マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 1人~4人
  • 20分前後
  • 14歳~
  • 2022年~

チューリングマシンおさわり菌類せんと★えるもさんの戦略やコツ

825名
4名
0
1年以上前

 あまり分かりやすくないかも知れませんが、秘密コードを導き出す考え方の一例です。

★使う検証機は1つだけでも2つでもいい!★

 まず、1ラウンドで使える検証機は「最大3つ」ですが、必ず3つ使わないといけない、と言う訳ではありません。1ラウンドで使う検証機は「1つ」でも「2つ」でも良いのです。
 既に条件が分かっている検証機を使うと、その分手数が増えます。なので手数を少なくするには、分かった検証機の条件は考察シートの検証機ごとに欄に描き込んで、次のテストコードを考えるとき、その条件を必ず満たすように気を付ければ良いのです(これを「うっかり」忘れてしまうと「ヒューマンエラー」です)。

★2つの検証機を同時に確認できるテストコードを考えろ!★

 もちろん、作るテストコードは3つの検証機を同時に確認できるものが理想です。でも、いきなり3つの条件を満たすテストコードを作ろうとすると混乱するので、まずは2つの検証機の両方を確認できる仮のテストコードを考えましょう。
 例えば、ルールブック6頁のラウンドの例より、検証機A「=1/>1」と検証機B「昇順/降順/順不同」を確認するために、=1のテストコードを作ることにします。仮に=1で正解なら、検証機Aのパターンが=1と分かると同時に、検証機Bのパターンが順不同(真ん中の数値が1なので、絶対に昇順にも降順にもなりません)と分かります。もし>1でも、検証機Bのパターンが順不同かどうかは確認できます。もちろん、AとB以外の組み合わせでも構いません。

 そして残りの検証機のどれか1つを選んで、そのパターンを確認できる、かつ最初に考えた仮のテストコードも兼ねたものを作ります。
 例えば、ルールブック6頁のラウンドの例より、先ほどの=1のテストコードにを追加しなければいけませんが、ここでは検証機C「//」を確認できるコードにしましょう。数字自体は何でも構いませんので、例えば=3、=2にして、312と言うテストコードで検証機ABCを問い合わせる、と言う感じです。

★確認する順番も大事!★

 検証機に問い合わせる際は、順番も大事です。と言うのも、ある検証機に問い合わせた結果、別の検証機のパターンが絞り込めることがあるからです。
 例えば、ルールブック6頁のラウンドの例より、最初に検証機B「昇順/降順/順不同」に先ほど作った312と言うテストコードを問い合わせると、が出たので、検証機Bは順不同だと分かりました。でも、これだけでは検証機A「=1/>1」のパターンは分かりません。検証機Bは順不同なので、224や351と言うテストコードでもを出すからです。
 しかし先ほど説明した通り、検証機Aを先に問い合わせてが出れば、検証機Aが=1と分かるので、検証機Bは問い合わせなくても順不同だと分かります。検証機Aが>1であれば、検証機Bのパターンはまだ分からないので、検証機Bに問い合わせて確認すればいいのです。

★特定する方法がなければ、可能性は0!★

 ルールブック8頁「要件カードの詳しい解説1」をよく読んでください。4番目の項目に「『秘密コードを導き出すのに必要不可欠な論理情報』を全ての検証機で分担するよう設計されています」とあります。これがどういうことかと言うと。
 例えば、いろいろ確認した結果、が確定して「が1と3のどちらか」と言うところまで判明したとします。このとき、そのテストコードが【正解であれば必ず】が1か3か【特定できる要件カードがある】、と言うことです。が1か3か、要件カードをよく見て考えて、必要であればテストコードを問い合わせてください。
 そしてが1か3かを特定する要件カードが完全になく「どっちか勘で当てるしかない」場合、そもそも「が1と3のどちらか」と言う想定そのものが間違っている可能性が高いです。もし「が1と3のどちらか」と思った理由にが関係しているのであれば、そのも間違っている可能性があります。

 これを応用すれば、「が12か34のどちらか」でいずれも「が1と3のどちらか」と言う場合でも、「が12ならが1と3のどちらかだけど、どっちか特定する要件カードがない」「が34ならが1と3のどちらかだけど、この要件カードを使えばが1か3か特定できる」と言うことであれば、を特定する要件カードがない「が12」の可能性はなくなり、「が34」と特定できます。

★要件カード2枚を突き合わせたら、隠されたパターンが分かる!?★

 慣れないうちは分かりづらいんですが、慣れてくると、複数の要件カードを照らし合わせることで「とある矛盾」に気付けるようになります。
 例えば、ルールブック6頁のラウンドの例より、検証機D「//」がありますが、ここで検証機C「//」を見ると、と言うパターンがあります。仮にだったとしたら、検証機Dのうち/と言う2つのパターンは合わず、検証機Dのパターンは必然的にとなります。つまり、検証機Cを問い合わせると、検証機Cのパターンと検証機Dのパターンの2つが絞り込めるわけです。なので、まずはのテストコードを作って問い合わせるとよいでしょう。

