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  • 1人~4人
  • 30分~120分
  • 2023年~

マインアウトリーゼンドルフさんのレビュー

355名
5名
0
12ヶ月前

サークル「操られ人形館」が2023年秋のゲムマに発売した作品、旧作マインアウトの新版として登場した。


で・・・なぜか旧版も入っているということで。


何がどう違うのかをざっくりと説明するために旧版のレビューも入ってしまうことをご了承いただきたい。


旧版マインアウト


ちなみに新版、旧版のマニュアル2冊が同梱さている。


3人~4人用というものなので3人用のセットアップをしています。


こちらがボードなっています。旧版はシックなデザインになっており鉱山の感じがでています。


チェックフェイズ

各鉱山に置いて各プレイヤーが鉱石を一定の数を持っていると、その個数分の勝利点が手に入ります。


銅の場合4つから個数分の点数が入ります。宝石(青)に関してはオーマイティーとして扱い、3種のどれかに適応して数えます。



誰かが勝利点50点に到達したらゲーム終了になります



ゲームのアクション


各手番アクションポイントを5つ与えられそれを消費してプレイしていきます。残して終わらせることも可能ですが、つぎのターンに持ち越すことはできません。


各アクションの消費はこちらの通りです。各アクション移動以外は2回までしか行えません。②~④に関しては2回目のアクションの消費量が表示されています。


カードの獲得


ボード上にある道沿いに移動することしかできません。なので目的地につくのにアクションポイントを使うだけで終わってしまうこともあります。


場所は現在コマが置かれているマーケット、各4種類の鉱山、そして人がいる建物に別れています。


以下のホテル、シティーホール、パブ、ブラックアーリィーに自ゴマが置かれているときだけカードの下部に記されているカードを獲得します。


カードの各部はこんな感じ。各種類のカートによって能力が違ったり数値が微妙に違ったりします。


発掘


自ゴマを鉱山に向かい手札からカードをプレイして掘削をします。銅は1つにつき2掘削力(つるはしのアイコン)かかります。5掘削力のカードをプレイしたので銅が2つ手に入ります。


売却

早速入手した銅を売りに行きましょう。

上から銅、銀、金の相場になっています。初回の売却価格は1金安く売られますが以降は高く売却できます。


ちなみに右のテキストは2アクションポイントを使うとカードのリセットができるという事です。


カードのプレイ


金を支払ってカードをプレイします。プレイする場所は2つあり、一つは自分専用の「場」である。場で置かれたカードは自分専用のカード効果を受けます。


もう一つはコミュニティーです。こちらに置かれるとカード能力はプレイヤー全員が恩恵を得られますが、勝利点が得られます。この場合14金支払って10点の勝利点を得られます。


コミュニティーの枠は3つありますが、それ以上置く場合、すでに置かれているカードが捨てられます。


その場合、上書きできるカードのコストと比較して多い方のコストを支払う必要があります。


この場合14金を支払って7勝利点を得て、カードを上書きします。

カードの中にはコミュティーに置けないカードもあります。



アクションを終わらせたらカードを補充します。



各手番チェックフェイズからスタートしてボード補充までが手番となり、それを全員が行います。


マインアウト


ここで言っていないのは、鉱石にしろ、お金にしろ使ったり売却したらカードゲームでいう捨て札置き場みたいな感じで別の使用済みのエリアに置かれます。なので枯渇するまで補充されることはありません。


そして枯渇したらマインアウトというイベントが発生します。各鉱石、およびお金すべてが対象となりますが、その資源をもっていたら没収されてもとの場所に戻ります。

その時、対象の資源を最も多く持っていた人はただ失うだけですが、それ以外の人は失った個数分勝利点がもらえます。

お金の場合半分の勝利点が入ります(端数切捨て)そして全員に5金配られます。 


資源は手に入れると勝利点が手に入るし、売ればお金に変えられます。しかし持ちすぎると、ただ失ってしまうというシステムなのです。


新版

さて、新版になりますが、こちらも3~4人となっています。



ボードも明るいイメージのある色を使っており、人も船に乗ってやってくるということでカードディスプレイも人数によって多く見れるようになっています。


今回大きく変わったのはアクションポイントの扱いとゲーム終了条件でしょうか。




新版の手番の流れはこうなります。


プロットフェイス


プレイヤー全員がこれらの11枚のタイルのうち4枚を裏にして、アクションの計画を立てます。


アクションポイントの確認


今回大幅に変わったのは全員が32点のアクションポイントを持った状態で始まります。


プレイの手番順もアクションポイントが大きい人が行うようになりました。


そのおかげで手番が回ってこない場合もあります。


計画を立てたアクションタイルに準じてアクションポイントを消費します。


マーケットで売却する価格は同一になりました。



カードの入手する建物は一緒ですが、手番順よって入手できるエリアが変わってきます。


コミュニティーには初期からカードが置かれており、原住民と市長が置かれています。


アクションが終わったらカードの補充を行って次のプレイヤーの手番になります。


当然マインアウトはあるのですが、旧版と違い、コミュニティーに置かれている市長のカードだけが救済になっていますが、お金のマインアウトでもどっくるお金は1金だけです。


あと地味に追加されたのはコミュニティー置けないカードの種類が増えています。カードを捨てるごとに掘削力を得るルールが追加されています。


ゲーム終了条件はプレイヤー全員がー1以下となり勝利点が高い人がゲームに勝利します。



ソロモードもついており、結構マインアウトを引き起こしてくるので厄介です。対戦というよりスコアアタックとなっており、マインアウトのシステムややり方を覚えるのには丁度いいプレイ感となっています。


感想


旧版と比較した感じ、プレイ時間がかかるのは旧版の方です。しかしプレイ感として物足りなさを感じるのは新版の方だと思います。


マインアウトとしての共通資源の取り合いによる駆け引きはどちらもあるものの、カードゲームとしての要素を楽しめるのは旧版かなと思います。

もう少し長く楽しみたいのならアクションポイントが-10でもいいのかなと思ったりします。


ご興味がありましたら試してみてはいかがでしょうか。

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