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  • 2人~6人
  • 60分前後
  • 1989年~

マジックマスター稲妻老人さんのルール/インスト

189名
0名
0
約3年前

【コンポーネント】

説明書 1枚

カード 100枚


ルールを説明する前に、各カードについて説明をしておきたいと思います。

カード説明中に不明な単語が出てきた場合は、後述のルール説明でなされると思って下さい。


場に出しておけるカードの種類

【キャラクターカード】(24枚)

王位継承者(10枚) 王位継承者が1以上のカード。数字は黒字で記載されていて、同じ黒字で記載

             されていている「騎士団」と「兵士」のリーダーになれます。

左から 攻撃力:0 防御力:3 移動レベル:3 王位継承権:6


戦士(6枚) 数字は青字で記載されています。王位継承権は0ですが、アイテム等により王位継承権が

        1以上になれば王位継承権を主張出来ます。「エルフ」や「ドワーフ」等の青の数字の戦闘

        部隊のリーダーになれます。

左から 攻撃力:1D+3 防御力:8 移動レベル:3 王位継承権:0


魔術士(8枚) 数字は赤字で記載されています。攻撃力はありませんが、魔法カードを使って攻撃を

          行う事が出来ます。

          下記の魔術士ガンダウルフを例に挙げます。

          (1)と書いてあるのは、魔法の成功率とダメージに1だけ有利になります。

          また、王位継承権は-3ですが、アイテム等によって王位継承権が1以上になれば、

          王位継承権を主張出来ます。魔術士は、青い数字の戦闘部隊でも赤い数字の戦闘部隊

          でもリーダーになる事が出来ますが、赤と青の数字の混成部隊を編成は出来ません。

左から 魔法に使用する値:1 防御力:7移動レベル:3 王位継承権:-3


【戦闘部隊】(20枚)

黒い数字のカード(6枚) 騎士団と兵士の正規軍で、王位継承権が1以上のキャラクターに指揮されます。

左から 攻撃力:1D+1 防御力:10 移動レベル:2 王位継承権:0


青い数字のカード(7枚) 「エルフ」や「ドワーフ」などで、戦士か魔術士に指揮されます。

左から 攻撃力:1D+2 防御力:13 移動レベル:1 王位継承権:0


赤い数字のカード(7枚) モンスターの戦闘部隊で、魔術士に指揮されます。

左から 攻撃力:1D 防御力:11 移動レベル:1 王位継承権:-1


【アイテムカード】(9枚)

1:王位継承権を高めるもの 王冠、王しゃく、宝珠、宝剣の4つです。宝珠と宝剣は攻撃力や防御力を強化します。


2:戦闘能力を高めるカード 剣、鎧、宝珠です。攻撃力をもつ王位継承者が剣か鎧を持つと戦士としても

              扱われ、青い数字の戦闘部隊のリーダーにもなれます。

              ただし、魔術士は剣や鎧は持てません。


3:魅了の杖 このカードを持つと、赤い数字の部隊のリーダーにもなる事が出来ます。


【地形のカード】(8枚)

城、森、洞窟のカードで、防御力を強化する事が出来ます。ただし、移動レベルは0になってしまいますので、こちらから攻撃を仕掛ける事が出来なくなってしまいます。

城カードは、王位継承権が1以上でないと使う事が出来ません。ただし、王位継承権の数値には城の括弧の数値を加算する事が出来ます。



使い捨てのカードの種類

「攻撃」や「攻撃されたとき」に1回だけ使えるカードで、以下の3種類があります。

【使い捨てのキャラクターカード】(12枚)

・聖職者:死亡したキャラクターを生き返られせる事が出来ます。または、アンデッドのカードを除去出来ます。

・伝書使:2つのグループで攻撃する事が出来ます。3人以上のプレイヤーでプレイしている場合、他のプレイヤーのグループと攻撃する事も出来ます。ただし、当該プレイヤーの承認が必要です。

・暗殺者:キャラクターだけを攻撃出来ます。暗殺者の攻撃には、地形と戦闘部隊の防御力は無視されます。暗殺者の攻撃力がキャラクターの防御力(+アイテムの防御力)以上になれば暗殺が成功します。

・道化:ダイスの目を宣言してその通りに出せば、相手のグループを自分のものに出来ます。


【攻撃カード】(8枚)

