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デューン:インペリウム白州さんのレビュー

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約2時間前
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6/10

2022年ドイツ年間エキスパートゲーム賞ノミネート、ドイツゲーム賞3位、現時点の世界ランキングが驚愕の6位(2024/10/7)という超高評価ゲーム。タイトル通り、デューンをボードゲーム化した作品。

他にレビューが多いので、ゲーム内容の詳細は割愛して、感想メインでレビューする。

「クランク!」作者によるゲームで、クランク!がデッキ構築+探索のような組み合わせだったが今作はデッキ構築+ワーカープレイスメントになっている。

この作者はデッキ構築と他のシステムの組み合わせが得意なんだなと思う一方、クランク!と同じく、入手できるカードがランダムで、効果もユニークなので、かなり運が強く感じる。まぁ、アメゲーだから、そりゃそうなんだが。

システム的な特徴は、ワーカープレイスメントで、置く場所がカードによって固定されてしまう点、ワーカーで使うときとそれ以外でカードの効果が変わる点だろう。ここは斬新でノミネートされるのもうなずける。

そういう意味では、王道の組み合わせだったクランク!とは、かなり違うゲームといえる。

また、世界観のこだわりは、これだけ評価されるアメゲーなだけあって、とてもしっかりしている。

デューンの世界観に合わせて、水やスパイスが貴重なのはもちろんのこと、カードによって派閥が違い、それらのカード構成によってパワーが違ったり、特にデッキ構築のカード購入のための資金を「説得力」として表現していたのは、とりあえずなんでも「金で購入」できるデッキ構築の世界観の崩れやすい点を考慮してるのもよかった。

逆に気になったのは、点を獲得するためのアクションが「同盟」か「カードプレイ」か「紛争」か「サンドワームの購入」しかなく、同名とカードプレイは、特定のカードがないと、そもそも無理なので、運が悪いとプレイングが「紛争」か「サンドワーム」に固定されてしまうのだが、同盟やカードプレイしていてもこれはできるので、普通に追いつけないのは気になった。まぁ、やる予定もないが、ここらへんは拡張でどうにかなっているだろうけど。

あとは、サンドワームの存在感の薄さ(笑)

このゲーム、よくもわるくも現代風のバランスにまとまっており、古の名作ともいえる昔の「デューン」のボードゲームは、毎ラウンド、サンドワームが出るか出ないかでゲームの流れが大きく変わる、アンバランスを尖らせてバランスを調整している尖ったゲームだったので、そのインパクトと比較すると優等生すぎるところが個人的には残念だったのでこの評価。

まぁ、キャッチーなゲームではあるので、テーマが好きな人もワーカーやデッキ構築が好きな人、名作好きなどは普通の楽しめると思うので、興味ある人はやってみてもいいんじゃないでしょうか。

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白州
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