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  • 2人用
  • 15分前後
  • 12歳~
  • 2023年~

イジンデンおとんさんのレビュー

1248名
3名
0
3ヶ月前

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ボドゲ300種を所有し、軽〜中量級を中心にプレイするゲーマーの「テストプレイ」での所見です。2024年8月


【どんなゲーム?】

2人対戦専用、バトル型トレーディングカードゲーム(TCG)です。

ジャンル名には「トレード」と付いていますが、実際には交換なんかしないで、ブースターパックを買うのが主流だと思います。

ダイソーで販売しており、いずれも1つ、110円(税込)


(上側4つが基本デッキのスターターパック。下側2つがブースターパック。)


【TCGのレビューにあたって】

そもそもTCGがボードゲームのカテゴリーに含まれるかも分かりませんが(個人的には別枠の印象が強い)、日頃からダイソーのボドゲ関連商品に注目していたこともあって、同じ棚に並んでいた「イジンデン」も気になったので購入してみました。


今回購入したのは、スターターデッキ4種類、さらにブースターパック2つです。全て開封して一通りのルールを確認し、テストプレイしましたので、ボードゲームを軸として遊んでいるゲーマーの視点で感じた事を書き留めてみます。

(当方、ガチな2人対戦ゲームを出来るような人脈がありませんので、実戦のレビューはいつになるかは分かりません。なお、有名どころのTCGもほぼ未経験です。)


【感想】

まず、手に取った時の第一印象は「イラストのクオリティにムラがある」でした。ゲームのコンポーネントとしての統一感を期待すると、テイストのごちゃ混ぜ感が気になるところです。

これは複数の絵師さんを起用するTCGの宿命なのでしょうが、作る側のご苦労もあるでしょうし、複雑な気持ちです。


一方でルールについては、シンプルな流れで遊びやすそう、という印象を受けました。説明書を読んだだけでも面白そうだし、処理も簡単(面倒じゃなさそう)でした。

このTCGというジャンルは既に何度かブームを迎えているので、「イジンデン」も数多のシステムを土台に作ったのでしょうね。ゲームのシステムとしてはコレが完成形なのかもしれません。


そしてバトルゲームですから、一番気になるのは戦闘ですよね。とはいえ、トレーディングカードゲームの参入障壁になっているのも、バトルの煩雑な計算だと思います。(今までは、それが面倒そうで敬遠してました。)

その点、このゲームが遊びやすいのは、「プレイヤーに攻撃が及ぶと一撃敗北」がルールになっているところです。これにより、HPの計算&記録が不要なので、ストレスフリーに遊べます。

ただ、それだけだとゲームにならないので、盾役の「ガーディアン」がシステムとして用意されています。開始前のセッティングで、各自のデッキからランダムな4枚が場に置かれ、これが実質的なHP(つまり4ポイント)になっていて、攻撃を受けたら1ポイントずつ(カードが1枚ずつ)剥がれていきます。なんともシンプル。

そして、ゲームのメインとなる攻防の判定も簡単です。計算が必要になる場合もありますが、基本は数字の大きさ比べだけなので、サッと見れば大小が分かります。そして、数字が小さい方のカードは一撃で破壊され、数字の大きい方は生き残り、ここでもカード毎のHPの管理は不要なわけです。


こんな風にどんどんカードの破壊が起こる事も手伝って、このゲームを特徴付けているのが「カード破壊が効果発動の主なトリガー」になっている点です。

これのおかげで、カードを破壊される事が必ずしも不利になるわけではなく、戦略的に破壊されるのもアリ、なのだと思います。


また、このシステムは「イジンデン」=偉人伝として、「偉人は死んでから認められる」というイメージにピッタリだと思ってます。


最後に、TCGの仕様としてブースターパックの追加購入という際限のないコストも見え隠れしており、そこにお金を掛けるくらいなら、新しいボードゲームを買う方がより楽しみが広がると考えるボードゲーマーが多いように思います。(少なくとも自分の周囲では。)

さらに、ボードゲームの場合は、初見の人に対してインストをしたら即刻プレイを始めるのが一般的ですが、TCGでは事前のカード収集からデッキ構築、コンボ考案、そして実戦も含めて「長期の遊び」なので、両方とも「卓上の知的な遊び」ではあるものの、遊ぶ相手や活用シーンはだいぶん隔たりがありそうです。

ご自身のゲームに対するスタンスを見極めて、合いそうなら飛び込んでみても良いゲームかな、と感じました。参考になれば幸いです。


⚫︎良い点

円熟期のTCGシステムだと思う。たぶん。

ゲームとしての完全度は高い。

面白いと思います。

煩雑な計算が必要ない。


⚫︎気になる点

TCGは実戦の前に色々準備が必要で、さらに対戦相手も見つけなければならない。

カード蒐集の沼。際限がない。

↑これらは、どのTCGでも共通する事ですが。


⚫︎悪い点

イラストのクオリティのムラは大きな課題だと思います。

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