・ドラゴンカード:地形カード以外のグループの1番外側にあるカード1枚だけを攻撃します。ドラゴンの攻撃力が対象のカードの防御力以上になれば対象のカードを除去出来ます。

・亡霊、狼、洞窟熊:カードに記載のある地形にいるグループで、地形カード以外のグループの1番外側にあるカード1枚だけを攻撃します。その攻撃力が対象の防御力以上になれば対象のカードを除去出来ます。

・破城槌:城にいる敵に攻撃を仕掛ける際に一緒に使います。というよりは、城に籠もる敵にしか使えません。通常の攻撃力にこの破城槌の攻撃力も加算出来ます。城は防御力も高く、王位継承権を上げるので、破壊出来るものなら破壊しておきたいでしょう。

・ロマンス:王女と男性の戦士のように、異性のキャラクターに対して使う事が出来ます。ダイスを振って、出目が5か6ならば相手のグループは自分のものとなります。カップルになったカードは重ねて置いておきます。能力は必要に応じて、どちらの能力でも使えます。


【魔法カード】(19枚)

魔法で攻撃する時は場に魔術士が出ていないと使用出来ません。

防御で使用する場合には、そのグループに魔術士がいないと使用出来ません。

ほとんどの魔法はカードを読めば理解出来ると思いますが、誤用しない為にも一応記載しておきます。

・ファイヤーボール:単独で特定のカードを攻撃する事も出来ますし、通常攻撃時に攻撃力を高める為に使用する事も出来ます。

・ライトニングボルト:グループの1番外側のカード1枚だけを対象に攻撃します。防御力は対象のカードの防御力のみで判定となります。

・開門:城カードに対してのみ使用可能。ダイスを振って3以上が出ると、城カードを除去出来ます。

・木の精:ダイスを振って4以上が出ると、森にいるグループを全滅させる事が出来ます。

・地の精:ダイスを振って4以上が出ると、洞窟にいるグループを全滅させる事が出来ます。

・石化:ダイスを振って4以上が出ると、地形カード以外で1番外側のカードを除去する事が出来ます。

・テレポーテーション:ダイスを振って4以上が出ると、グループ全体が移動した事になります。

 例1)攻撃を避ける

 例2)地形の中に入ったとして、地形効果を無視しての攻撃が可能。

 例3)木の精、地の精が成功した時、当該地形から移動して全滅を避ける事が可能。

・アイスストーム:ダイスを振って5以上が出ると呪文は成功です。次に効果の判定を行います。

 まず、アイスストームの攻撃力を決定する為にダイスを6個振り、ダイス目を全て足した値がアイスストームの攻撃力となります。この攻撃力分だけ、グループの外側から除去していく事になります。

