- 1人~4人
- 20分前後
- 14歳~
- 2022年~
チューリングマシンおさわり菌類せんと★えるもさんの戦略やコツ
あまり分かりやすくないかも知れませんが、秘密コードを導き出す考え方の一例です。
★使う検証機は1つだけでも2つでもいい!★
まず、1ラウンドで使える検証機は「最大3つ」ですが、必ず3つ使わないといけない、と言う訳ではありません。1ラウンドで使う検証機は「1つ」でも「2つ」でも良いのです。
既に条件が分かっている検証機を使うと、その分手数が増えます。なので手数を少なくするには、分かった検証機の条件は考察シートの検証機ごとに✔欄に描き込んで、次のテストコードを考えるとき、その条件を必ず満たすように気を付ければ良いのです(これを「うっかり」忘れてしまうと「ヒューマンエラー」です)。
★2つの検証機を同時に確認できるテストコードを考えろ!★
もちろん、作るテストコードは3つの検証機を同時に確認できるものが理想です。でも、いきなり3つの条件を満たすテストコードを作ろうとすると混乱するので、まずは2つの検証機の両方を確認できる仮のテストコードを考えましょう。
例えば、ルールブック6頁のラウンドの例より、検証機A「■=1/■>1」と検証機B「昇順/降順/順不同」を確認するために、■=1のテストコードを作ることにします。仮に■=1で正解なら、検証機Aのパターンが■=1と分かると同時に、検証機Bのパターンが順不同(真ん中の数値が1なので、絶対に昇順にも降順にもなりません)と分かります。もし■>1でも、検証機Bのパターンが順不同かどうかは確認できます。もちろん、AとB以外の組み合わせでも構いません。
そして残りの検証機のどれか1つを選んで、そのパターンを確認できる、かつ最初に考えた仮のテストコードも兼ねたものを作ります。
例えば、ルールブック6頁のラウンドの例より、先ほどの■=1のテストコードに▲と●を追加しなければいけませんが、ここでは検証機C「▲<●/▲=●/▲>●」を確認できるコードにしましょう。数字自体は何でも構いませんので、例えば▲=3、●=2にして、312と言うテストコードで検証機ABCを問い合わせる、と言う感じです。
★確認する順番も大事!★
検証機に問い合わせる際は、順番も大事です。と言うのも、ある検証機に問い合わせた結果、別の検証機のパターンが絞り込めることがあるからです。
例えば、ルールブック6頁のラウンドの例より、最初に検証機B「昇順/降順/順不同」に先ほど作った312と言うテストコードを問い合わせると、✔が出たので、検証機Bは順不同だと分かりました。でも、これだけでは検証機A「■=1/■>1」のパターンは分かりません。検証機Bは順不同なので、224や351と言うテストコードでも✔を出すからです。
しかし先ほど説明した通り、検証機Aを先に問い合わせて✔が出れば、検証機Aが■=1と分かるので、検証機Bは問い合わせなくても順不同だと分かります。検証機Aが■>1であれば、検証機Bのパターンはまだ分からないので、検証機Bに問い合わせて確認すればいいのです。
★特定する方法がなければ、可能性は0!★
ルールブック8頁「要件カードの詳しい解説1」をよく読んでください。4番目の項目に「『秘密コードを導き出すのに必要不可欠な論理情報』を全ての検証機で分担するよう設計されています」とあります。これがどういうことかと言うと。
例えば、いろいろ確認した結果、■●が確定して「▲が1と3のどちらか」と言うところまで判明したとします。このとき、そのテストコードが【正解であれば必ず】▲が1か3か【特定できる要件カードがある】、と言うことです。▲が1か3か、要件カードをよく見て考えて、必要であればテストコードを問い合わせてください。
そして▲が1か3かを特定する要件カードが完全になく「どっちか勘で当てるしかない」場合、そもそも「▲が1と3のどちらか」と言う想定そのものが間違っている可能性が高いです。もし「▲が1と3のどちらか」と思った理由に■●が関係しているのであれば、その■●も間違っている可能性があります。
これを応用すれば、「■●が12か34のどちらか」でいずれも「▲が1と3のどちらか」と言う場合でも、「■●が12なら▲が1と3のどちらかだけど、どっちか特定する要件カードがない」「■●が34なら▲が1と3のどちらかだけど、この要件カードを使えば▲が1か3か特定できる」と言うことであれば、▲を特定する要件カードがない「■●が12」の可能性はなくなり、「■●が34」と特定できます。
★要件カード2枚を突き合わせたら、隠されたパターンが分かる!?★
慣れないうちは分かりづらいんですが、慣れてくると、複数の要件カードを照らし合わせることで「とある矛盾」に気付けるようになります。
例えば、ルールブック6頁のラウンドの例より、検証機D「▲<●■/■<▲●/●<■▲」がありますが、ここで検証機C「▲<●/▲=●/▲>●」を見ると、▲=●と言うパターンがあります。仮に▲=●だったとしたら、検証機Dのうち▲<●■/●<■▲と言う2つのパターンは合わず、検証機Dのパターンは必然的に■<▲●となります。つまり、検証機Cを問い合わせると、検証機Cのパターンと検証機Dのパターンの2つが絞り込めるわけです。なので、まずは▲=●のテストコードを作って問い合わせるとよいでしょう。
