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バスルートをつくろう・ダイスLet's Make a Bus Route Dice

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  • バスルートをつくろう・ダイスの画像

『バスルートをつくろう』をダイスで遊ぼう!!

saashi&saashiさんの紙ペンダイスゲーム。ニュースボーイが楽しかったのできっとこちらもと思い購入。またテイストの違う悩ましさがあって楽しめましたので、ソロプレイのみですがご紹介です。


概 要

テーマ:バス会社の社員になって町にバス路線を作る。渋滞を避けたり通勤者のために駅を通ったり、色々なニーズにあわせた路線にしてより良い路線を作るというもの。

ラウンド:ラウンドというか手番12回で1ゲーム終了。

ソロ:オートマなしのスコアアタック。2ゲーム連続でやってその合計点。ただし2ゲーム目は前のゲームで通過した道路を通るとき「渋滞」判定になる等いくつかの変化点あり。


コンポーネント

ホワイトボード仕様のプレイヤーボード2枚とマップボードが1枚。それぞれ両面仕様です。

それと青・赤(ピンク)のホワイトボードマーカーも2人分。

専用の目になっている6面ダイスが7個(黒1・白6)

スタート位置などを決める対応表&サマリーが1つ。ソロだと使わないけどスタPマーカーも。

あと、箱の裏がダイストレイになるようになってました。これすごい親切。

中はこんな感じです。


ゲームについて(ざっくり)

まずスタート地点と得点になる通過ポイントA~C(路線計画)の決定し、ボードに記入したらスタート。

手番の流れは次のとおり。

①ラウンドを示す「先手番カウンター」(12個あります)をチェックする。

②白ダイスを5個振り、うち3つを選択し、個人ボードにチェックする。

③残った2つのうち1つを選び、どのダイスを選んだか個人ボードにチェックして、示された路線をマップボードに記入する

やることはこれだけ。これだけなんですが、ダイス選択がすごく悩ましい感じになっています。

さらに、ソロの場合は2ゲームを続けてやるのですが、2ゲーム目は1ゲーム目で書いた路線をそのまま残した状態でプレイ。同一路線を通過する場合はすべからく「渋滞」(後述します)扱いになるという仕様。ルートどりも後のことを考えると非常に悩ましい。


①個人ボードのダイス選択

選択できるダイス目は6種類。それに合わせて6つのチェック欄があります。


観光客(紫):1列最大4つまでチェック可能。ただしマップ上で「観光地」に到達したら即時得点化し、開いてても次の列からのチェックになる。得点化前の4つチェック済み状態で新たにチェックはできない。


通勤客(青):1列最大3つまでチェック可能。これも観光客と同じくマップ上で「駅」に到達したら即時得点化。2マス・3マスまで行ってた場合は別途ボーナス(高齢者・観光客1つ)あり。得点化前の3つチェック済状態で新たにチェックは不可。


学生(灰):最大8つまでチェック可能。マップボードで通過した「大学」の数を乗じた数が得点。


高齢者(橙):最大10個。これだけ単体で成立。とればとっただけ終了時得点になります。


子連れ客(緑):これが中々。3つのマークがそれぞれ5個ずつあって、まずマップで該当するところを通過したら〇が描ける。〇のある所だけダイス選択時に塗りつぶしが可能。枠がないのに選択は不可。1列最大20点。丸だけついているところは2つで1点になる。


赤色(赤):これだけ色名称。赤アイコン2つ+観光客・通勤者・学生のどれかの3つセットで1つ特殊能力解放。出目変更・振り直し・黒ダイス使用の3種。出目変更は便利。非常に便利。1つあたり4点になります。



②ルート決定のダイス選択

個人ボードには6マス×2回分のチェックマスと描けるルート図が示されています。ラウンドは12。なのでうまく全てのチェックがうまるよう選択しつつ、自分の進みたいルート(観光地やアルファベットのポイント等)を進んでいく必要があります。

しかしそんな上手くいかない。選んだダイスは直線なのに、行き先は1つ折れないと進めない。もう選択できるダイスがない。なんか渋滞が発生している。そういったときは次の処理が出てきます。(左から順にみてください)。


左)行ダイスが選べない:進行経路ペナルティの1マスにチェックを入れ、2つの選択ダイスのうちどちらかに対応する線路を記入する。

中)進む方向を変えたい:進行経路変更スペースを1マス(上から順番)チェックし、直線をカーブ、カーブを曲線にすることが可能。「観光客」ダイスの経路(直線3つ)を全部カーブにすることも3つチェックすれば可能。やらないけど。1ゲーム中最大5回までしか使えない&減点なので使いどころ注意。

右)渋滞…:マップには赤&破線で「渋滞」を示す道がいくつかあります。これを通過するときは個人ボード上の渋滞のマスを左上から順に1つずつチェックしていきます。全てが減点ではないので、多少は踏んでも仕方がない。ルート変更やダイス選択不可のが減点大きい。


