- 2人~12人
- 20分~45分
- 8歳~
- 2016年~
ワインと毒とゴブレットだいちゃん@ディレクター&ライターさんのルール/インスト
陰謀渦まく貴族のパーティで毒入りワインを避けられるか
舞台は貴族が集まるパーティ会場。
一見、それぞれの家系の仲が良く、それぞれが会話と食事とワインを楽しんでいるように見えます。
しかし、その笑顔の裏には、はらわたが煮えくり返るような思いを抱えているのです。
そう、このパーティで毒を飲ませようとしているのです。
プレイヤー一人ひとりが、笑顔という仮面を被った貴族の代表としてパーティに参加して、
陰謀渦まくワインと毒のデスマッチ。あなたは最後まで生き残れるか。
▷概要
乾杯した時に、目の前にあるゴブレッド(グラスのようなもの)を飲み干します。
毒入りワインを飲まなければ、生き残ってポイントを獲得できるゲーム。
手番になったら好きなゴブレッドに、以下の3種類のうちどれかを入れます。
🍷ワイン(赤):個数分ポイントが入る
☠️毒(黒):1つでも飲めば敗北
🧪解毒薬(白):毒を1つ無効にできる
誰かが乾杯の合図をしたら、目の前のゴブレッドを飲み干さなければいけません。
それまでに、恨みがある人の前には毒入りのゴブレッドを。自分の前には美味しいワインが入ったゴブレッドを持ってくる必要があります。
しかし、何度もゴブレッドの中身を見るのは、マナー違反⚠️(手番の行動を消費します)
記憶をたどりつつ、乾杯されたら堂々と飲み干しましょう。
それが毒入りワインだと知っていても、最後は飲み干さなければいけないのです。
▷勝利条件
数ラウンドおこなって、ポイントが多い人の勝利です🏅
ポイントが入る条件
・自分が生き残る →1pt
・自分の標的が死ぬ →1pt
・自分が生きる&標的が死ぬ →1pt(上記とは別にボーナス)
・ワインが1番多い →1pt(生死は関係ない)
ラウンド終了時に死ぬ条件は、解毒されていない毒入りのワインの飲んだ場合です。
毒が入っていても、それと同数以上の解毒薬が入っていれば死にません。
ちなみに、毒入りのワインを飲んでも、そのラウンドではポイントが入らないだけです。
次のゲームからは参加します。
▷プレイ感
自分の手番に、以下の1〜5の行動を選びます。
0.準備
1.ゴブレッドにトークンを入れる
2.ゴブレッドの中身をみる
3.ゴブレッドを入れ替える
4.ゴブレッドを回す
5.パス
6.乾杯(ゲーム終了)
上記の行動は、自分の手番で好きな順番でおこなえます。
1回の手番で2回まで行動できます。
それをラウンドが終了するで繰り返します。
誰かが「6.乾杯」をしたら、もう一周手番を繰り返して(最後は行動1回ずつ)、目の前にあるゴブレッドがあなたが飲み干すゴブレッドとなります。
0.準備
人数分のコースター付きゴブレッドを中央に並べて、ついたてと標的カードを配ります。
また、ワイン🍷×3、毒☠️×2、解毒薬🧪×2を受け取ります。
1.ゴブレッドにトークンを入れる
手元にあるトークンを1つ握って、他のプレイヤーが見えないようにゴブレッドに入れます。
このとき、どのゴブレッドに入れても大丈夫です。
2.ゴブレッドの中身をみる
自分の目の前にあるゴブレッドの中身を確認します。
⚠️他のプレイヤーには目られないように注意しましょう。
3.ゴブレッドを入れ替える
自分の目の前のゴブレッドと他のゴブレッドの場所を入れ替えます。
⚠️他のプレイヤー同士のゴブレッドを入れ替えることはできません。
4.ゴブレッドを回す
ゴブレッドの位置を時計回り or 反時計回りに1回転させる。
5.パス
何もせず次のプレイヤーに手番を渡す。
6.乾杯
乾杯を宣言したプレイヤーが出るとゲーム終了は近いです。
乾杯をした左隣のプレイヤーから上記の1〜5の行動を1回ずつ行い、最後に乾杯を宣言したプレイヤーが手番をおこないます。
全員が1回ずつ行動を終えたときに目の前にあるゴブレッドが、あなたが飲むゴブレッドとなります。
最後に全員で乾杯を宣言し、中身を確認します。
中身のトークンを見て、勝利条件に則ってポイントを配分してください。
⚠️乾杯を宣言するときは、その手番では乾杯しか行動ができません。
※「ゴブレッドの中身を見てから乾杯」などはできないということ。
▷ポイント
追加ルールが盛りだくさん
上ではスタンダードに遊べるルールをご紹介しましたが、追加要素がたくさんあります。
・役職カード(それぞれのプレイヤーに特殊能力が付きます)
・ゴブリンの毒とユニコーンの解毒薬(通常の2倍の効果)
・7人〜12人用のルール
ボードゲームに慣れている人が多ければ、役職カードやゴブリンの毒/ユニコーンの解毒薬を追加してもおもしろいです。
また、人数が多くても遊べる点も、このゲームの魅力です。
7人〜12人用だと正体隠匿要素も
このゲームは基本6人までのプレイが推奨されていますが、7人〜12人集まれば正体隠匿系の要素を追加して遊ぶこともできます。
基本ルールは同じで、違う点は2人1組となってゲームをプレイするという点です。
一人は貴族、もうひとりはその家臣となってゲームをプレイします。
しかし、ただの協力プレイではありません。
家臣の中には仕えている貴族のことが憎くて仕方ない人がいます。
その家臣の真の目的は、貴族を毒殺すること。
一見協力プレイと見せかけて毒殺しようと試みる家臣を見破るのも、7人〜12人プレイでの魅力です。
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