っていかないと、すぐに知識が古くなってしまいます。けれど、ボードゲームって、置いておけば勝手に売れるような商品ではないので、やはり商品知識は必要だと思います。

トレーディングカードゲームを例に挙げると、1つの人気タイトルが好きで専門店の担当になったとします。あとはそのタイトルの新しい拡張・エキスパンションを追い続ければ、そのタイトルのコーナーが無くなるまでは担当として成立するでしょう。もちろん新しいカードは次々と増えていきますが、基礎となるルールを覚えていることで最低限の知識は身につくと思います。

一方でボードゲームは、毎月20タイトル入荷すると20タイトル全てルールが違います。さらにボードゲームは拡張版、別言語版、商業流通版、リメイク版、販売メーカーの変更と、ひとつのタイトルでも様々なバージョンが存在し、それらが品切れと再販のサイクルを繰り返しているという状況です。そのため売り場に関しても頻繁に変更されてしまいますし、中古として買い取りをする際にも大きく影響します。

結局、全てのボードゲームのルールを覚え、その商品の在庫状況を把握するというのは現実問題としては難しいので、広い意味でボードゲームというジャンルが好きじゃないと難しい仕事だと思います。

商品知識はどうやって得ていますか?

全てのボードゲームを遊べれば良いのですが、人を集めて時間を設ける余裕はそれほど無く(苦笑)いろいろな方法で情報を集めています。Twitter、BGG、TGiW、ボドゲーマ、著名ゲーマーのレビューサイト、ボードゲーム情報番組(PodcastやYouTube)あたりがネットでの情報収集です。

※BGG:BoardGameGeek.アメリカのボードゲームデータベース。https://boardgamegeek.com/
※TGiW: Table Game in the World. 世界のボードゲーム情報サイト。https://www.tgiw.info/ 


あとはボードゲームに詳しい人とオススメゲームの情報交換をしたり、メーカーの方と直接お話したり、もちろんタイミングが合えばゲーム会やボードゲームカフェにお邪魔することもあります。ゲームマーケットのようなイベント会場も情報収集の場になりますね。

通勤途中や休みの日でも情報収集はしていて…まぁ、趣味を仕事にする系はそうなっちゃいますよね。あとは店舗運営の知識として書店や玩具店、大型ショッピングモールのテナント店等で、POPや商品の並べ方とか参考にしています。ボードゲーム専門店はまだまだ少ないので、普通のお店でも参考になりそうな場合は商品什器までチェックしています(笑)

アルバイトの募集について

アルバイトの募集の文言に、趣味と仕事を分けてくださいって書いてありますが、どういう意味ですか。

自分が考えた文章ではないのであまり気にしていませんでした。ホビーショップの募集要項には、けっこうよくある文言かなと。

要は「趣味は好きなことを自由に極めていくことが可能だけど、仕事は興味がないことにも取り組まなくちゃいけないよ」っていう話ですね。

もちろん努力次第で「好きなことを自由に極めていける環境」というのは構築できると思いますが。

アルバイト募集にはたくさん応募がありますか?

まったく応募が来ないわけではないのですが、数週間応募が来ないこともあります。あとは「思っていたのと違う」っていうギャップで長く続かない場合も正直な話ありますね。

ギャップというのは店舗での仕事におけるコミュニケーションの多さと忙しさです。

他の一般的な小売店と比較しても、専門店はお客様とのコミュニケーションがとても多く「○人で集まるんですけど面白いゲームありますか?」「予算○円で買えるゲームを探しています」「手軽に心理戦が楽しめるゲームだと何がいいですか?」等など、様々な問い合わせをいただきます。それに対して「普段はどんなゲームを遊ばれますか?」と続けて、より良い商品をご案内できるようにしています。
例えば「重い」ゲームと言われても、「重い」の基準は人によって違いますよね。テラミスティカは遊んだことがあります」であれば大抵の重いゲームは大丈夫かな、と思いますしカタンしか遊んだことがないです」だと、もう少しプレイ時間を抑えたゲームかな、と候補を絞っていきます。

コンビニのアルバイトが「今日のご飯は何がいいと思う?」と聞かれることは稀で「昨日は何を食べましたか?それなら今日はこれがおすすめですかね」と返すケースは珍しいと思います。なので、人と話すことが苦手な人やお客様の要望に応えられないことが続くとストレスになるのかなと。

これは僕の勝手なイメージなのですが、あとボードゲームショップとボードゲームカフェを比較すると、忙しさの種類が似ているようで違うのかなと。当店で言えば、休日や繁茂期にはレジに列ができます。特に元旦のボードゲーム福袋の販売では、お店の2つ下の階まで列ができたこともあります。レジひとつにしても想像より忙しいと思います。

