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  • 2人用
  • 20分~60分
  • 12歳~
  • 2016年~

タクyokoyamaryumaさんのルール/インスト

3475名
2名
0
約7年前

Takのルールです。原作の英語版ルールブックを和訳したものを書きます。
難しい記述や、無くてもルール把握に支障の無い(と私が判断した)TIPSの類は省いている可能性がありますのでご了承ください。

ゲームの目的
 Takのゴールは盤の端から反対側までの道を作ることです。下図は例です。

このゲームはどちらかのプレイヤーが駒を使い切った時や盤が駒で一杯になった時も終了します。
その場合はフラットストーンが多い方が勝ちです。詳細は後述します。

盤について
 Takは3x3から6x6、またはそれ以上の様々な大きさの盤で遊ぶことができます。

つながっていることの定義:Takの盤上のマスは縦横方向のみつながっています。斜め方向のマスとは隣り合っておらず、駒も斜め方向へは移動できません。


Takの駒にはストーンとキャプストーンの2種類があります。ストーンの置き方にはフラットとスタンディングの2種類があります。




フラットストーン
スタンディングストーン
キャプストーン


フラットストーン
 横にして置く置き方です。フラットストーンは重ねることができ、道の一部として数えられます。

スタンディングストーン
 ストーンを立てて置くこともできます。スタンディングストーンの上には駒を重ねることはできません。
スタンディングストーンは道の一部に数えません。妨害するのに有効なため「ウォール」と呼ばれることもあります。

キャプストーン
 キャプストーンはスタンディングストーンとフラットストーンの良い面を併せ持っています。道の一部として数えられ、
他の駒から上に乗られることがありません。さらにキャプストーンにはスタンディングストーンを平らにする力があります。
スタンディングストーンを平らにする際はキャプストーン自身が行わなければなりません。詳細は「移動の例」で説明します。

必要な駒の数
駒の数は盤の大きさに依存します。下図のようになります。

盤の大きさ
3x3
4x4
5x5
6x6
8x8
ストーン
10
15
21
30
50
キャプストーン
0
0
1
1
2

セットアップ
盤上に何も無い状態から始めます。選んだ盤の大きさに合った数の駒を持っているか確認します。
最初のゲームではどちらから始めるかをランダムで決め、続けて複数回プレイする時は2回目以降先攻後攻を交代します。

最初の手番ではそれぞれ相手の駒を置きます。空いている場所にフラットで置きます。その後、通常通りプレイします。
例えば白から始める場合、白が黒の駒を置き、黒が白の駒を置きます。その後白が通常の手番を行います。

ゴール
目的は駒で盤の端と端をつなぐ道を作ることです。道は一直線である必要はありません。斜めにはつながりません。
スタンディングストーンは道の一部に数えませんが、キャプストーンは道の一部として数えます。

上の図では黒が勝ちました。道を作っているそれぞれのマスで、黒のフラットストーンまたはキャプストーンが一番上に置かれています。

他の勝ち方
フラットウィン:いずれかのプレイヤーが駒を使い切るか盤上が駒で埋まった場合、ゲームは直ちに終了し、フラットストーンが多い方の勝ちになります。
駒は積まれている一番上のみを数えます。下敷きになっている駒は数えません。同数の場合は引き分けです。

ダブルロード:両方の道が同時に作られた場合、その時手番を行っているプレイヤーの勝ちになります。
例えば白が移動して白の道と黒の道が作られた場合、白の手番なので白の勝ちになります。

手番にすること
手番には駒を空いているマスに置くか、コントロールしている駒の積み重ね1つを動かすかのどちらかを行います。

置く:空いているマスのいずれかに駒を置きます。他の駒の上に直接新しい駒を置くことはできません。
重ねるのは移動した結果としてのみ可能です。もし最後の駒を置いたり、盤の最後のマスを埋めたりしたら、ゲームは直ちに終了します。

動かす:コントロールしている1つの駒または積み重ねた駒を動かすことができます。
「コントロールしている」とは自分の駒が一番上にあることを意味します。

積み重ねた駒を動かす時上からいくつまで取って良いかは移動制限(後述)によります。
また移動は直線で行い、通ったマスに少なくとも下側の1つの駒を落とさなくてはなりません。
落とされた駒は既にそのマスに置かれていた駒の上に置かれます。

最も単純な移動は移動の例の初めに示すような、1つの駒を取り、1マス動かすことです。
高く積み重ねられた駒は駒を落としながら遠くへ移動することができます。

移動ルールの補足
移動制限と積み重ねる高さ:積み重ねる高さに制限はありませんが、移動させる高さには制限があります。
移動制限は盤の広さと同じです。つまり5x5の盤でのゲームの場合、5枚を超える駒を移動させることはできません。
それは7枚重ねの駒を動かす場合、少なくとも2枚は元のマスに残さなければならないことを意味しています。

