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7/10

2023年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品「ネクストステーションロンドン」の東京版。

BGAでベータ版が公開されていたので、興味があってプレイ。

結果から言うと、ネクストステーションロンドンよりもかなり面白い!

なぜかというと、ネクストステーションロンドンはノミネート作品らしく、誰もがある程度楽しめるのだが、安定しすぎて尖っていない作品(自分とかにあんまり合わない)なのだが、この東京版は難易度がかなり上がっている。

基本ルールは同じで、4色のペンを使って、カードに沿って、路線を書き込んでいくだけなのだが、「山手線」の存在がこのゲームの難しさを大幅に上げている。

この山手線、同じルートに2回路線を書けないというルールがあるのに、ど真ん中に円を書いてゲームの最初から完成した路線が存在しているので、かなりやっかい(あまりにきつすぎる縛りだからか、特定の路線カードを引くと、同じルート2回書きが許可されている)。

おまけに山手線という日本のメイン路線だから、できる限りこの山手線の駅にいろんな色の路線が連結すると得点が上がるようになっているので、ただでさえごちゃごちゃした路線になるとカードの引きによっては詰むのに、それを強いられる難しさがかなりやりごたえ度をアップさせてくれている。

本家のロンドンは、得点方式が東京に比べると少ないので、とりあえず書いてなんとなく終わる感が強かったのだが、このゲームでは最初からよく考えてやらないといけないと思わせてくれるメリハリ感がいい。

それでいて、いろんなパターンで勝つ方法が用意されているのもいい。山手線につなげまくるのもよし、いろんな路線の端をつなげるのもよし、目標狙うのもよし、いろんな方法で勝つことができる。コレに対して、ロンドンはできる限り全部やること目指したいんだけど、足りない人が負けみたいな感じなので、これで勝とう!という戦略感が薄かったような気がするから、それが、違うのかなと思った。

あとは、日本だから親近感がわくのも、そこまで大きく影響しているとは思わないが、とはいえ山手線のルールの落とし込みは見事なので、それもあるのだろう。

ネクストステーションロンドン好きはもちろん、ノミネートだし、やってみたけど、なんか味気なくてパッとしないな・・・と思った人も紙ペンが嫌いでなければ、ぜひトライしてほしいゲーム。

逆に言えば、若干ゲーマー向けのバランスでデザインされてるので、初心者の人がやるなら、ロンドンの方がよいかな。

東京版がこのクオリティなら、今後の他の国のバージョンも楽しみにさせてくれる作品だと思う。

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ヤスイカンジ@2023春出展目指します!
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白州
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