グルーミーグレイブスレビュー評価など3件（Gloomy Graves）

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墓場造り…という暗そうなテーマとは裏腹に、相乗り・出し抜きが目まぐるしく変わる賑やかな陣取り合戦！

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　上下２つの絵柄で構成された特殊な長細いサイズのカードを使用。

　中央の全プレイヤー共同の墓地スペースとプレイヤー個人の墓地に別れていて、毎ラウンド山札から手番のプレイヤーがカードを引き、自分の墓地と共同墓地にそれぞれ１枚ずつ配置していく。

　そして、同じ色のマス目の連なりを個人墓地と共同墓地で足した数が規定の枚数に連なっているならば、早い者勝ちで場の得点カードを獲得できる。どれか１色の得点カードが無くなるか、山札が無くなれば終了。最終的に得点が多いものが勝利。

　1枚は個人墓地で３×３の合計９マス内でやりくりし配色をコントロール。

　もう１枚は共同墓地で半分だけ重ねながら拡張されるように配置していく等のルールがあるため、次第に共同墓地カードは連なりが長くなっていき高得点カードを狙えるが、共同墓地は他プレイヤーと共有なので相手も高得点に近づいてしまうハラハラ感が面白い。また、短めのカードをたくさん獲得してボーナスを狙い、そして早めにゲームを切り上げて逃げ切る選択肢もあるので、得点の残りを狙っての他プレイヤーとのエリアの読み合いが熱い！

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　他プレイヤーとの干渉はあるが共同墓地のみで個人墓地は邪魔されない為、あからさまな妨害にならないのが好印象。自分のスペース内でタイル配置をやり繰りしつつ、けれども他プレイヤーやゲームの流れを確実に左右する１手が毎回あるのは中々面白くてオススメ！

　テーマに関してあまり関連性が少ないのが残念だが、適度にダーク・ポップなので割とプレイしだすと気にならず、判り易い色分けと絵柄分けのおかげでプレイはし易かったです。

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投稿者：ビッチュウ

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テーマ/フレーバー

世界観/基本テーマ	ファンタジー（Fantasy）ホラー（Horror）

メカニクス

頻出するメカニクス	タイル・カード配置（Tile Placement）
得点や資源等の獲得ルール	セットコレクション（Set Collection）ハンドマネージメント（Hand Management）パターンビルディング（Pattern Building）
プレイヤーの干渉/影響アクション	場札の獲得（ドラフト / リミテッド）（Limited / Card Drafting）
その他のメカニクスや仕組み	パズル（Puzzle）

作品データ

タイトル	グルーミーグレイブス
原題・英題表記	Gloomy Graves
参加人数	2人～4人
プレイ時間	30分～45分
対象年齢	14歳から
発売時期	2020年～
参考価格	未登録

クレジット

ゲームデザイン	ジェフリー・アラーズ（Jeffrey D. Allers）
アートワーク	デヴィッド・シラジー（David Szilagyi）
関連企業/団体	レネゲード・ゲーム・スタジオ（Renegade Game Studios）

レーティング