5でーす！白州さんのレビュー

4/10

時事ネタをゲームにするので有名な国内デザイナーのゲームマーケット2018春の新作。

現金入りのかばんを盗られてしまった５ひろみとなり、自分の母親に電話をかけて本物の５ひろみであることを主張するというのがテーマｗ

ルールはとってもシンプルで、プレイヤーの１人が親になって、山札からカードをめくる。

カードは数字が１とか２とかの数字が入っており、これをちょうど５になるようにするのが目的。

最初は２枚引いて、片方を裏向きにして置いてゲームをすすめるため、親以外のプレイヤーは、本当に合計が５なのかどうなのかはわからない。

親はちょうど５になるか、５を超えてしまう（もしくは４とかで止める）と思ったら、「５でーす！」という。

他のプレイヤーはそれに対して、手持ちの金をベットすることができ、もし本当に５だったら銀行からお金をもらう（５ひろみもお金をもらう）。

しかし、もしごうけいが５じゃなかったら、５ひろみの詐欺犯ということで、出したお金は親にとられてしまう。

というブラフゲー笑

だが驚愕なのは最後のルール。

もちろん、このゲームではお金を一番多く稼いだ人が勝ちなのだが、その勝ったプレイヤーは、「５ひろみに一番似ていたプレイヤーを指名し、その人も勝利する」というとんでもないルールがあるｗ

なので、とにかくみんな５ひろみの真似をしまくる笑

ジャパーン！とか言うのは序の口で、シャツを着ていたらとりあえずバッバッと開いていればそれっぽく見えてたりともうカオス。

５ひろみのネタが満載なので、知っていないとちょっときついかもしれない。

あと、親が大金を稼げるので親有利なのだが、人数が多いと親が均等に回らない可能性があるため、そこらへんを気にするなら、人数は少ない方がいい気もする。

とはいっても、運ゲーなのは変わらないので、まさにネタとわりきって遊ぼう。

ゲーム的評価としては、正直３だが、ぶっ飛んだルールと５ひろみのものまねがウケるので、＋１としておく。