そんなかんじで、マップに点在する施設(大学・駅・観光地)や路線計画で決めたアルファベットのポイント、子連れ客がいるポイント(3種アイコン)など、ダイス目と相談しながら上手く選択していきます。

残りの選択可能なダイスとルート、得点行動、渋滞除け、ポイント通過など、中盤以降非常に悩ましい感じになっていきます。ダイス運がひどいとどうにもならないこともあるので、特殊ダイス1つは確保しておきたいところ。(まさかの赤アイコン5とかないわけじゃないんで)


1ゲーム目の終了と2ゲーム目

12回の手番後1ゲーム目の終了で、得点計算を行い、総得点のみを残して個人ボードをリセットします(もう1枚のボードを使ってもいいかも)。

【1ゲーム目終了時のボード。左はTOTALのとこだけ残して全消し。右はそのまま残します。外側によせてはみたけれど…といった感じのルートどり。】

2ゲーム目も流れは同じですが、以下の点が変わります。

・1ゲーム目で獲得した特殊効果の持ち越し(任意。持ってくると該当箇所の得点やチェック不可になる)。

・路線計画のアルファベットは自分で選択可能(1ゲーム目と違うもの)

・スタート地点は1ゲーム目同様ダイス目で決める。アイコンは同じでもいいけど1ゲーム目と同じ位置は×。

・1ゲーム目の路線を通る際は全て「渋滞」処理。1ゲーム目のルートどりが自分の枷になってきます。


そうして2ゲーム目を終えて、得点を出したら、1ゲーム目の得点と合わせた総得点を出します。この得点で9段階のランク判定がなされます。

【初プレイ:2ゲーム終了時のマップ&個人ボード。得点は166点「待ち望まれた路線」。下から4番目】


感想

ダイス運と選択のバランスが絶妙な紙ペンゲームでした。5個振って3個選んで2個から1個選んで…ってだけなのに、ルートや得点要素、2ゲーム目のこととか考えるとものすごく悩ましい。割と何を選んでも少しの得点にはなるんですが、計画的に行こうとすると結構シビア。

観光地や駅なんかは通過しないと得点にできないし、それなら最大効率で行きたいけどMaxで次通過する前にたくさん出たりとか、子連れに優しくない路線取ってしまってるのに出目は子連れ客まみれとか、ままなりません。受け皿の準備って大事。

そうしてどうにか1ゲーム終えて2ゲーム目。今度は過去の自分が邪魔してきます。1ゲーム目であえて赤の渋滞ライン通っておいた方が得点伸びるのかも。

手番数×描ける線の数(1~3)を考えると、全てを網羅することは不可能なので、出目に応じてどこを特化させるかというよりは満遍なくいきつつどこを捨てるかを考えるゲームなのかなとやってて思いました。

今回紹介時に使用したのは2つあるマップのうちの1つ「都市マップ」でしたが、裏面の「火星」マップはワープゾーンがあったり中々カオス。1粒で2度おいしい。

2人プレイだとまた違う感じ(ダイスの取り合いとか?)になりそうですが、ソロプレイでもかなり楽しめました。

あとは、ルールが箱サイズやデザインに反して結構ボリュームあるので、ある程度ゲーム慣れした人向けなのかなという印象です。箱サイズも絵柄もかわいいし、プレイ時間も30分弱なのに、がっつり中量級の満足感でした。

ということで、ちょっと変わった紙ペンゲームをやりたい方、非常におすすめとさせていただきます。

最も読まれているレビューを表示しました
  1. 投稿者:じむや
バスルートをつくろう・ダイス
バスルートをつくろう・ダイスの通販
マップにバス路線を描いていくゲーム『バスルートをつくろう』の面白さを残しつつ、ダイスゲームとして1〜2人用に作り変えた新しいゲーム
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テーマ/フレーバー
世界観/基本テーマ
作品データ
タイトルバスルートをつくろう・ダイス
原題・英題表記Let's Make a Bus Route Dice
参加人数1人~2人
プレイ時間30分前後
対象年齢12歳から
発売時期2021年~
参考価格2,800円
クレジット
ゲームデザイン
アートワーク
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心理戦・ブラフ0
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続きを読む(4ヶ月前)
じむや
じむや
115名
1名
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4/5点バスルートをつくろうの2人用紙ペンダイスゲーム。(そちらは未プレイ)やること自体は手番プレイヤーがダイス6個振りそのうち3つの目で個人のボードを埋め手番外プレイヤーが残りの目の中から1つ選択してバスルートを書き込んでいく。それを交互に12ラウンド繰り返す。このへんは...
続きを読む(3年弱前)
ワタル
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