例)アイスストームの攻撃力が20だったとします。

  目標のグループの防御力が外側から以下のようだったとします。

   兵士1 防御力 7

   兵士2 防御力 8

   兵士3 防御力 6


 この場合、兵士1と兵士2は除去されますが、兵士3は助かります。

 もしアイスストームの攻撃力が21だった場合には、兵士3も除去されます。

・虚無:ダイスを振って5か6ならば、対象のグループを全て除去出来ます。ただし魔法に失敗したならば、魔術士が除去されます。

・シールド:通常攻撃を仕掛けられた際に使用出来ます。ダイスを振り、3以上であれば攻撃は無効となります。

・ディスペルマジック:魔法カードによる攻撃の効果があった時に使用出来ます。ダイスを振り、3以上であれば魔法の効果を無効に出来ます。


※全ての魔法カードは対象を取るものと考えます。

 例えば「開門」呪文で除去出来るのは、対象の「城」だけであって全ての「城」ではないと推察します。



【インスト】

1)キャラクターカードとその他のカードを分けます。

 キャラクターカードの裏側は白ベースのカード、その他のカードはネイビーブルーベースのカードです。

 スリーブに入れる方は、裏側も見られる透明なスリーブを使用した方が良いかもしれません。


2)キャラクターカードのうち、魔術士カードを裏にしてシャッフルして、各プレイヤーに同じ枚数を配ります。

プレイヤー数 配布する魔術士カードの数
2人 3枚
3人 2枚
4人 2枚
5人 1枚
6人 1枚

余ったカードは今回のプレイでは使用しませんので別に置いておいて下さい。

※この部分は説明書に明記はないのですが、魔術士の人数が異なるとだいぶ戦力が異なってしまのでこのように解釈させて頂きました。


3)魔術士以外の他のキャラクターカードを裏にしてシャッフルして、各プレイヤーに同じ枚数を配ります。

プレイヤー数 配布するカード数
2人 4枚
3人 4枚
4人 3枚
5人 3枚
6人 2枚

カードを配った時に、王位継承権が1以上あるカードが1枚もなかった場合には、カードを集め直して再配布して下さい。


4)配布した後で余ったキャラクターカードは、このゲームでは使用しませんので別に置いておいて下さい。

5)キャラクター以外のカードを裏にしてシャッフルし、中央に置いて山札とします。

6)各プレイヤーが一斉に王位継承者のカードを1枚ずつ出します。

7)1番王位継承権が高いプレイヤーに10枚のカードを配ります。

  2番目に王位継承権が高いプレイヤーに9枚のカードを、3番目に王位継承権が高いプレイヤーに8枚をという感じで、1枚ずつカードを減らして配ります。

  もし、王位継承権の値が同じプレイヤーがいた場合は、カードの枚数は同じ枚数を配り、順番だけをダイスを振って決定しておいて下さい。

8)1番王位継承権の高いプレイヤーから、カードを出して組み替えを行い、グループを作成します。

  この手順については後述致します。

9)山札の上から5枚を引いて表にして、場札とします。

10)席次を7で決めた王位継承権の低い順に並び替えます。

   王位継承権が同じ人の場合は、順番を決めておいたので、この順番で席次を決定します。

   以降、何らかの理由により王位継承権の数値が変わっても、順番は変わりません。


★組み替えとグループ

各プレイヤーはグループをいくつか保持して戦闘を行う事になります。

最終的な王位継承者を決定する際にもグループを1つは保持していないと継承権争いに参加する事も出来ません。

以下にグループの作成・保持方法を記載します。

1)グループには、必ず1枚のキャラクターが必要

キャラクターが1枚だけでもグループになりますが、組み替えが終了した時点でキャラクターがいないグループは、そのグループのカードを全て捨て札としなければなりません。

何らかの理由により自分の手番以外でキャラクターがいなくなっても、自分の手番がくるまではグループとして扱います。

なお、全てのキャラクターカードを場に出す必要はありません。


2)組み替えは何枚でも自由に行える

手札からカードを出して、グループを作成します。

1度場に出してから、カードのグループ間の移動は自由です。

ただし、1度場に出したカードを手札に戻す事は出来ません。

捨て札とする事は自由です。


3)カードを並べる順序はキャラクター、アイテム、戦闘部隊、地形の順

キャラクターを1番手前に置き、その次にカードを置いていきます。

カードを置く順番は上述の通りですが、ないもの、または置きたくはないものを置く必要はありません。

ただし、他プレイヤーから見えやすいように、カード上部の数値部分は見えるように置いて下さい。

また、キャラクター、地形は1枚しか置けません。(地形は置かないでも構いませんが)

アイテムと戦闘部隊は何枚置いても構いません。


4)グループの「攻撃力」、「防御力」は全てのカードの合計となる

グループの攻撃力と防御力は、全てのカードの合計となります。


5)移動レベルは1番低いカードのものとなる

移動レベルは、グループ内で1番低い移動レベルの値と同じになります。

地形は防御力が高いだけに、移動レベルは0になります。

つまり通常攻撃が出来なくなります。

また、移動レベルが設定されていないカードは無視します。

もっとも次の手番の組み替え時にカードを組み替えれば移動レベルも変化します。


6)王位継承権は全てのカードの合計となる

攻撃力や防御力と同様に王位継承権もグループ内の全てのカードの合計となります。


7)グループは3つまで

各プレイヤーはグループを3つまで保持出来ます。

組み替えの結果、どうしてもグループが4つ以上になる場合には、カードを捨て札として下さい。



【ルール】

ゲームは最初に王位継承権が低かったプレイヤーから行います。

以降は決められた席次の順番でプレイが行われます。


自分の手番になったプレイヤーは以下のアクションを行います。

1)組み替え

2)攻撃

3)カードの補充


これらのアクションが終了したら手番を次のプレイヤーにします。


【組み替え】

前述の通り、グループの組み替えを行います。

【攻撃】

1)攻撃は、1回の手番で1回だけ行う事が出来ます。(必ず攻撃する必要はありません)