 更に言えば、ルールブック8頁「要件カードの詳しい解説1」をよく読んでください。4番目の項目に「ある検証機の有効パターンに、別の検証機の有効パターンが完全に含まれるような情報の重複はありえません」とあります。これがどういうことかと言うと。
 例えば、ルールブック6頁のラウンドの例より、検証機D「//」がありますが、ここで検証機C「//」を見ると、検証機Cの「」は、検証機Dの「」にも「」が含まれているので、必ず同じ結果になります。検証機Cの「」も、同様に検証機Dの「」と必ず同じ結果になります。これが「パターンが完全に含まれるような情報の重複」です。こういうパターンは「ありえません」と明言されているので、必然的に検証機Cは「」となり、そこから検証機Dは「」のパターンであることが分かり、更に検証機Bも「順不同」だと分かります。
 このように、パンチボードを全く使わなくても、の数字をある程度絞り込むことができたりします。

 これを突き詰めると、設問によってはパンチカードを使わずに秘密コードを特定できる、かも知れません。
 例えば、ルールブック6頁のラウンドの例より、 検証機Bは「順不同」、検証機Cは「」、検証機Dは「」のパターンであることが分かりました。ただし残る検証機A「=1/>1」では数字を特定することはできないので、この例題自体が実は設問として不完全であることも分かります。これがもし「=3/>3」であれば、=3だとが4か5か特定できないので>3となり、「」でもあるので「>3」となり、秘密コードは545になります。

★1つの検証機につき、必ず1パターンだけが出る!★

 要件カードによっては「何じゃこりゃ!?」って言うくらい沢山のパターンが載っているものもありますが、この中のどれか1パターンは【条件をクリアしてる場合】に必ずが出ます。
 例えば、「=3/=3/=3」 の要件カードであれば、どれか1パターンは必ずが出るので、つまりのどれかが必ず3であると分かります(ただし、他の2つに3があるかどうかは分かりません。もしかしたら他にも3があるかも知れません。と言うのも、他の2つに3があるかどうか検証機は見てないからです)。

 これが「<3/=3/>3/<3/=3/>3/<3/=3/>3」だと訳分からん感じになりますが、一旦「<3/<3/<3」と「=3/=3/=3」と「>3/>3/>3」に分けて考えましょう。必ずが出るパターンが1つだけありますので、この3グループのどれか1グループで、必ずが出ます。
 例えばこの要件カードに523のテストコードを試すのは、(5)>3、(2)<3、(3)=3と言う3パターンを同時に試していることになります。これだと分かりにいので、テストコードを111にすれば(1)<3、(1)<3、(1)<3を同時に試していることがお分かりでしょう。これはテストコードを全て1と2(<3)の組み合わせにすれば、121や112等でも同じ結果になります。同様に333、555(>3の組み合わせ)を試せば、必ずどこかでが出ますので、そこでの何処かを絞り込めばいいのです。

 これを更に発展させると、少しややこしくなりますが、テストコードを115にすると、は111を、は555を試しているのと同じになります。これが315であればは333、は111、は555と同じです。

★検証機が見てるパターンは1つだけ!★

 要件カードにいくつパターンが書いてあっても、検証機が「見てるパターン」は1つだけです。そして、常にその1つの「見てるパターン」にテストコードが「 当てはまる」か「× 当てはまらない」かだけを表示しています。なのでテストコードを変えても、その変えた部分を検証機は「見てない」かも知れません。
 例えば、「<3/=3/>3/<3/=3/>3/<3/=3/>3」の要件カードでも、検証機が見てるパターンは1つ、全部で9つのパターンが書かれてますので、当てずっぽうで当たる確率は1/9です。なおに3種類、に3種類、に3種類のパターンがありますが、それぞれを同時に確認できるので、最低4つのテストコードがあれば全パターンを確認することができます(テストコード「<3/<3/<3」と「=3/=3/=3」でが出なければ「>3/>3/>3」で確定、が出たテストコードでが出なければで確定)。

 また勘違いしやすい例として、もし「=3/=3/=3」 の要件カードに311と言うテストコードを問い合わせて「×」が出たとします。このとき「≠3」と思いがちですが、そうではありません。検証機は「を見てない」だけです。言い換えると検証機が「見てるパターン」はかのどちらかで、「見てるパターン」が3ではないので「×」を表示してるだけなのです。

この投稿に4名がナイス!しました
ナイス!
chiyomaru1623
う~~たん@StarLight
びーている / btail
Sky
仙人
おさわり菌類せんと★えるも
おさわり菌類せんと★えるも
シェアする
  • 215興味あり
  • 550経験あり
  • 161お気に入り
  • 374持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

おさわり菌類せんと★えるもさんの投稿

会員の新しい投稿