乗り越えられない駒:スタンディングストーンとキャプストーンは上に乗れないので、移動で通る道はすべて何も無いマスか
フラットストーンである必要があります。

壁を平らにする:キャプストーンはそれ自身でスタンディングストーンの上に乗り、それを平らにすることができます。
キャプストーンは積み重ねた駒の一部として遠くへ移動することができますが、最終ステップ(壁を平らにする)はキャプストーン単独で行います。
キャプストーンに平らにされない限り、壁を平らにすることはできません。

移動の例
1つの駒を動かす:1マス移動するごとに駒を1つ落とさなければならないため、1つの駒が移動できるのは1マスのみです。

上の図の黒い駒は、矢印で示すように隣り合った4つのうち3つのマスに移動できます。

上に移動した場合、空いたマスに移動します。右に移動した場合、白の駒の上に乗ります。下に移動した場合、黒の駒の上に乗ります。
左のマスにはスタンディングストーンがあるので、左には移動できません。

注意:スタンディングストーンとキャプストーンもフラットストーンと同じルールで移動します。
もしキャプストーンだった場合、左に移動してスタンディングストーンを平らにするという選択肢があります。

積み重ねられた駒を動かす

移動前
1マス移動後
2マス移動後
移動完了

上図で白が上にスタンディングストーンを置いてこの積み重ねられた駒をコントロールしています。

この盤が5x5とすると移動制限は5です。そうするとこの場合5つすべてを移動させることもでき、またいくつか置いていくこともできます。
移動は直線で行い、白は1マスごとに駒を最低1つ落とさなければなりません。落とす際の駒は積み重ねの底側から離していきます。
1マス目では駒を2つ離しました。2マス目でもう一度駒を2つ離しました。最後にスタンディングストーンのみを3マス目に置きました。
この1手で白は黒に属していた3マスをコントロール下に置きました。

キャプストーンを動かす

移動前
1マス移動後
移動完了

キャプストーンも他の駒と同じように動かすことができます。さらに、キャプストーンは単独である時にスタンディングストーンを
平らにすることができます。上の例では黒がキャプストーンを動かし、白のスタンディングストーンを平らにしています。

1歩目で、黒は駒を5つ移動させることもできましたが2つ残すことを選択し3つだけを移動させました(これで初めのマスを黒が
コントロールしたままにしました)。

スタンディングストーンを平らにするにはキャプストーン単独で行わなければなりません。2歩目で黒は他の駒を残し、
キャプストーンのみをスタンディングストーンの上に移動させました。

この移動で黒は白のスタンディングストーンを平らにしましたが、中央の駒の積み重ねは白のコントロール下になりました。
黒にとって完璧な結果ではありませんでしたが、キャプストーンは反対の色の駒の上に乗っていることが多いため、これはよくあることです。

キャプストーンは(相手の色だけでなく)いずれの色の駒も平らにできることに注意してください。

基本的な戦略

例から、移動がこのゲームで重要なことが分かるでしょう。高く積み重ねられた駒には多くの可能性があり、
長い移動はパワーバランスを大きく変えることができます。

4x4の短いゲームを何回かプレイすることで基本を身につけることができるでしょう。このレベルにはキャプストーンが無いので
スタンディングストーンがより強力になり、それらを防御同様に攻撃にも用いることになるでしょう。

あまり早く駒を移動させ始めないよう注意しなければなりません。既に置かれた駒を動かすだけでなく、駒を出していくことが必要です。
終盤では「時間稼ぎ」を恐れず、フラットストーンの数で優位であれば駒を使い切ってしまいましょう。

得点計算

先手が若干有利なため、複数回プレイして得点を合計するとよいでしょう。

勝利時の得点は盤のサイズ(5x5のゲームであれば25点)と未使用の駒の数の合計です。
例えば4x4のゲームで4つ駒を残して勝利した場合、得点は20点です。つまり盤の点数が16点、駒の点数が4点です。

公平のため、先手は交互に行ってください。長期戦においては、効率的に勝つことでより多く得点できるようになるでしょう。

得点計算のバリエーション

以下のバリエーションに挑戦してみてください。

ダウニングルール(Downings Rules):勝利時の道が一直線の場合、駒の点数を2倍にする。
ミドルタウンルール(Middletown Rules):キャプストーンを使わずに勝利した場合、駒の点数を2倍にする。
ターウェイルール(Tarway Rules):勝利時の道がすべて駒1つの場合、駒の点数を2倍にする。すべて駒2つ以上の場合、駒の点数を3倍にする。


Takについてもっと知りたければjamesernest.com/games/takへ


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