2)攻撃には、グループの攻撃力を主にした通常の攻撃と、使い捨てのカードを使った攻撃の2種類があります。どちらを選択するかは各プレイヤーに任されています。

3)通常攻撃は移動レベルが1以上のグループが行えます。

  次に自分のどのグループが、相手のどのグループに攻撃するのかを宣言します。

  ただし、自分の攻撃グループの移動レベルが攻撃相手のグループの移動レベル以上でないと攻撃出来ません。

4)攻撃時、伝書使、破城槌、ファイヤーボールのいずれかを出して、攻撃を優位に持ち込む事が出来ます。

5)攻撃の際には、ダイスを振ってグループの攻撃力を求めます。その値が攻撃対象のグループの防御力以上であった場合、1番外側のカードが破壊された事になります。もし、攻撃力が防御力より小さい時には攻撃の効果はなしという事で、何も被害はなしで両者そのままとなります。

6)もう一つの攻撃方法である使い捨てのカードを利用した攻撃を行う場合は、そのカードを1枚出して、どのグループを攻撃するかを宣言します。ちなみにシーフやロマンスも攻撃とみなします。

7)ダイスを振り、攻撃が成功したかどうか、あるいは攻撃力を決定します。これは各カードの指示に従って下さい。

8)攻撃される側は、そのグループに魔術士がいれば、シールド、ディスペルマジック、テレポーテーションなどのカードを出して、攻撃を防ぐ事が出来ます。

9)キャラクターが攻撃されて負けた時、ただちにクレリックのカードを出して、キャラクターを生き返らせる事が出来ます。

10)攻撃によってキャラクターカードが除去され、クレリックによる復活もない場合、キャラクターが持っていたアイテムは攻撃したプレイヤーのものになります。奪取したアイテムは、組み替えと同様に場に出ているキャラクターのものとします。

11)攻撃によりアイテムを入手した時、ロマンスによりグループを入手した時以外では、攻撃終了後にカードを組み替える事は出来ません。

12)アイテムカードが1番外側の場合は、キャラクターが直接攻撃されている事になります。


【カードの補充】

1)攻撃終了時、キャラクターカード以外の手札が5枚以上ある時は、4枚以下になるようにカードを捨てなければなりません。

2)攻撃終了時、キャラクターカード以外の手札が4枚以下ならば、表になっている5枚の場札の中から1枚を選んで自分の手札とします。

3)山札から場札を1枚補充します。これで手番は終了となります。また、仮に山札が無くなった場合は、場札は補充しません。

4)場札が無くなった場合、カードを補充する代わりにダイスを1個振ります。カードが無くなって1順目に1の目が出たらその次点でゲームは終了となります。

2順目ならば2以下、3順目ならば3以下といったように、終了となる出目は多くなります。

そして6順目には必ずゲームは終了します。

※場札が無くなってからは、各プレイヤーは補充が出来なくなります。その代わりに終了を決めるダイスを手番プレイヤーは必ず振る事になります。誰の手番で場札が無くなったかは、覚えておくようにして下さい。


◎勝敗の決定方法

勝敗の決まり方にはいくつかあります。

1)1人だけ脱落しないで生き残る

自分の手番で組み替えが終了した時点で、グループを1つも作れなかった場合、プレイヤーは脱落します。

全てのカードを捨て札とします。

そして1人だけ脱落しないで生き残ったプレイヤーが勝者となります。


2)王権を示すアイテムを全て揃える

王権を表す王冠、王しゃく、宝珠、宝剣の4枚のカードを集めて1グループに集めれば、そのプレイヤーの勝利となります。

ただし、自分の手番の組み替えで4枚のカードを揃えた場合には、もう1順しなければ勝利とはなりません。

ただし、前の手番で、1つでも王権を表すカードを所持していた場合は、もう1順する必要はありません。


3)時間切れ

補充するカードが無くなり、ダイスの目でゲームが終了した場合、その時点で1番高い王位継承権を持つキャラクターが王位を継ぐ事になり、そのプレイヤーが勝利します。

この時、グループ内の全ての王位継承権をマイナスも含めて合計して比べます。

もし、2人以上のグループのキャラクターの王位継承権が同じならば、次点のキャラクターが王位を継ぐ事になります。

もし、次点のキャラクターも複数いるようでしたら、さらに次の継承権のキャラクターが王位を継ぐ事になります。

ちなみに、ゲーム終了時点でグループの組み替えを行う事は出来ません。


なお、このゲームは勝利者が1人いるだけで、2位等の順位はありません。

2位なんていないんです。

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