こういうことを言うとまた応募が減るかもしれませんが(苦笑)

秋葉原のボードゲーム事情

秋葉原には他にもボードゲームを取り扱っている店舗がありますね。

そうですね。近くの店舗は外出の際に寄ることも多いです。商品陳列、導線(お客様がお店を周るルートをどのように構築しているか)、商品価格、清掃具合、客層、お店ごとの注目商品、お客様が手に取っている商品などを確認して、良い部分は参考に、難ありの部分は反面教師にしています。

また最近は大型の家電量販店にもボードゲームコーナーが設置されるようになりましたが、売り場に専門的な店員さんがほとんどいません。そんな状況で、お客様が何を手に取って何を購入するのか、興味ありますね。

競合が増えて大変ですか?

「秋葉原にボードゲームのお店が増えて、来客が減ったんじゃないか?」と聞かれますが、近隣に競合店が増えて困る部分はほとんどありません。ボードゲームカフェとも、スタンスの違いによって棲み分けができているし、むしろボードゲームに興味ある人がその街に集まるので、ある程度お店が増えることはうれしいですね。

ショップの開設や店員を志す人に向けて

イエローサブマリンで働くことはできますか?

はい。ただし全国に店舗があり、募集も常に状況が変化しているので、まずはネットの求人情報をご確認ください。

URL:http://www.yellowsubmarine.co.jp/work/work.htm

ボードゲームカフェは2017年から今もたくさん増えますが、ショップはあまり増えませんでしたね。

そうですね。ボードゲームの販売は、商品の仕入れ方法や在庫の保管場所というのが、カフェに比べて躓きやすいポイントだと思います。極端な例ですがクトゥルフウォーズのような高額なボードゲームを複数入荷させた場合に、売れなかったどうするか?というのが大変なところですね。

ボードゲームの箱は大きく、在庫の保管場所にも売り場にも面積が必要となる。

ボードゲーム関連のお店を持ちたい!って思ったときに、カフェとショップ、どちらがおすすめですか?

ボードゲームが好きな人はボードゲームカフェで働くほうが楽しいと思います。ボードゲームショップはボードゲームが好きで、かつ販売の仕事も好きであることが重要かなと。

僕自身はお客様が楽しく遊んでいるのを見ているよりも、ボードゲームを買っていただく瞬間を見るのが好きなので、ボードゲームカフェは向いていないと思っています(苦笑)

 販売が楽しいのはなぜでしょう。

ボードゲームは決して安い買い物ではないと思っていて、そんなボードゲームをお客様に買っていただくという状況に達成感を感じるからでしょうか。
中量級のボードゲームを1個買おうと思ったら、3,000円から6,000円くらいは必要で、小さくはない額だと思います。それでもお客様は「このゲームは面白いのか?」「世間の評価は?」「何回くらい遊べそうか?」といったことを考えて購入するわけですから、ボードゲームを持ってお店を後にする姿を見るのは個人的には楽しいです。

ボードゲーム店員はご自身に向いていると思いますか?

ボードゲームが好きで、お客様とのコミュニケーションも苦じゃない。根本的に自分の好きなものを他人に理解してもらうことが好きなので「今の仕事、合ってるなー」というのはすごく感じています。

あとショップ店員としてはちょっと異例ですが、デジタルゲームのプランナー時代と同じようなアナログゲームの企画職にもチャレンジできている部分も大きいですね。

ボードゲーム店員を目指す人に、ひとことお願いします!

趣味を仕事にする際、必ずぶつかる問題なのですが「ボードゲームで遊ぶのが好き」というだけで業界に足を踏み入れるのは、正直お勧めしません。業界に仕事として関わること、良い部分も悪い部分も見えてしまうので、人によっては熱が冷めてしまうかもしれないからです。
それでも仕事にしたいという方は、自分がこの業界で何がしたいか、何ができるのか、人生を犠牲にしてでもやりたいことなのか、まず考えてみてください。ただ若いうちに経験としてやってみたいとかであれば、どんどんチャレンジしてみてほしいですね。

次回予告

以上、イエローサブマリンさんのご紹介でした!

ボードゲームショップの店員さんは、置いておくだけで売れるわけではなく幅広い商品知識が必要とのこと。また、自分の好きなゲームを売ればいいのではなく、お客さんに合わせたゲームを提案しないといけないところが、趣味ではなくお仕事になったときの大きな違いになりそうですね。

次回、第2弾もボードゲーム業界のとある職業について、広く深くお伝えできるように準備中です!お楽しみに!

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