更に言えば、ルールブック8頁「要件カードの詳しい解説1」をよく読んでください。4番目の項目に「ある検証機の有効パターンに、別の検証機の有効パターンが完全に含まれるような情報の重複はありえません」とあります。これがどういうことかと言うと。
例えば、ルールブック6頁のラウンドの例より、検証機D「▲<●■/■<▲●/●<■▲」がありますが、ここで検証機C「▲<●/▲=●/▲>●」を見ると、検証機Cの「▲<●」は、検証機Dの「▲<●■」にも「▲<●」が含まれているので、必ず同じ結果になります。検証機Cの「▲>●」も、同様に検証機Dの「●<■▲」と必ず同じ結果になります。これが「パターンが完全に含まれるような情報の重複」です。こういうパターンは「ありえません」と明言されているので、必然的に検証機Cは「▲=●」となり、そこから検証機Dは「■<▲●」のパターンであることが分かり、更に検証機Bも「順不同」だと分かります。
このように、パンチボードを全く使わなくても、▲■●の数字をある程度絞り込むことができたりします。
これを突き詰めると、設問によってはパンチカードを使わずに秘密コードを特定できる、かも知れません。
例えば、ルールブック6頁のラウンドの例より、 検証機Bは「順不同」、検証機Cは「▲=●」、検証機Dは「■<▲●」のパターンであることが分かりました。ただし残る検証機A「■=1/■>1」では数字を特定することはできないので、この例題自体が実は設問として不完全であることも分かります。これがもし「■=3/■>3」であれば、■=3だと▲●が4か5か特定できないので■>3となり、「■<▲=●」でもあるので「▲=●>■>3」となり、秘密コードは545になります。
★1つの検証機につき、必ず1パターンだけ✔が出る!★
要件カードによっては「何じゃこりゃ!?」って言うくらい沢山のパターンが載っているものもありますが、この中のどれか1パターンは【条件をクリアしてる場合】に必ず✔が出ます。
例えば、「▲=3/■=3/●=3」 の要件カードであれば、どれか1パターンは必ず✔が出るので、つまり▲■●のどれかが必ず3であると分かります(ただし、他の2つに3があるかどうかは分かりません。もしかしたら他にも3があるかも知れません。と言うのも、他の2つに3があるかどうか検証機は見てないからです)。
これが「▲<3/▲=3/▲>3/■<3/■=3/■>3/●<3/●=3/●>3」だと訳分からん感じになりますが、一旦「▲<3/■<3/●<3」と「▲=3/■=3/●=3」と「▲>3/■>3/●>3」に分けて考えましょう。必ず✔が出るパターンが1つだけありますので、この3グループのどれか1グループで、必ず✔が出ます。
例えばこの要件カードに523のテストコードを試すのは、▲(5)>3、■(2)<3、●(3)=3と言う3パターンを同時に試していることになります。これだと分かりにいので、テストコードを111にすれば▲(1)<3、■(1)<3、●(1)<3を同時に試していることがお分かりでしょう。これはテストコードを全て1と2(<3)の組み合わせにすれば、121や112等でも同じ結果になります。同様に333、555(>3の組み合わせ)を試せば、必ずどこかで✔が出ますので、そこで▲■●の何処かを絞り込めばいいのです。
これを更に発展させると、少しややこしくなりますが、テストコードを115にすると、▲と■は111を、●は555を試しているのと同じになります。これが315であれば▲は333、■は111、●は555と同じです。
★検証機が見てるパターンは1つだけ!★
要件カードにいくつパターンが書いてあっても、検証機が「見てるパターン」は1つだけです。そして、常にその1つの「見てるパターン」にテストコードが「✔ 当てはまる」か「× 当てはまらない」かだけを表示しています。なのでテストコードを変えても、その変えた部分を検証機は「見てない」かも知れません。
例えば、「▲<3/▲=3/▲>3/■<3/■=3/■>3/●<3/●=3/●>3」の要件カードでも、検証機が見てるパターンは1つ、全部で9つのパターンが書かれてますので、当てずっぽうで当たる確率は1/9です。なお▲に3種類、■に3種類、●に3種類のパターンがありますが、それぞれを同時に確認できるので、最低4つのテストコードがあれば全パターンを確認することができます(テストコード「▲<3/■<3/●<3」と「▲=3/■=3/●=3」で✔が出なければ「▲>3/■>3/●>3」で確定、✔が出たテストコードで▲と■で✔が出なければ●で確定)。
また勘違いしやすい例として、もし「▲=3/■=3/●=3」 の要件カードに311と言うテストコードを問い合わせて「×」が出たとします。このとき「▲≠3」と思いがちですが、そうではありません。検証機は「▲を見てない」だけです。言い換えると検証機が「見てるパターン」は■か●かのどちらかで、「見てるパターン」が3ではないので「×」を表示してるだけなのです。
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